今回は来年の1次試験に挑戦する初学者向けの記事です。
※先日の合格体験談で話した内容を含みます。

1次試験に合格するためにどのようなスケジュールを考えるかということですが、まず私の場合は、

「6月末のTAC公開模試の時点で合格できるレベルに達すること」

を目標に逆算したスケジュールを作っていました。

模試は本試験の1ヶ月前なのですが、この時点で合格できるレベルに達することで大きなメリットがあります。
①最後の1ヶ月を各科目の弱点補強に十分時間を割くことができる。
②最後の1ヶ月を法務や中小などの暗記の定着に十分時間を割くことができる。
③模試で合格レベルに達すれば大きな自信となり本試験に精神的な余裕を持って臨める。

まず①ですが、模試で合格レベルに達すれば殆どの科目の基本知識と応用力は身についているはずです。もしかすると1科目くらいは振るわなかった科目があったとしても、1ヶ月あれば十分補強できます。

次に②ですが、法務や中小などはどうしても覚えないといけないことが多いのですが、私の場合興味のなさもあり、すぐに忘れてしまい定着に苦労しました。なので最後の1ヶ月は法務や中小を多くやって少しでも忘れないようにしていました。

最後に③ですが、模試で成績がふるわなくてもそこから合格レベルに達することは可能です。但し自分のレベルが合格レベルに達したかどうかを確認する場はもう本試験しか残っていないため、本試験当日とても不安になると思います。模試の時点で合格レベルに達していれば後はそれを維持すれば合格だし、本試験に対してリラックスして臨むことができます。自分の経験上、試験で重要なのは当日の精神状態だと思います。

模試での合格レベルの設定は、
・7科目で420点以上(40点未満なし)
・A~Cランクの正答率が75%以上
と設定していました。

ちなみに私の模試の成績は、
経済:80(52.8)
財務:72(54.9)
経営:59(55.6)
運営:65(47.8)
法務:55(37.1)
情報:80(56.7)
中小:48(45.6)
総合:459(350.5)
でした。
※()内は平均点

A~Cランクの正答率は76.7%でしたので、自分で設定したレベルには達しました。
ですので、最後の1ヶ月は弱点補強、法務と中小の定着に努める事ができ、試験当日は非常にリラックスした状態で臨むことができたのですが、経済の非常に難易度の高い問題に精神的ダメージを受けたのでした(^^;

次回は上記スケジュールを踏まえた各フェーズでの到達点について書いてみようと思います。