アイボディのワークショップを受けての記事第3弾です。


アイボディは、視力に問題があると感じている人の為の改善メソッドです。


ワークショップに参加した方は100パーセントその切り口からいらっしゃった方だと思います。



ところが、受けてみて判ることは、これは


脳の使い方


心の在りよう


生きる態度


の問題へと掘り下がっていくのだな、ということに思い至ります。


このような問題については一般的には、変えたくても変えられない、思うに任せない、自分ではどうすることもできない事柄のように考えられているようです。(もちろん視力もですね)


それを、「眼」という脳の出先機関をセンサーにして、自分にとって望ましいやり方に変えることが可能ですよ、というワークが、アイボディメソッドです。


そうしたら、結果的に眼の問題は解決しちゃうんです、という訳です。


もちろん、練習が必要です。


けれど、たった1時間の個人レッスンを受けて、眼鏡が要らなくなってしまった私のような極端な例もあります。

どれほどこのメソッドが理に適っているかは、私が生きた証拠です(*^^)v


私が最初にアイボディを紹介されてレッスンに行った目的は、ジストニアの改善に役立つのでは?という期待からでした。


視力のことなんか、実はあまり問題視していなかったし、まったくもって期待もしていませんでした。


だからこそ、視力の改善という大きなオマケが付いてきたこのメソッドに、必ず生きる上で大切なエッセンスが詰め込まれている、と直観するのです。



開発者ピーター・グルンワルドが私たち参加者にくれた大きなプレゼントは、記事 にもしましたが


Presence


という意識です。


これは、「今、ここ」に「ただある」という意識状態です。


この対極にあるのが


オーバーフォーカス


アンダーフォーカス


という二つの意識状態で、いずれも、生き残ること=サバイバルを目的とした意識モードなのです。


オーバーフォーカスとは、細部まで集中し過ぎることで、ストレスや疲労などに繋がります。


アンダーフォーカスは、上の空、ぼんやり、思考が今いる場所から離れて散漫になっているモードで、だるさや、これもやはり疲労感に繋がっていきます。


この二つの両極端の意識モードにある時、人ははっきりと鮮明にものを見ることができません。


オーバーフォーカスも、アンダーフォーカスも、Doing = 何かをする ということの軸上にあります。

一言で言うならオーバーフォーカスは「やり過ぎ」、アンダーフォーカスは「やらなさ過ぎ」の状態と言えます。



ここで、面白いエピソードをご紹介します。


50人ほどの参加者が円になって椅子に座り、ワークショップを受けていました。


オーバーフォーカス、アンダーフォーカス、プレゼンスという3つの意識モードを体感するワークに入るところで、ピーターがそれぞれの意識モードを主に使っている脳のサンプルとして適切な人材をセレクトしていました。


「ちょっと待ってね、今、典型的なモードを選択している脳のサンプルを選んでいるところだから」

と言いながら、一人一人の参加者を見渡していました。


私は、瞬間的に「あ、私が指名される」と判りました。


はたして、予想通りに私が指名されたのです。


ワークの内容はここでは省きますが、ピーターが私に言ったことは


「あなたはほぼオーバーフォーカスのみで生きてきたね。ミス・オーバーフォーカスとしてここに認定証を出してあげたいよ。アンダーフォーカスのモードになることは滅多にない。出番の少ないアンダーフォーカス…(笑) で、割合とプレゼンス・モードに入ることも意識すれば出来るほうだ。今、体感したプレゼンスの感覚を普段から養って、オーバーフォーカスを手放してあげることが大切だよ」と。


仰る通り、被虐者だったことも大いに関係していると思いますが、私が生き延びる=サバイバルするためには、常に細部に注意を払い、ちょっとした刺激にも用心して身を守る対策を立てなければならなかったのです。


それが私の生きる姿勢でした。


「もっと努力せよ」と自分に繰り返し言い聞かせ、「まだまだ足りない」と責め立て、「休んではいけない」「急げっ!」と自ら尻を叩いて生きてきました。


そんな典型的「やり過ぎ」の私にピーターは、「やる人」ではなくて、「そこにいる人」になりなさい、と言ってくれた訳です。


それが、ジストニアを手放す近道なんだよ、と。



それはさておき…


特筆すべきは、ピーターが、姿勢やしぐさや顔つきや、その他どこをどう判断基準にしているか詳しくは判りませんが、外見から、その人が脳をどう使っているかを見分けられている、という事実です。


スゴイでしょ?(*^^*)



ばっつり中身を省略して、結論だけ申しますと


意識の持ち方変えると眼が良くなるよ


意識して脳の使い方は変えることができるよ


生き方変えると、病気も治るよ


とまぁ、簡単に言うとこうなります。


でも、実際、その通りだと  私は! 感じております。