バックステージとか稽古の様子が多く集まっているかもと思って注文したんだけれども

みてみたら、半分以上が日替わり軍議シーンだった

 

 

 

軍議をするにあたってお茶だけではなんだろうと料理の得意な燭台切光定がおやつを持ってくるんだけれどもそれが日替わりで、食べにくい代物ばかり

たいてい、軍議を進める近侍の山姥切国広と、なぜかへし切長谷部が被害者になって

みんなが爆笑するパターン

 

これが毎回かあと思いましてね

 

日替わりを否定するわけではないんです

その日の特別感を演出することもあるし

日替わりゲストに誘われて舞台を見に行く人もいますし

 

ただし、それはあくまでも舞台の流れの上で演出されるものであることが

大前提だと思うんですよね

 

2.5次元舞台でわかりやすくいえば、黒執事のアバハン

あの二人のコントは非常によく練られていて下手な漫才師より笑える

しかも、きちんと警部殿と部下という役を崩さずに

そのふたりだからこその喜劇として見せてくれるからまったく違和感がないし

かえってアバハンの出番が楽しみになってくる

 

とーこーろーがー

虚伝初めて見た時も思ったんですが、この軍議、いります?

私が2.5次元舞台で嫌いなところはそういう演出をする演出家

役者に丸投げする人

義伝では軍議みたいな日替わりがなかったからつまらないという意見も見ました

いったい、その人たちは何を見に行っているのか

キャスト? その役を演じているキャストを見に行っているの?

私は2次元の舞台化を見たいから見に行くんですが

できうるかぎりメイクも声も仕草も苦労して2次元に寄せてきたキャストたちが

軍議でアドリブを連発し、あまつさえ悪乗りしてツッコミを入れ笑いを止めることができない

舞台の上だというのに

キャラクターではもはやなく、キャストの素が隠し通せない有り様

口から物をふきだすわ無理やり詰めこめられてセリフを言うまで間を置かなければならないし

おかげで、それまでの物語の流れが断ち切られてしまう

入り込んでいた気分が一気に冷める

 

物を語るから物語

 

これがテーマでしたよね

物語に、この日替わり軍議は要りますか?

なんの罰ゲーですか?

軍議のための軍議をキャストたちが毎回、上演前にしていたそうですが

どうしてそういうことをさせるんですか?

 

しかも彼らは若手だから、処理の仕方が下手すぎるし

ベテランなら、ちらっと垣間見えたアドリブにおおっと膝を打つこともありますが

彼らはただドッキリ勝負をしているだけ

どこまでキャラクターを維持したまま堪えられるかどうかを競っている

笑ったものが負け

物語を見に来る観客に見せる代物ではありません

 

お金を払って、素のキャストを見たいのならイベントに行きます

 

ろうろうと歌う燭台切もいりませんから

 

たくさん笑いをとれたからうれしいじゃねーよ、メンバー

 

こういう切り取られた円盤でまとめてみる分には楽しいけれども

ただでさえ、演技がそれほどうまいわけではない若手キャストです

こんなことをさせるよりももっと芝居に集中させてください

このおかげでよけいな時間押しになるし

 

「いったい何の時間だったんでしょう」

 

鶴ちゃん、まさにその通りだわ