初恋

テーマ:
ハピネット・ピクチャーズ
初恋

レントラックジャパン
三億円事件の犯人は女子高生だった

監督:塙幸成
出演:宮崎あおい、小出恵介
2006年/日本/
見に行こうと思ってたんです。「いつまでかな~」なんてのんきに調べていたらなんともうDVDが出ていた!
世の中の流れについていけていません、管理人です。


実行の日。バイクのカバーをはずせないまま車を追う。



さて昭和43年に起きた「三億円事件」をテーマにしたこの作品。原作の「中原みすず」と同姓同名のヒロインが出ることから、実行犯の手記を思わせる内容です。あおいちゃんは「犯人は彼女だったと思って作品に臨んだ」とインタビューで答えていました。ふーむ。確かに多く扱われる「三億円事件」の中で、あおいちゃん&小出恵介という事を除いても気になってしまう。犯人は女子高生だった、という触れ込みから一気に引き込まれてしまいます。孤独に耐え、やっと出会えた人。その人に頼まれればどんなに危険が伴うことでもかまわない。もう一人になるのは嫌だ!とても切ないです。


「大人になんかなりたくない!」「合格だ」
いつの間にか岸のことばかり見ている。
みすずは幼い頃に父を亡くした。母は兄を連れて出て行き、親戚の家で世話になっている。
友達もいない。自分の居場所がどこにもない。孤独で何にも興味をもてない。
「B」という喫茶店でたむろする若者達。実はそのリーダーは幼い頃に分かれた兄のリョウだ。
「どうしようもなくなったら来い」と店を教えられていたのだ。店の前に立ちすくむみすずは「B」の仲間に招き入れられる。
『大人になんかなりたくない!』ときっぱり言い切ったみすずに『合格だ』と手を差し伸べる男。
それがリョウの親友ありで東大生の岸だった。

と二人の出会いから、当時の学生闘争、時代の空気を感じます。ファッションも60年代風。
決して派手ではないけれど、静かに惹かれあっていく二人。そして二人に実行を決意させる時代背景。
犯人はお金が目的ではなかった。。。のかもしれないですね。
あおいちゃん、可愛いなぁ。結構暗い役どころなのですが、ひたむきな感じとか強がっているところとか雰囲気伝わります。ラストあたりの気力をなくしている演技では、本当にこっちがハラハラさせられました。


岸が帰ってこない

小出恵介氏は・・・目で演技しますねぇ。立ち姿とかスラーっとしてるしなんとなく気品が・・・?でも横ワケ似合わないと思うんです。。。「のだめ」の真澄ちゃんとは180度違う!でもこっちの役っぽいのが多いのかな~?このほかの作品も見てみたい!と思わせられましたよ~。

ラストシーンでは思わずほろり。あおいちゃんファンは必見。
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ANGEL-A<アンジェラ>

テーマ:
角川エンタテインメント
アンジェラ
監督:リュック・ベッソン
リー・ラスムッセン、ジャメル・ドゥブーズ
2005年/仏/90分
モノクロに包まれたパリ-。ひとりごちる冴えない男が一人。
借金のトラブルから絶対絶命のピンチに追い込まれたアンドレ。八方ふさがりとなった彼はセーヌ河へ身を投げようとする。
橋の欄干を乗り越え、いざ飛び込まんとしたそのとき、突然現れた長身・金髪の美女。
「何をしている!?」「あなたと一緒よ-。」
豪快にダイブした美女を助けるべく、自分が泳げないことを忘れて飛び込むアンドレ。
アンジェラと名乗る女を助けたアンドレの運命は-?





冒頭のアンドレ。ほんっとに冴えないんですよ。。
一旗あげようと夢見るも、失敗続きで言い訳ばかりしている。自分を偽って生きています。
見ていて腹立つったら( ̄へ  ̄ 凸!!
そこへ現れた歯に衣着せぬ物言いの美女。



 「あなたの内面はとても美しいわ」









不思議な力を持つアンジェラ。アンドレに真実の自分と向き合い、自分を愛するようにと導いてゆきます。
その正体は空から落っこちてきた天使!!!

スーパーモデルのリー・ラムスッセン。娼婦風の衣装(と本人談)からスラリと伸びる手足。も~、どこまで足なのか・・・迫力満点です。自由奔放な様子で、くるくると思考が切り替わり、常にリラックスしたムードを醸し出しています。リズムに合わせてふわふわと踊る姿も、また美しい!愛を知らないアンドレに、愛を教えようとしますが、実は愛を知らない(過去のない)アンジェラ。アンドレが愛を知る過程で彼女もまた愛する・愛されることを知ってとまどいを隠せません。


モノクロのパリは美しく、アンジェラの所作が映えます。ラブストーリーのはずなんだけど、しっとりというよりは激しい愛情表現のラスト(笑)思わずプププ( ´艸`)丁度良い甘さの恋愛映画(???)でした。
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コーヒー&シガレッツ

テーマ:

コーヒー & シガレッツ
監督: ジム・ジャームッシュ
出演: ロベルト・ベニーニ 
    スティーヴン・ライト
    ジョイ・リー
    サンキ・リー
    スティーヴ・ブシェミ
    イギー・ポップ
    トム・ウェイツ
    ジョー・リガーノ
    ヴィニー・ヴェッラ 
    ヴィニー・ヴェッラ・Jr
    ルネ・フレンチ
    E・J・ロドリゲス
    アレックス・デスカス
    イザーク・ド・バンコレ
    ケイト・ブランシェット
    ジャック・ホワイト
    メグ・ホワイト
    アルフレッド・モリナ
    スティーヴ・クーガン
    GZA
    RZA
    ビル・マーレイ
    ビル・ライス
    テイラー・ミード
            (2003/米/97分)
コーヒーを一杯
タバコを一服
会話を楽しむ
人生を楽しむ


11編からなる作品集。登場人物は(ほぼ)本人として出演している。
コーヒーと意味があるようなないようななにげない会話、なんとも言いがたい『間』が思わずニヤリとさせてくれます。
見る前にはコーヒーとタバコの用意をお忘れなく!
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バンダイビジュアル
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
アニメーションの美しさもさることながら、毎回テーマにハッとさせられます。
少佐が去ってから2年たった内務省直属の公安9課。少佐不在の孤独をうめられずにいるバトーと擬体化を進め、9課のリーダーになっているトグサ。なにやらギクシャクした空気・・・?
少子高齢化に伴い、オンライン介護ネットに頼る「貴腐老人」の存在。DVで命を落としていく子供達。組織の黒いところ・・。
一瞬も画面から目が離せませんでした。2ndGIGでは少佐がいなくなって、(ネットの中を電脳として泳ぎ回っているのですが・・)絵的にも寂しかったのですが、久しぶりに凛々しい指揮姿を見ることができて大満足!

攻殻機動隊とは?→こちら

映画版だけでももう一度見直そうかな・・・。いつも不思議な音楽で、世界に誘われます。

この胸いっぱいの愛を

テーマ:
ジェネオン エンタテインメント
この胸いっぱいの愛を
監督:塩田明彦
出演:伊藤英明、ミムラ、勝地涼、宮藤官九郎
(2005年/日本/130分)
未来からの黄泉がえり-

・・・。割と早い段階で、展開が見えてしまったのとラストシーンがよくわからなかった。。
それぞれのストーリーはいいと思うんだけど。。。イマイチのめり込めず。
と、簡単に感想だけ。

タイヨウのうた

テーマ:



ジェネオン エンタテインメント
タイヨウのうた

監督:小泉徳宏
出演:YUI、塚本高史、麻木久仁子、岸谷五朗
(2006年/日/119分)
近頃、塚本高史が気になってしょうがない。THE3名様効果?
で。YUIのGood-bye Daysも気になる事だし、劇場には行けなかったから速攻で借りてみてみた。
(ドラマ化もしてたんですね・・・。知らなかった・笑)
結論から言うと・・・・

岸谷五朗が一番イイ味出してた!

ハイ。。YUIちゃん可愛いですね。歌声も綺麗。塚本くんも良い!(サーファーの設定の為か真っ黒でしたけど・・)
でもね、一番光ってたのは、父です。。。








太陽にあたると死んでしまうかもしれない少女・薫。昼夜逆転の生活を送る薫のライフワークは曲を作り、歌う事。
父も母も、いつ薫の病気が進行するのか心配しつつも、薫をそっと見守っている。
ある日、薫はずっと見つめていただけの少年・孝治が目の前に現れ、いてもたってもいられなくなり体当たりの自己アピールを。
突拍子もない出会いではあったが、孝治も薫の生き様を歌うような歌声に惹かれ、いつしか大切に想うようになる。。

原作があるんですね~。原作見てみたいな。
難病を抱えた娘を、できるだけのびのびと育てようとする両親。けれども命には代えられないから外に出たいと泣く薫を小さな頃から無理やり部屋の中に閉じ込めて生きてきた。それなのに、何故自分の娘がこんな目に合うんだー!
岸谷五朗のこのシーンでは涙がとまりませんでした。もう、すっごくイイお父さん!
娘の親友に『高校生の視点で判断してくれ。娘の彼氏に俺が会いに言ったら、怒るかな?』なーんて!!
もう、娘のことが可愛くて可愛くてしようがない!彼氏なんてほんとはぶっ飛ばしたいけど、娘の為なら頭を下げてもいいー。
またYUIちゃんが、可愛いんですよ。ふと食事に降りてきたら、なんと彼氏が食卓についていた。。。不機嫌に怒ったのかと思いきや、部屋でちゃんと着替えてきてたり寝癖を気にしてたりする(笑)塚本くんの好青年ぶりもほんっとに素敵です。
(でも、やっぱり岸谷五朗なんですけど・笑)

薫の横浜LIVEシーンは、実は3回くらい見直しました・笑。
歌もいいんだけど、孝治を見つめて歌うその姿・・・なんか切なくなりました。
ラストの浜辺のシーンも、岸谷五朗がキメてくれます(笑)

★★★☆☆(静かに観るのにお勧め。歌、いいです☆)

アイス・エイジ2

テーマ:

アイス・エイジ2 特別編

監督:カルロス・サルダーニャ
声の出演:大田光、竹中直人、山寺宏一、優香、久本雅美、中島知子
(2006年/米/91分)
前作を観たのも、この2を観たいがゆえ!
今回はちび王子と一緒に吹き替えで楽しみました♪

地球温暖化によって、氷が溶け出してしまう氷河期。種を超えて固い絆で結ばれたマニー・ディエゴ・シドの3匹は、暮らしていた谷が水没の危機となり、船へと向け移動を開始する。同時期、『マンモスは絶滅したのではないか』と不安に襲われるマニー。旅の途中で袋ねずみの兄弟、エリー・クラッシュ・エディとであう。ところが、このエリー、どこからどう見てもマンモスで・・・?

アニメは吹き替えの方がテンポよくて楽しいかも!?
冒頭のシーンでは崩れ去る氷河期、溶ける氷と水で滑り台しているのがなんとも楽しそう!王子もガン見!
特に今回初登場の袋ねずみの兄弟は久本×中島コンビで素晴らしい呼吸を見せてくれました。可愛いやら小憎らしいやら・・
そうそう今回も重要なキー(どんぐり?)を握っているリスのスクラット!
あの動きは絶妙・・そして笑えます(笑)
ストーリーとしては前作の方が深い(?)気がしますが、登場人物(?)は断然2の方が光ってます!
途中からは王子そっちのけで笑っていたのは言うまでもありません・・・
癒されたなぁ。前はDISNEYってあまり見なかったけど、深い作品も多いのですね。
次の狙いはしゅべる&こぼるさん紹介の“ファインディング・ニモ” !王子のリクエストは“カーズ”だけど!(赤見る~っていいます)
美しい映像と成長物語というのに惹かれます。(あ、カーズも成長ものでしたっけ・・?)

★★★★☆(笑い&可愛さ満載。テンポ良し。)

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション
監督:ゴア・ヴァービンスキー 出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ (2006年/米/151分)


レンタル開始日、すっ飛んでいったら、最後の1本でした・・(笑)日ごろの行いが良いために違いない(爆)

爽やかな笑いではないのですが、やっぱ所々コメディタッチですね。  
イイ男! 逃げ惑うジャック。フルメイク! 島でのシーンには爆笑しっぱなし。。

美!キーラ・ナイトレイ。闘う女!カッコいい!
ひらひらのドレスを着ているよりも凛々しく飛び回る姿に釘付け!ちょっぴり(?)悪女なところもグッ( ^∀゚)b!


間に挟まれてみたい・・(笑)

オーランド・ブルームは『パイレーツ~』よりも『ロード・オブ・ザ・リング』のエルフ役の方が好きです(笑)


海賊なワケですから、いい話ばかりじゃない。でもブラック・パール号の乗組員たちが悪になりきれてない可笑しさというか、チョイ悪な感じが面白い。今回は靴紐のビルも出てきて、涙(?)あり、笑いあり、ハラハラドキドキありの内容でした。
まだまだ続きそうな感じ・・・

乱歩地獄

テーマ:
                 
                                ジェネオン エンタテインメント
                                  乱歩地獄 デラックス版
原作  江戸川 乱歩
2006年/日/135分

松田龍平&浅野忠信見たさに・・・
グロいです。残念ながら乱歩原作はどれも未読(だと思うけど・・・。脳内から消去しているだけか?)。
おかげで予測のつかない展開を楽しめ(?)ました。
幅広いジャンルからの監督と濃い(私好みの)俳優陣によるオムニバス形式の作品。


『火星の運河』 
監督・脚本:竹内スグル
出演: 浅野忠信、森山開次、加賀谷香

うーん、抽象的でコレが一番原作を読んでみたい気になりました。
浅野忠信のお尻が気になってしかたなかった私は・・・腐ってる?

『鏡地獄』 
監督:実相寺昭雄
脚本:薩川昭夫
出演: 成宮寛貴、浅野忠信、小川はるみ、吉行由実、大家由祐子、市川実日子(友情出演)

成宮くん、妖しさ全開です。白い衣装は特攻服のようだし・・・
ここでは浅野さん、明智探偵役です。
鏡に魅入られた主人公の狂気が鏡を通して映し出されている気がしますです。

『芋虫』 
監督:佐藤寿保
脚本:夢野史郎
出演: 松田龍平、岡元夕紀子、韓英恵、浅野忠信、大森南朋

これも大注目の松田龍平!
彼の話し方は、くぐもって聞き取り辛く感じるときもあるのですが、こういった作品には向いているのかな?
妖しい微笑も・・・(笑)
口端を上げての微笑があんなに似合う人もそうはいないでしょう・・。内容は(やっぱり)グロ系なんだけど、龍平に見惚れてました。。


『蟲』 
監督・脚本:カネコアツシ
出演: 浅野忠信、田口浩正、緒川たまき

一番ダメージを受けました。。出だしはいけそうだったのに。。。
(原作を知っていれば、ダメージ小さかったのか?)
色使いが綺麗。


各話、独特の世界が描かれていました。原作で知っている江戸川乱歩とは、ひと味違う世界を堪能できると思います。
ただ、食事中にはお勧めできない作品。浅野・松田・成宮ファンなら一見の価値あり♪♪♪



 

リバティーン

テーマ:






アミューズソフトエンタテインメント

リバティーン


監督:ローレンス・ダンモア

出演:ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、

    ジョン・マルコヴィッチ

(2005年/米/110分)


17世紀、イギリス。才能溢れるが詩人だが、人生を謳歌している振りをして生きているロチェスター伯爵(ジョニー・デップ)。
前代が国王(ジョン・マルコヴィッチ)を命をかけて救ったことからひときわならぬ目をかけられてはいるが、国賓を前にして猥褻な詩を諳んじるなど、破天荒な所業から一時ロンドンから追放処分を受けていた。
国王の赦しがあり、妻を従えてロンドンに舞い戻るジョン(ロチェスター伯爵)。自由に生きているように見えながらも、心に大きな穴を抱えている。
酒・女・賭博。何よりも彼が好んだのは優れた芝居を鑑賞することだった。
ある日劇場で観客の総ブーイングを受けている新人女優リジー(サマンサ・モートン)を見初め、彼女の本質を伸ばすべく演技指導を申し出る。
それが破滅への第一歩とも知らずに-。


大人の為のジョニー・デップという謳い文句に激しく納得(爆)。R指定ですよね?これ・・。
ロチェスター伯爵は実在の人物。その苛烈で短い生涯を描いた本作品。ジョニー・デップは『最初の3行を読んで出演を決めた』んだそうな。ネバーランド、チャーリーやパイレーツといったアットホームな印象をガラリと覆します。妖しい美貌炸裂!


冒頭で伯爵が警告を発します。
『諸君は私を好きにはならないだろう』そして『私を好きにならないでくれ』と。。
そこからどっぷり引き込まれましたね。まさに罠。
ジョンは自分の頭のなかに確固とした世界をもっていて、それを表現しようとするとどうしても周りを刺激してしまう。
繊細で自分と周囲を傷つけずには生きていけない。権力に屈さず、快楽を好み、自分の道をひた走るジョン。
最後には姿かたちの崩れる病気にかかってしまいますが、それでも生き方を変えなかった。(いや少しは丸くなったか?)
あるレビューで『グチャグチャ→ドロドロ→ボロボロ』と表現されていたのが、ぴったりだと思いました(笑)

女優のリジーとの恋が前面に押し出されてはいますが、私は奥さん(ロザムンド・バイク)のほうが断然気になった!
深い愛情。死ぬのではなくて生き方を変えて!と叫んでいた姿。涙が出そうでした。

映像は全体的に豪華な衣装のわりにくすんだ埃っぽい印象を受けたのですが(髪もうっとうしいですし)、混乱した時代を表現していたからでしょうか?ま、ジョニー・デップはスポットライトあたってるみたいに存在感バリバリだしていましたが。。
音楽はしっとり切ない感じでロチェスター伯爵の人生を表現するのにぴったりだったと思います。

『それでも私が好きか?』
ヾ(。`Д´。)ノアイッ(笑)


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