大河ドラマで浅井長政がお市と3人の娘と永遠の別れをした黒金門跡を経て、
少し登るといきなり広い空間に出る。大広間跡地だ。山の上とは思えない広い
空間にびっくりする。
本丸脇道を少し下ったところにある浅井長政が自刃した重臣の赤尾屋敷跡。
長政は、黒金門から秀吉軍に最後の攻撃をしたが本丸への退路を絶たれ、この地
で壮絶な最後を遂げた。そっと、手を合わせる。
やっと日本5大山城のひとつ「小谷城本丸跡」に到着。
本丸の下は大石垣で覆われている。織豊時代以前に建て
られた中世の山城でこの石垣は立派である。
本丸と中丸の間を断ち切る巨大な堀切。浅井軍と秀吉軍の
激しい攻防の舞台になった。
羽柴秀吉は、長政の父久正が陣取る小丸と本丸にいた長政の連絡を分断するため
に中間にあるこの京極丸を最初に攻め落とした。