3年ぶりにサルデーニャに帰ってきました。


今回は、島北部にある、高級リゾートで知られる海岸、コスタスメラルダにある、その中でもセレブたちがやってくるポルトチェルヴォに、8月いっぱいの滞在です。


実は、このブログでは、3年前に、あのときは島の南部にあるカリアリ近くのフォルテヴィレッジで、仕事以外の時間を利用して、けっこうマメにブログを書いていたのです。


3年前のサルデーニャ滞在ブログ


なつかしいなあ。


あの頃たくさんブログを書いていたのを境に、今はもっぱらMIXIの日記に書いているくらいで本当にご無沙汰でした。


3年ぶりに同じ島にやってきて、また思い出したようにブログ書き始めました。



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ここがTOZAIの事務所。

ufficio


segretaria my desk


事業といっても、ゼロからはじめただけに些細なものだが、アイデアと野心は限りなく果てしない。


このなことを6年半もやっていると、イタリア人でも日本人でも、それ以外の国の人でもいろんな人たちと知り合うことが出来た。


いろんなことに挑戦してきたが、膨大な時間をつぎ込んだわりには、今、目に見える結果をみれば、これはまだまだだと言える。

しかし、現地では結構好評。


ちょうど冬を向かえ、成長が止まったかのように見える植物のように、見えない地中に根を生やしているんだ。


基本は共存共栄。海外に目を向けて自分発見のため、野心と向上心旺盛に、何かを探している人たちがここにくれば、グイドは、大歓迎で迎え入れる。特に留学に来た人は、交代でこの事務所でのパートナーをやってもらいたい。


イタリア人の電話や訪問に応対しながらイタリア語を磨くとか、それ以外はここで勉強するとか。友達を連れてきて、教室でお菓子を食べるとか。タマリ場にしていただいて大いに結構。


ミラノに3ヶ月の滞在してみたい人。経験なくても、TOZAIのマニュアルどおりにイタリア人に日本語を教えてながら、同じ建物のアパートにも滞在できるから、とても便利。


まずはご連絡ください。


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S.P.Q.R

イタリアが好きで住みついたけど「イタリア人になりたいの?」と聞かれるとNOという。


古代ローマに関心しながらも、「じゃあ、ローマに住みたかったの?」と聞かれるとNOという。


「考古学に関心があるの?」と聞かれても、やはりNOという。


「いったい、何がしたいの?」と言われてしまうそうである。


イタリアにいると確かに古代ローマの素晴らしさを、現代の生活の中にも発見することが出来る。

古代ローマの異邦人にも開放的な人々対応はローマから南、特にナポリやシチリアの人々に感じる。

しかし、ローマ帝国は、たいへん機能していたはずなのだ。

それでいて、イタリア人が住むのは、やはり北イタリアに求めた。

だからグイドは、ここに住んでいる。

ここから日本までを眺めれば、グイドの中で、ローマ帝国が再現する。


イタリア人にとって、日本は、遥か東の国だが、現代の日本を知ってもらうには、「遥か西の国」とした方がいい。

なぜかというと、イタリア人にとっての当方とは、「古い歴史がある」「神秘的だ」「かつては文明があったが、古代ローマ以後は止まっている」と言うイメージから離れられない。


これは、ローマ帝国の東は最初発展していたが、西側が開発されて、現代のイタリアより北の国、西欧やアメリカはすべて、機能し始めた国々だからだ。

イタリア人が日本人と知り合うことになるのは、この国々であることが多い。

こういう事情から、「アメリカのさらに西にある国ニッポン」と説明すれば、ずっと理解してもらいやすい。


日本でもそうだが、イタリアででは特に、中国にはマイナスイメージをもつ。

グイドは、そうは思わない。


ユリウス・カエサルが、征服した当時のガリアもブリタニアも、ゲルマニアも、すべて後進国だったわけで、つまりダサかったのだ。

驚くことに、ルネッサンスの15世紀に至っても、まだ野蛮な、つまりダサかったわけで、今だけを考えずに、未来を見つめ、中国人が豊かになって、凄くセンスがよくなったら、ファッションのシゴトで、まず中国、とみんなが考え、音楽も、映画も、成功するなら中国、と言う時代が来たとき、さあ、始めよう。といっても遅いのである。


もし、今、古代ローマ人が、現代の世界を見たら、おそらく、グイドが考えるように、日本を目指すだろう。現代のイタリア人は、中世の時代にローマの軍団はなくなって、助けに来てはくれないし、自分の町は自分で守るコムーネ(都市国家)の考えに凝り固まり、アルプスの北にある国々に痛めつけられ、金髪碧眼にコンプレックス、人種への偏見にとりつかれている。


偏見ではない、機能を優先した連帯感で、人に対応することをこの民族を目覚めさせるのが、グイドの使命だと思っている。


そして、それが、この事業のコンセプトだ。メラメラ

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書道教室


料理教室と日本語教室が、社会人イタリア人が寄れる夕方の時間帯で、月曜日から金曜日までを占めている。

書道教室の師匠は、中国系フランス人のREINEさんが、今週から担当する。

水曜日だが、時間帯が午後2時から4時までと、普通の会社勤めする人には、ちょっと通いにくい。

したがって、学生や専業主婦などが多くなるだろう。

教室用ルームをせっかくだから、フルに使いたいからでもある。


指圧教室


TOZAIがある建物の3階(イタリアでは2階)は、住居としてのアパートになるが、その部屋を日本語教師をやる人に住んでもらいたい。しかし、部屋が空いていたら、部屋の一つを癒しルームにすることも可能。

グイドは、料理の心得と、この指圧の心得がある。

どちらも、この技術をシゴトにしようと考える人に、チャンスを与えたい。


日本語教師は、資格や経験ではなく、イタリア人が日本人と話すことを楽しんでくれれば、それで十分。

寿司の技術、指圧や癒し系の技術を持っている人は、ぜひ、イタリアに来て活躍してもらいたい。


グイド事業は、このような技術を持った日本人をイタリアで活躍してもらえるようお膳立てするということだ。


美容師、エステシャン、あるいは学生で、シゴト経験がなくても、単発で、TV番組やCMのエキストラ やイベントに派遣もやっている。


TOZAIでは、日本文化教室以前には、イタリア人と日本人が出会うパーティーぐらいしかなかったのだが、運営にはお金が必要なことと、これらの教室の要望が多いことで、始めてみたら、飲食代以外出費がないパーティーばかりやっているより、かえって活発になってきた。


この事業は、文化教室にたどり着いて終わりでもない。このあとがあるのだ。


このような活動で、イタリア人を相手に、まず生活費の足しになるシゴトが生まれたら、彼らを使ってマーケットリサーチをして、これまで海外で、日本といえば、電気製品や自動車などの機会製品ばかりの、ハード部門から、ソフト部門の、文化にスポットを当てて、マーケッティングしている。


これまで、イタリア製品を日本に紹介するビジネスが増え続け、ユーロ高や日本の不況の頃から停滞している。

新しい市場が、こんな隙間に隠れていrた、ということをリサーチしながら。


つづく


これまでにも、小出しで紹介してきたが、グイドは、ここミラノで運営している事業とはどういう仕組みのものか、今回は、まとめて説明していきます。


料理レッスン

まず、この写真を見ると、グイドがイタリア女性に囲まれています。もうそれだけで、この事業は楽しい雰囲気だとわかります。


解説しましょう。


今、イタリアではすごい寿司ブーム。ただ、その大部分は中国人経営のもの。それにしても、イタリア人も、家で寿司を作ることはできないだろうか。という要望からスタートしたのが、寿司教室。


ここでは、巻き寿司に挑戦。


説明

絵に描いて、イタリア語でちゃんと説明してあげる。


出来上がった自分で作った寿司は、直接、お持ち帰り用の折りに入れ、お土産にもなる。

これからクリスマスなどのパーティーのシーズンになれば、早速の腕試しが出来るというもの。



さてこれが日本の「料理」をイタリア人に楽しんでもらう「寿司教室」だが、イタリア人が、自宅で寿司を作り始めたからって、巷の日本料理店の客が減るというものではない。

自分で作ってみて、難しさ、楽しさ、おいしさを知り、寿司にハマッたイタリア人たちは、やはり日本料理店で寿司を食べたくなるものだ。少し練習したくらいで、握り寿司がプロ級になるなら、すし屋へ行く人はないのだから。


最近イタリア人がすし屋さんを開業したいというところも多くなった。そういう時は、TOZAIでは、日本人寿司職人を派遣している。


単発のイベントへのリクエストでは、チームを編成して、自ら、道具や材料を持ち込んで登場もある。


平行して行われているのは、日本語会話教室だ。


これは、グイドが教えていないが、授業で使うテキストは、担当の先生の協力を得て、一緒に作った。


こちらは、二人の日本女性がやってくれているが、そのうち一人は来年日本に帰ってしまうので、もう一人募集中。

ミラノに在住している人なら、一度見学に来て、早速の採用もできるのだが、文法をイタリア語で長々と説明する必要はない。

料理教室では、日本語を勉強する人はいないが、日本語で会話を練習するのが、目的だから、極端な話イタリア語が出来なくても可能だけども、イタリア人たちは、いかに楽しく、わかりやすく話せるようになるかが、ポイント。



  ハイ皆さん。またまたスッゴイお久しぶり。このブログも去年の皆勤賞に引き換え、今年はヴェネト州トレヴィゾ遠征での、車上荒らしに、パソコンを盗まれたのはじめに、7月8月は、サルデーニャ遠征、そして日本帰国と、自営業の運営にアタフタしているうちに一年が終わろうとしている。


  ちょっとショック。


  しかし、ブログ以外のところで、たとえば、グイドの事務所に会いに来てくれたり、スカイプで励ましてくれたり、暖かい人々に恵まれているため、ガンバロウエネルギーが充電できるというもの。ありがとさん。ラブラブ!


comparse


  さて、この写真。これは、8月1日のミラノで、行われたCM撮影のときのもの。グイドがサルデーニャにいたため、エキストラとして参加できなかったうえ、撮影はまり子さんという、うちのスタッフ撮影のもの。


  グイドは、CM製作会社から依頼され、人材派遣として参加させてもらった。日本人20人のリクエストに、24人を集めたのだが、携帯電話、ネットを使って、遠隔操作。

  ヤッター。という気持ちと、ホッとした気持ち。


 イタリアでの日本人派遣。最近は、イタリア人が、日本人以上に「スシ、スシ」と言っている。日本人に生まれたら、指圧と同じで、がんばれば必ず上達するので、その技術を最大限に生かせる海外で、腕を発揮してほしいのだ。うちでは、初心者のために、専門家の指導を受けてもらい、実践で、仕事を始めてもらえる。


 われこそはと思う人は連絡ください。

昨日あのロディーではじめて寿司バーをオープンさせたシャンティラウンジのアルベルトから電話がかかってきた。

寿司をやっていた女性が日本に帰るので、新しい人を探している。こういうとき、具井戸が手伝いながら、次の人を手配するのだ。


日本語教室、日本料理教室、ケータリング、TVキャスティングなど、サルデーニャ遠征で中止していたことを再開させるため、一日も無駄に出来ない。

つまり31日明日、最後の仕事を終え、9月1日にはミラノに到着する。


日本帰国は9月中ごろを予定。


昨日仕事をはじめようと、洗い場まで自転車で乗り入れたら、偶然バルバラとジョヴァンニ、ほかの若者カメリエリたちがいた。

ジョヴァンニは、自転車に乗っている具井戸と握手をしたかと思うと、その手をひねろうとする。

年のわりには、おなかも出ていない具井戸は、自転車から降りてやり直そうと言って力を見せる。


アイデアが浮かんだ。バルバラの前でこいつと腕相撲して勝ってやろう。

小さなテーブルを運び、「ドラゴンへの道」で、ブルースリーがやったウォームングアップストレッチを十分にやったあと、「Spezzeremo le reni alla Grecia!!」と、意味のないことを言ったあとGO!

数秒で敵をマットに沈める。

パフォーマンスはうまく行った。

efisia

女横山と呼んでいたテンションがとても高い仕入れ担当のキャリアウーマン。

エフィシア。


ignazio
強烈なオッサン。倉庫担当のイニャツィオ


giovanni

学生カメリエレの一人ジョヴァンニ。具井戸が登場すると叫ぶ。

彼はなぜかムッソリーニの演説をしたがる。


barbaraindia

インド料理店で働いているため、インド衣装を着て、インド人に扮するサルデーニャ人バルバラ。

フォルテヴィレッジ内には、たくさんのホテルがあり、それぞれのホテル内、または近くにレストランがある。

ここホテルヴィッラ・デル・パルコ(Villa Del Parco)のシェフはアントネッロ(写真左から2番目)は、朝の魚入荷のとき、ロッコともう一人、魚の奪い合いになるほど素材にこだわり、自ら魚の吟味にやってくる者同士ということで知り合った。


villadelparco antonelloestaff


厨房は階段を上がって、最上階。屋根裏部屋みたいな場所だが、設備はバッチリ。調理台にある包丁置きを見せてもらったが、鍵つきで、安心である。それに引き換え具井戸のレストランは、厨房とはいえない吹けば飛ぶような屋台のようなものが、展望テラスに夏の間だけ設置されているだけである。


guidoestaff

ちょうど昨日、日本人パートナー栗原君は、最後の仕事を終えてミラノに帰ってしまう。

この施設は、5月から10月まで開いていて、日本料理スタッフのうち、われわれ日本人以外は、その間ずっと働いている。具井戸の契約が7月、8月だけだということで、他3人のメンバーは、その間のスタッフだが、それ以外は、別のレストランにまわされる。

昨日やっとみんなと話す機会がもてた。

彼ら全員が正社員なのだが、シーズンオフの6ヶ月は仕事がない。これがサルデーニャが観光で生きている宿命。ホールには外国人が実に多いため、多くのカメリエリは、イギリスなどに英語留学を兼ねて、やはりレストランなどで働くと言う。

シーズンになれば、いくらハードで安く使われても、サルデーニャに住みたいらしい。

イタリアだからと言うだけではなく、この島にいてこそ生き生きとできるのだろう。


わさびを食べる蜂
この日は凄いものを見てしまった。具井戸がお刺身の盛り付けをしているときに、お皿の上に蜂が、ナントわさびを食べておるではないか!!


かなりの時間わさびをむさぼった蜂は、そのあとグッタリしてしまい、最後まで動かなかった。

たぶん夏の終わりを悟って自決したのかもしれない。