2010-06-15 15:58:50

オートメーション化

テーマ:タマさん

雨の日に拾われたタマさん。


その記憶があるのかないのか、雨の降る日にはよく 後ろ足立位で外を眺めている。 


その思いのほか長い胴体をぼんやりと眺めながら 命を引き受ける重さをちょびっと感じたりする梅雨の午後。








タマさんが来た-食洗機を吟味中のタマさん


タマさん、食洗機を視察中




タマさんが来てからというもの、ご飯の事がいつも頭にある。


仕事が押して遅くなると 当然の事ながらご立腹。


そのやけ食いっぷりと暴れっぷりが、心と身体によろしくないような気がしたので、先日とうとう自動えさやり機を購入した。


シャッターが二つついていて、タイマーをセットするとそのシャッターがかちょーんと開く仕組みである。これで最大2食を確保できる。




到着した日にためしに動かしてみたが、そのシャッター音に私のほうがびっくりした。




(こんな音が大きくてタマさんは大丈夫なのか?)




留守中、パニックに陥ったりしないのか?一抹の不安を胸に翌日 試しに夜ご飯をセットして仕事に出てみた。


帰宅後、器を見ると半分ほどお召し上がりになっている。




(…意外と 順応が早い。てか、空腹にはかえられないという事か




まぁ、これで一安心である。私も心置きなく飲み歩ける…いや、タマさんも規則正しく食事ができて飢えに憤る事もなかろう。




だが、なにかがひっかかる。


これでは昔サスペンスによく出てきた、子供にお金を渡して「これで好きなモン買って食べな」と、やさぐれ気味に化粧をする夜の出勤前女性と同じではないか(あくまでドラマの女性の話であります)。


タマさんとはいえ、食育は大事である。ただでさえ、暴れん坊なのに加えてグレられたら手が付けられない。




(夕飯のオートメーション化は、「どうしても」の時だけにしよう




反省したその日、夕飯をタマさんにあげる。


…が、ひとつ変化が生じていた。




「タマさん、おすわり」


  ンキャー




「おすわりは?ご飯だよ?」


 ンキャッ




そう。


唯一わたくしの言う事を聞く場面である、ご飯タイムのお座りをしなくなっていた。


(そんな事やってられるかぃっ)


…おすわりしなくても、いつでもご飯は食べられると認識させてしまったようだ。




便利さは時として 心から感謝の気持ちを奪う。


そして、もっともっとと欲望を増長させる。欲望の追求があったからこその、世界の発展である事は疑いようがない。


だが不便さを楽しむ様な、なんというか時をたゆたう様な「ゆるさ」を持っていたほうが もしかすると人は穏やかにすごせるのかもしれないと、うろうろと抗議し続けるタマさんを見ながら感じていた。

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2010-06-09 12:54:39

メーデー いわゆる救難信号

テーマ:タマさん

3日連続で睡眠中、四足で顔の上に立たれた。

一本ずつでも、二本ずつでもなく四本一度に。タマさん本人もぐらついているところを見ると、本気で嫌がらせをしていると思われる。
タマさんが来た

小さい頃はこんなにおしとやかだったのに。


先日、友人Mちゃんが家に遊びに来た。

彼女は基本的に動物好きである。タマさんとのご対面も2回目。前回しこたま遊んでもらったのでタマさんも上機嫌である。


が、事件は突然起こった。


Mちゃんが持ってきた荷物の中に紙袋があった。タマさんは猫らしく袋とか箱が大好きである。袋はその中に入るのも好きだが、もち手をはみはみするのも好き。ただ、エキサイトして飲み込んでしまうといけないので大抵は途中でわたくしの「だめいー」が入る。


で、声をかけようと思ったその瞬間、もち手が頭にひっかかった。

タマさん大パニックである。

部屋を何往復しただろうか?止まってくれれば助けようもあるのだが、紙袋をひっかけたまま狂ったように部屋を走り回っている。捕まえようにも、その速さたるや、ものすごい。


Mちゃんとわたくしは、ぼーぜんと見ているしかなかった・・・・


そのうち、紙袋が破れタマさんはようやく解放。

ソファーの下、奥深く潜入し長い間出てこなかった。そりゃ、そうだ。


「びっくりしたなぁ。タマさん」


とりあえずは放置しておいたら、そのうち動悸もおさまったのか普通に戻ったので一安心。

その後、わたくしはMちゃんと夕食を食べに出かけた。

が、この一騒動が招いた真の結果を後日わたくしは目の当たりにする。


3週間ほどして、またMちゃんが遊びに来てくれたのだがタマさんの様子がおかしい。

ソファーの下から一切動かない。おもちゃにも反応しない。真っ白い岩のようになっている。


さんざん二人で考えた結果、

Mちゃん=もんのすごく怖い事が起こる泣

という公式がタマさんの頭には出来上がったとか考えられなかった。


タマさんの頭の中には 鳴り響いていたに相違ない。


メーデー メーデー…

こちら非常事態発生 緊急避難中

m'aidez m'aidez……  え~!!


その日、Mちゃんがいる間タマさんが出てくる事はなかった。

しかしよくよく考えてみれば自分でひっかけておいて、他人のせいにするとは迷惑な話なのである。


近いうちに Mちゃんにはご飯をあげに来てもらおう。タマさんの記憶を塗り替えなければ…































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2010-06-04 09:58:03

説得

テーマ:タマさん

この所、タマさんの馬っぷり(家中疾走)、そしてモンローっぷり(くねくね悩殺ポーズ)がはげしい。


↓これ




タマさんが来た border=


はげしいのはいいが、身体をくねらせすぎて自分ですべって落ちたにもかかわらず 腹いせでわたくしにキックをするのはやめて欲しいと願う、さわやかな6月の朝。



こう見えて意外と繊細なのである


…ええ、わたくしが。

というか緊張しぃである。
何か普段と違う事がある前日には確実にお腹の具合がおかしくなる。一過性とはいえ、その時は同じ住居空間ながらに住民票をトイレに移そうかと思うほどである。
余談だが、人は腹痛でトイレにこもっている時、なぜ普段は口にもしないであろう神に謝るのだろうか?



それはさて置き、先日仕事の一環で大阪市内へと朝から繰り出した。
お知り合いの方も来るとわかっていたので非常に楽しみだったのだが、その場に参加するのが初めてだったので、例外なく前夜お腹にきた。



タマさんは例に漏れずドアの外で抗議している ンキキー



(いや、わたくしも好き好んでここにいる訳ではないんですよ。タマさん)



そのうち、ひと唸りしたと思ったら疾走しながら鳴きだした ンキャァー




「あのねタマさん。わたしはお腹が痛いのです。決していじわるでここにいる訳ではないんです。」


思わず中から外のタマさんに話しかけた。





どんっ


「えっ??」



がちゃっ!!どんっ


「えぇぇっ!!」



がちゃちゃっ!!どどんっ


「タマさん…



そう。
タマさんは「かちゃこん扉を開ける術」をくりだしていた。


だが、悲しいかなトイレの扉は「かちゃっ」の後、押すタイプではなかった。



それからわたくしが外にでるまで、タマさんはあきらめる事なくその術をくり出し続け、中から私は


「いや。かちゃこんしても引かないと開かないから」


と話し続けたのである。




脳裏に浮かんだことわざ:
「あきらめは心の養生」
「空家で声嗄らす」







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