日本相撲協会は11日、複数の現役力士が野球賭博に関与したことを認めたと明らかにした。大関琴光喜関らが野球賭博に関与したとする週刊誌報道を受けて協会が調査する中で、報道された以外の力士たちが師匠を通じて自己申告してきたとしている。暴力団観戦問題などに続き、相撲協会でまた不祥事が発覚した。

 具体的なしこ名や時期、賭け金や人数、十両以上の関取が含まれるかなどは明らかにしていない。相撲協会では生活指導部特別委員会が今後、詳しい調査に着手し、警察当局への連絡も検討する。ただし自発的に申告してきた情状を酌量し、暴力団とのかかわりが認められない限りは処罰しない方針。

 八角生活指導部副部長(元横綱北勝海)は「相撲界には、巡業中に花札をするなど(賭博が身近にある)悪しき習慣があった。そうしたものを、今後改めていく方針」と話した。

 先月の夏場所中に週刊新潮が、琴光喜関らが野球賭博に手を染め暴力団関係者に脅されていると報道。琴光喜関ら関与したとされた人物は全員が否定している。今回の自己申告に、この報道で指摘された人物は含まれていないという。

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 警視庁組織犯罪対策3課は11日、日本相撲協会に対して野球賭博への関与を自己申告した力士について、週明けにも協会から正式な報告を受けたうえで、事情聴取する方針を決めた。同課と協会は13日まで、力士の自己申告の期間を設けるという。

 一方、同課は琴光喜関が野球賭博にかかわり、元暴力団組員とみられる男から恐喝されていた疑惑についても捜査を継続。暴力団と角界の不透明な関係について、実態解明を進めている。

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