監督:マイケル・クリストファー 出演:アンジェリーナ・ジョリー/フェイ・ダナウェイ/エリザベス・ミッチェル (1998年/米) TV作品 |
アンジーを観たいが為に借りたのですが、スゴかったです。キレ具合が。熱演。
1970年後半~1980年代に活躍し、26歳で夭折したジア・キャランジ の生涯を描いた作品。
華々しい世界の中で、孤独と闘い、ドラッグに手を染めてしまうGIA。愛情に恵まれず、全身で「私を愛して!」オーラを放っているGIA。母親の愛と、同性の恋人の愛を得たかと思えば失ってしまったり。。。
波瀾万丈です。アンジーのかっちょいいプロポーション・キレた演技にも釘付けでしたが、恋人役のエリザベス・ミッチェル の自然な演技に思わず引き込まれました。
一つだけ、気になること。「手記と周囲の証言によって作られた作品」との事だったのですが、ラストあたりで主人公は恋人に手記を「預かってて」と渡してしまいます。ではそこから最後までは周りの記憶のみで作られたということですね!?まだAIDSに理解がなかった時代、とナレーションでもありましたが果たして母親は、恋人は、最後まで愛情を注いであげることができたのでしょうか?(映画の中では終わるチョット前にGIAを引き取るという話をしてました)話し手の都合のいいように記憶が改ざんされてないか、というところ。
微妙です。