環の会 -Motherly Network-           育ての親からの声

環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。


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この9月で母親業4年目になります。

当初から我家は「テリング」必須でした。息子の肌の色や顔 だちが国際的だからです。

赤ちゃん時代は、息子へのテリングもありますが、ご近所やママ友など外部とのコミュニケーションの中で「テリング」せざるを得ない状況で、最初は心臓が飛び出そうなくらい緊張しましたが息子の存在をしっかり受け止めるために逃げてはいけないと必死に向き合っていたことを思い出します。

外部へのテリングを通して少しずつ親自身がテリングに対して慣れ、度胸がつきました。

 

息子は、赤ちゃん時代から産みのお母さんに頂いたタオルケットを【〇〇ママ】と名付け肌身離さずいつも一緒に過ごしています。そのような事から日常会話にお母さんの名前や話が出るので3歳になる頃には産みのお母さんの存在を理解し嬉しそうに話してくれていました。

そのような事もあり、ご近所に赤ちゃんが産まれる機会に「赤ちゃんが産まれる事」について息子に当てはめながら絵本を読みながら話すことになりました。なんとなくもやもやと息子の中で理解出来ていたことが彼の中で腑に落ちました。

「僕は、〇〇ママから生まれた!」いつも明るく元気いっぱいな息子が嗚咽しながら泣きじゃくりました。「卵の時からママが良かった。何でママが産んでくれなかったの?」

「産んであげられるものであれば産んであげたいけれど残念ながら産めなかった。けれども、産みのお父さんとお母さんがいて、そして今の家族がある。ママはあなたに出会えただけでとても幸せだよ」と素直な気持ちを伝えました。泣きじゃくる息子の姿に親としてとても辛く気持ちに寄り添って一緒に泣くことしかできませんでした。

一週間ほど笑顔は消え言葉数少なく空を見上げて目は虚ろでした。

産みのお母さんと産みのお父さんの存在がなければ生まれて来なかったこと。

二人の存在があるからこそ今家族として毎日楽しく過ごしていられること。

産みのお父さんお母さんと育てのお父さんお母さんが居るのは、息子だけではなく環の会のお友達みんな同じこと。

息子は、環の会のお友達が同じであることにはっとした表情をし、安堵したようです。東京説明会などでお会いするお友達の存在は、彼にとってとても大きな存在になっています。心から感謝しております。

「あなたが生まれてきてくれて、ママをママにしてくれてありがとう」と息子に話しました。

「ママ、ありがとうじゃないよ。これからもよろしくだよ」と笑顔でハグをしてくれ息子はまだまだ小さいと思っていましたが、頼もしく感心しました。  

 

このように息子に対するテリングには産みのお父さんの存在も必須です。3歳になりお友達などから「外人」と言われるようになり肌の色など他者との違いに気づき質問をしてきます。

世界地図を広げたり、産みのお父さんの母国を動画で見たりしながら世界には顔も言葉も文化も違ういろんな人々が居る事を少しずつ学んでいます。

「君のこの黒い肌やクリクリのお目目や手足の長さ、逞しい体は、スペシャルだね。産みのお父さんとお母さんにありがとうだね~。すごくカッコいいから」と冗談を言いながらよく話します。

当初、親として「外人」とお友達に言われると落ち込んだりいじめられたりするのかなと冷や冷やしましたが「世界には肌の白い人、黒い人も居るんだよ~。知らないの?」「 I am Black」など自慢げに自信を持って話すようになりました。

息子を取り巻く環境は現在国際色豊かです。息子が視野を広く親の私たちに聞きにくい海外について肌の色や文化について自分自身の独自性をスペシャルなものとして受け止める機会を見つけながら彼なりに自分との相違点と一致点を手探りで探し成長をしています。

これからも産みの両親の存在を大切にしながら、全てと向き合い息子のすべてをしっかり受け止め、山あり谷あり一緒に考えながら親子共々成長をして行きたいと思います。  

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