JR福知山線脱線事故(05年4月)を受け、事故時の衝撃を減らすなど安全性を高めた新型車両「225系」が完成し、JR西日本が17日、東大阪市内で報道陣に公開した。試験運転などを経て、今年度中に京阪神エリアの在来線で運行を始める。

 JR西によると、225系は先頭車両の前面と床部分を強化。踏切で車と衝突するなどした場合、衝撃を上部に逃がす構造で、乗客にかかる負担を従来の半分にできるという。側面の接合部なども強化した。また、つり手の数をこれまでの車両の約1.5倍に増やし、目立つオレンジ色で形状も大きくした。東海道線や山陽線の新快速電車などに導入される予定で、計226両、製造される。車両を企画したJR西の牧原弘・車両部担当部長は「事故を起こした企業の社員として、安全性向上を第一に考え、現在の技術でできる限りの対策を取った。これで終わりではなく、技術の進歩に合わせてより安全性を追求していきたい」と話した。【牧野宏美】

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