解除された警戒区域~人の気配の無い南相馬市小高区~
【5月22日】
午前中、久しぶりに福島法務局に行きました。
震災前は、登記はオンライン申請のため法務局に行くことも殆どありませんでした。
法務局も近くなかったし(^^;
法務局の窓口でも、どこの事務所の方ですか?と補助者(事務員)と間違われることも多々ありました。
福島市では、本庁なので、戸籍の登記も取得できます。
後見業務で、家政婦さんをお願いしていたところ、原発事故の賠償で、その家政婦さんの所得を証明するために、私の資格の証明が必要になりました。
郵便局や銀行などグルグル市内をまわり、南相馬市に向かう![]()
峠を越えて約1時間半で南相馬市に到着します。
途中、計画的避難区域に指定されている飯舘村を通過。
立入は自由ですが、住民の行き来はありません。
ポストに張り紙が。
郵便局もやっていないので、ポストに投函することもできません。
お店も閉まっていましたが、派出所の電気がついていました。
パトロールはしているようです。
ガソリンスタンドが営業していました![]()
ガソリンを入れてもらっている間に、本日の放射線量。
0.74マイクロシーベルト。ただし、車内です![]()
やっぱり高いですね。
若いお姉さんがガソリンを入れてくれました。
週5日、朝の1時間と午後からの5時間だけ営業しているのだそう。
ガソリンスタンドの娘さんかな・・・・・・・・
山と農地ばかりの飯舘村。
水の入らない田んぼにカエルの鳴き声はありません。
美しい自然に恵まれた山間の村。
現場を見ると、除染などしきれるものではないことを実感させられます。
山林だけじゃなない、林も原野も農地も、全部をはぎ取り植え替えでもするのでしょうか。
汚染された植物を食べる昆虫から、鳥や動物への食物連鎖。
建物を洗浄し、宅地の表土をはぎ取り、ただ別の場所に移動させるだけしか出来ないのに、なぜ原子力発電に依存してしまうのでしょう。
悔しいです。
飯舘村から沿岸部へ。
南相馬市の原町区、ヨッシーランドという高齢者福祉施設も津波の被害のまま。
海はかなり遠い位置にあるのに、多くの高齢者が犠牲になりました。
相談会場に到着。
南相馬市放射線対策総合センター。
大学の研究拠点でもあるようです。
相談会場は、プレハブ。
0.12マイクロシーベルト。低いです。
毎週2日、司法書士相談があります。
司法書士と行政書士の間に、東電の相談ブース。
食品等のセシウム検査ができる器械。
お値段なんと、241万5千円(高っ)
事故直後に、小型で誰でも持てる放射線量計が出てほしいと言っていたら、1年程度で1万円以内で買えるようになりました。
この器械も、各家庭に1台。
いや、携帯していつでも計測できるようにしてほしい。
誰か!開発してくださいm(_ _)m
相談会終了後、4月に警戒区域が解除された南相馬市小高区へ。
以前は、この場所に検問所がありましたが、小高区への立入は自由になっています。
震災以降、初めて小高区に入りました。
海から結構距離のある国道を津波は越えたようです。
瓦礫が山積みに。
遠くの田んぼに車がいくつも残されたままに。
地盤が弱い地域なのでしょうか。
古い建物は全壊していました。
使われていないJR小高駅。
放射線量は0.15マイクロシーベルト。
福島市に比べると、かなり低いです。
双葉郡浪江町から警戒区域は解除されていない地域。
手前まで行きましたが、やっぱり懐かしい![]()
小高区は、人の気配も無く、道路を走る車も少ない。
時折すれ違う対向車に、防護服姿を見ることも、異様な光景のハズなのに驚きもしない私![]()
徐々に解除されていく警戒区域・計画的避難区域の住民たちは、本当に戻ることが出来るのでしょうか・・・・・





































