vol.198「レア音源レビュー:ISOLA」
1.Egoiste Butterfly
2.Cruel
Kaya姫がSchwarz Stein(Rudolf Steiner)以前に在籍していたバンド。
ドラムは恐らく打ち込みですが、基本はバンドサウンドなので、今の…というか、全国区になってからのKaya姫を知る人には意外性たっぷりのサウンドかと思います。
「Egoiste Butterfly」はダークで退廃的な雰囲気のメロディが印象的なナンバー。「Cruel」はスピーディで攻撃的なビートが印象的なナンバー。今じゃたぶん聞けないシャウトが聞けます。
ボーカルは若干不安定ながらも、「Kaya姫が歌っている」と聞いてすぐ分かるくらいなので、この時点(正確にリリースされた時期は知りませんが…)でボーカルスタイルが固まっていたのが分かります。
元々CD-Rで、作られた数もものすごく少なく市場にはほとんど出てこないですが、Kaya姫にも「こういう時代があった」というのが分かるという意味でも、面白い音源だと思います。