首都マニラでは健康志向の人も多く、有機農産物を販売するグループも５団体以上存在します。しかしマニラから北へ離れるほど、有機農業も有機農産物も知らない人の数が多くなっていくよう。。
けれども、潜在的な需要はあるはず！と信じて、まずは北部のサンチャゴという街にある中規模のモールで出店を始めました。
入口正面の特等席を割り当ててもらい、売上はぼちぼち、といったところです。
「オーガニック」という言葉の認知度が低い分、「何がオーガニックなの？どう証明できるの？野菜を持ってきてオーガニックだって誰でも言えるよね。」とお客さんにからかわれることもしばしば。
一方で、「ロビンソン（近くの高級スーパー）よりも安くて新鮮！」と嬉々として買ってくれる方や定期的にレタスを買いに来てくれる方も出始めました。
ビスカヤ、マニラと少しづつ販路を広げて来ましたが、ここでも必要とする方に気付いてもらえますように。
ここサンチャゴに来るまで、「お金持ち＝健康志向」だと思っていたのですが、ここは平均所得はビスカヤよりも高いものの、健康や食に対する関心はビスカヤよりも低いように感じます。
ちょっとおしゃれして行くようなモールもあるのに、入っているのは主にファーストフード店。いろいろと疑問が多いのでじっくり観察していくつもりです。