ギャングスター・ナンバー1

テーマ:
ギャングスター・ナンバー1
監督:ポール・マクギガン
出演:ポール・ベタニー、マルコム・マクダウェル、
デヴィット・シューリス
(2000年/英・独)
超えなければならない男がいる-


見てください!この悪そーな面構え!タイトルとポール・ベタニーの悪そうな面に惹かれて見てしまった。。。

60年代ロンドン。裏社会のトップに君臨するボスに異常なまでの憧れを抱く一人のギャング(ポール・ベタニー)。ボス(デヴィット・シューリス)の右腕にまで上り詰めるが幻滅から裏切る。ボスを陥れ自らが裏社会の王に成り上がるが-。そうして得たものは-。


まず、スーツ姿がキマッてます!(フェチなので…)ポール・ベタニーもデヴィット・シューリスも素敵!

55歳のギャングスターをマルコム・マクダウェルが演じていますが、若い頃を演じているポール・ベタニーがマルコム・マクダウェルの若い頃そっくり!(時計仕掛けのオレンジの凶暴なアレックスね)でも他の登場人物の老け方に比べると不自然なくらい歳とってる印象うけました。

音楽が60年代を感じさせてくれますwかなりイイ感じです。

若きギャングスタ-は、サイコキラーよろしく敵を惨殺したりしますが、カメラのアングルがとても怖い。

思わず目を瞑ってしまいました。


畏敬・羨望・愛情がやがて嫉妬・失望・憎しみに。

若きギャングスターの心が野心で揺れ動く様が印象に残ります。怖いんですけど。

(内通者に『俺の目を見るんだ』と静かに語りかけるシーンがあるんですが、後ろ暗いことがなくてもあの目を見たら『ゴメンナサイ!』したくなってしまう。)

かつてのボスと再会し、自分の何処が違うのか!と問いつめる老いたギャングスター。

悪いことはなんでもやって巨額の金を稼ぎ、組織も大きくした。が、得たモノは何もない-。

ここではフレディ(デヴィット・シューリス)に拍手を送りたくなりました。


ロンドンの夜空に向かって「俺がナンバー1だ!」と吠えるギャングスター。

痛々しいラストでした。

ギャングの抗争ものとして見るのではなく、ヒトの心理を見る1本だと思います。

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