2011-12-07 10:13:06

畳について

テーマ:役立つコラム
畳の上にごろんと横になり、イ草の香りに包まれる。日本人ならではの幸福感ですよね。

夏、大型スーパーの店内には茣蓙が一斉に並び、独特の匂いに包まれます。
しかし、あの匂い、イ草にしては刺激臭がきつ過ぎると思いませんか。
私は、未だに中国産の茣蓙には防虫剤が使用されているのではないかと睨んでいるのですが・・・。

畳も一時は中国産ばかりになりましたが、防虫のために劇薬が使ってあるという事実が判明しました。もちろん、弊社では中国産の畳は使用していません。
設計図の「特記仕様書」にも、畳表は国産を使用するように指示していますし、畳床に藁を使う場合はそれ以上に気をつけています。

畳表の最高級は何と言っても備後産。ちなみに江戸時代、この備後表は宿場の通行税が免除されていたそうです。

最近、多く使われるようになったのは熊本産。若い方に人気なのは琉球畳。
縁のないシンプルな感じがお洒落ですよね。よく見ると、イ草が一般のものより細く織りも細かい。縁を張らなくても角がきれいに曲がるのと、ささくれが起きにくいのはそのせいです。




変わったところでは、和紙製の畳表も面白いですよ。緑色だけじゃなくて、紫やピンクやいろいろな色が楽しめます。表面の色あせも少なく、かなり丈夫です。



そういえば以前、旅館の大浴場の脱衣場に、お客様の指定でビニール畳を入れました。濡れた足で歩いても大丈夫だし、耐久性が抜群だという理由でしたが、結構肌触りも自然で、柔道の畳のような味気なさは感じませんでした。


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