バクダッド・カフェ

テーマ:
 バグダッド・カフェ
監督:パーシー・アドロン
出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト、CCH.パウンダー
ジャック・パランス、クリスティーネ・カウフマン
(1987年/西独/108分)

“バクダッド・カフェへ行こう!ベガスのショーなんかメじゃないぜ”


寂れた砂漠のモーテル&カフェを舞台にそこに住む家族と、住み着いた人々を描いた作品。

女主人のブレンダは仕事に追われ、イライラしっ放し。グータラ亭主と喧嘩し追い出した直後に

砂漠の中トランクをひいてやってきた中年女性・ジャスミンが気にくわなくて仕方ない。

ブレンダは旅行途中で夫と喧嘩別れし、車を降りて歩いてやって来たのだった。


かの有名な“Calling You”を聞きたくて(笑)。

堪能しましたw

冒頭の喧嘩シーン。二組の争いを見せつけられちょっとうんざり(笑)

そんな中、私を一気にストーリーに引き込んだのは全然ストーリーに絡みのないジャスミンの妄想シーン(笑)『ただモンではないな!』と見ているウチにすっかり気分はバクダッド・カフェの一員に。

砂漠・廃れたモーテルと視覚的には決して「美しい」と分類できないと思うのですが、何だか心に残る風景です。


派手な盛り上がりはないのです。

パッと見怪しいジャスミンが、ブレンダの心を溶かし、お互いを必要とするようになる。

(そこまで長かったですけど!)後半は女性の友情を丁寧に映しています。


印象的なのは絵のモデルになるジャスミンが、滞在が延び、モデルを重ねるごとに衣服が少なくなっていき、ついには…!?バクダッド・カフェに滞在することでジャスミンの心も軽くなっていった事を現しているのでしょうか?自然体で周りを思いやり、好かれ、ジャスミン自身の変貌も見所です。


ゆっくりした曲に合わせ、淡々と進む物語。

ラストまでしんみり(?)魅せてくれます。(前半であきらめちゃダメです(笑))

ずっと見たかったけれど、敬遠してた映画。

観て良かったです。

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