喫煙が主な原因で、肺の生活習慣病とも呼ばれる「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)」の予防と早期発見の対策を話し合う厚生労働省の有識者検討会の初会合が11日あった。健康診断に、慢性のせきや、たんといった症状の有無を確認する問診を追加することなどを検討し、今秋に報告書をまとめる。

 COPDは肺気腫と慢性気管支炎の総称。厚労省によると、全国の死者は年間約1万5000人、患者は約22万人。自覚症状がない人まで含めると患者は500万人以上と推定されている。系統的な施策は現在ほとんど行われていない。

 患者代表の委員で落語家・桂歌丸さん(73)は、昨年肺気腫と診断され、約50年吸い続けたたばこをやめた。楽屋から高座に上がるだけで息切れし、すぐに声が出なかった体験を披露し、「たばこが毒だと気づくのが遅かった。早期に発見、治療ができる体制を整えてほしい」と訴えた。【佐々木洋】

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