議員定数削減案を大津市議会に提案している目片信市長は8日、市議会の質疑で「(市議の)年俸は1000万円」「実働は50日未満で、1日20万円」などと発言。

 「事実と異なる」と問題視した議会側が反発したため、目片市長は「不適切だった」と発言を撤回し、謝罪する結果となった。

 同案について質問した塚本正弘議員(共産)に答える中で述べた。

 発言後、議会側は休憩中に議会運営委員会を開催。「市議の年間報酬(約940万円)と異なり、議会の日程以外でも地元で活動している」などの意見が相次ぎ、目片市長が同委員会に出向いて謝罪。再開された本会議で発言を撤回した。

 目片市長は5月にも、定数削減に関し「雨後の竹の子みたいに出る(立候補する)ことが止まる」「コイの洗いと同じ。冷たい水に入れて(議員を)引き締める」などと発言し、その後に撤回している。

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