去る日曜日、ミラノにある日本人学校でLaFESTA2006というバザーがあり、この学校はもともと日本の企業で働く人たちの子供たちが通うところなわけだが、このバザーには、最近イタリア人が、彼らだけでやってくるというケースも多くなっている。  

ある年から具井戸も行く様になった。個人的に買いたいのは、古本であり、去年買ったお気に入りは自宅から事務所に通うまでの電車の中で、繰り返し読んでいる。そういうきっかけもあるので足を運ぶと、観光業界の同業者や日本料理店から出店している人以外に、出会う数では上回っているのが、具井戸自身が5年半前に創立したTOZAIの日本語生徒やパーティー参加者たちである。  


学校構内を歩くと、いるいる・・・。後ろから声をかけられることも多くあった。ミラノ在住日本人でも「あの人ナニ?」と思われただろう。 

かつての商社マンがほとんどだった時代の日本人社会はもっと閉鎖的だった。世代が交代し、この学校にもハーフの子供たちが増えてきて、以前よりオープンな雰囲気がしている。その点TOZAIは創立の時から、すでに日本人とイタリア人が出会うのを目的に作られた。うちに来ているイタリア人は、すでに免疫ができていると言うか、予備知識があるから、ここに通う日本人を知っているなどのきっかけはなくとも遊びに来て、カルチャーショックがない。  


彼らだけでも平気で楽しんでいるが、具井戸が行って正解だった。彼らは具井戸を発見すると、「ああ、あなたが紹介してくれた日本とはこういうところだったのね」と言いたそうな目をしている。 

TOZAIに来ていたある女性は、ウチのパーティー皆勤賞のジャンルカに誘われて着たけれど、そのジャンルカのほうが寝坊をして遅れてやってくるという。 数分後、あのジャンルカが現れ、彼はなんとペルー人女性とアメリカ人を誘ったのだ。 でもなぜ日本人学校へ?かつてニューヨークでは「女を口説くなら寿司バーに連れて行け」と言われるほどニッポンブームだからか?TOZAIサイトでは、ジャンルカがこの夏日本を訪れ、毎日女性に囲まれて嬉しそうにしているページを更新した 。 

「よし、プレイボーイ、ジャンルカというキャラクターをつくるために、ここでも写真を撮るぞ」と、彼の後ろには日本女性がたくさんお弁当などを売っているという写真を撮った。



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「イタリアが近くなる」がヴィータフェリーチェのモットーなら、「日本が近くなる」がTOZAIのPRポイントだ。

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 イタリアの鉄道を毎日利用していると、ここが先進国か、という疑問が大きくなる。 

通勤電車では、必ず開かないドアがある。二つ続けてドアが開かないときは、大慌てで乗り、降りる時は開く扉に乗客が集中するため、乗り降りに時間がかかる。電車のせいでありながら、甲高い笛を鳴らし催促する車掌。冷暖房がない車両。電気を切って使わせない車両など無駄が多い。30分くらいの遅れはザラ。突然のキャンセルで次の電車を一時間待つこともある。 


トレヴィーゾから帰るときに、グイドが予約されている席に若い女性が座っている。グイドに気がついた彼女は、窓側にはテーブルがあり、その上に本を置いて勉強したいから、差し支えなければ、予約とは逆に座りたいという。

別に問題はないので、そのまま旅をすることにする。そういえばこの電車は、スイス方面に行くため、スイスの電車車両だった。ヴェネツィア‐ミラノは北イタリアを東西に旅するが、ミラノからは北へ行く。

突然車掌が切符の検査に来た。制服はイタリアの鉄道TRENITALIAのものだが、なんと二人もいる。グイドの切符は、問題なかったが隣の女性は、学生割引料金で買った切符で、それを証明するカードの提示が必要だった。彼女は、それを家に忘れて出てきたものの、切符売り場では、「どう見ても学生だ」と、信用して、その切符を発行したそうだが、車掌は「規則どおり、普通料金の追加を支払ってもらいます」と、イタリア人らしくない対応だ。 


彼女は、ぎりぎりのお金しかもっていなくて、反論したがダメでしぶしぶ10ユーロ弱払い、そのあと目にいっぱいの涙をためて泣いていた。たまたま隣にいただけだったが、グイドは10ユーロ渡そうとするが、受け取ろうとはしない。 

イタリア人に囲まれてながらもイタリア鉄道の批判が始まった。日本鉄道は優秀だと褒められたが、この時ばかりは、イタリア鉄道こそグイドが毎日利用するものだし、イタリア人が気の毒になった。複雑な気持ちで外の景色を眺め、もはや新聞を読む気持ちも失せながらも、この車両はスイス車両で、のちにスイスに向かうこと、車掌が二人もいるという特殊な状況からあることがわかった。そしてこのあと車掌は3人になる。 もし乗客の中に、規則に反する切符を持ったまま、スイスに向かう乗客がいたとしたら、スイス国鉄は、イタリア国鉄に対して、厳重な罰則を科す事が出来るのではないだろうか、という仮定である。ありえる。だから、慎重なのだ。しかも、ミラノ以後東側に移動する電車が何でスイス車両なのか不思議だが、同時に車両は清潔で、広々としていて、しかも定刻どおりの到着で快適な旅だった。 ミラノ中央駅に到着すると、隣の車両もスイス車両だ。スイス鉄道がイタリア中を走ったらどんなに快適で便利だろう。イタリアの航空会社アリタリアの業績は悪く、それ以前のテレコムイタリアも同じ。公共の精神が薄く、公共施設のメンテナンスや運営が最悪なイタリアの民営化された会社を外国企業が買収して主導権を握る。イタリアは外国支配されることに慣れて以来、独立を保てなくなったのか。このまま外国人に買い取られたイタリアに住むイタリア人は、家の主ではなく、借家住まいの肩身の狭さを、また味わうのか。 


中央駅で、イタリアの車掌が降り、スイスの女車掌に仕事を引き継いでいるところ写真に撮る。なんだか、イタリアが自分の国の鉄道会社を手放して優秀なスイス人に任せようとしているようなシーンに見えてしまった。

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 風邪から立ち直ったばかりなのに、片道300キロの旅に出た。仕事のためである。今回の依頼人マリオは、テープレコーダーのメッセージによる依頼で、その説明が終われば、テープレコーダーが爆発して破壊されてしまう・・・というスパイ映画のようではなかったが、「WEBサイトで見たんですが、私はトレヴィーゾと言う町で寿司バーをオープンしたいと思っています」・・・。

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おおっ!WEBサイトtozai.itは、なんと効果があることか!インターネットがある時代に生きていてよかった。インターネットがグイドを生かしてくれる。インターネット有難う。  ミラノをなるべく早く出発したかったが、一番早い便が11時だった。ほぼ3時頃とレヴィーゾに到着。駅から携帯電話で知らせる。のちにマリオ到着。  

マリオの車で、町の南側にある駅を出発し、町の中心を縫いながら、豪華な別荘や工業地帯もある北側にオープン予定の建物がある。ここより北には、ConeglianoやValdobbiadeneと言うワインの産地がある。 この日マリオとは、とてもビジネスライクな会話で、グイドは早速現場の写真を撮る。

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予定は続き、一旦ホテルに荷物を置いたら、早速トレヴィーゾにある別のお店でもブラジル人が寿司をやっているお店に行く。かつて向上の倉庫だったものを改造し、内部は煉瓦がむき出しになっていて、モダンな家具と微妙な調和を保っている。 そのお店を出ると、今度はパドヴァまで行く。パドヴァのお店は、とても流行っていて遠くとレヴィーゾからも食べに行くそうだ。彼らが言うとおり夕食に出かけるには遠いし、マリオは道に迷ってしまった。 

このお店は、もともとピッツェリアだったが、3階を改造してモダンな和食レストランになった。どうやら日本人が二人働いているようだ。 実は、このお店から日本人料理人を探してほしいと依頼されていたことがある。ずいぶんむかしのことだった。夕食をしながらもグイドはトレヴィーゾについて質問しながらも調べてあることを話すが、彼らが逆に知らないこともあった。 たとえば、トレヴィーゾは、あのティラミスというお菓子の発祥地でもある。 

日本でトレヴィスと呼んでいる赤チコリの野菜がある。イタリア語ではラディッキオというが、これがトレヴィーゾの名物野菜だ。それにあまり知られていないが、白ポレンタは、ここトレヴィーゾだけにある。 

かつてアメリカのすし屋で「カリフォルニア巻き」なるものが生まれたように、日本料理も処変われば品変わる。トレヴィーゾでオープンされる寿司バーをどのように変えて行くか、グイドの頭の中には常にその構想が広がっていった。

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○ 月×日Fastwebという光ファイバー高速回線の会社から電話がかかる。これまで、ネットつなぎ放題、国内の電話かけ放題がなかった時代に契約した月85ユーロも、今となってはライバル社が使用料のタリフを落とし始めたころ、TELE2という会社に変えようとFastweb社には解約の希望を出しておいたのだった。あとで契約した人たちはすでに安いタリフで払っているのだが、契約はかえられないのでやめるしかないと言うことを教えてくれた人がいた。だからやむを得ず会社を変えることにしたのだ。 それを受け取った矢先に「同じ条件で40ユーロにしましょう。」そのやり取りには、なさけないが半分は喜んだ。後の半分は、「やめると言ったからだろうが!」というムカつき感もあったのだ。


△ 月□日、ミラノ郊外の鉄道駅。電車が30分遅れるという。もっと遅れる事もあるがこの時間帯8時11分の電車に乗れないと会社に大遅刻する人が多発する。その電車のあとは、なんと12時51分まで電車がない! 

そういう事情で怒りながら乗客が駅長室に押し寄せる。 この駅だけではなく、特急などが止まらない小さな各駅で同じ事が起こったことだろう。困り果てた駅長が電話を受けてアナウンスする。「当駅にも次に通過予定の特急列車が本日のみ特別に停車いたします。」これも言ったからなんとか、なったわけだ。


ヴィタフェリーチェサイトはイタリア的で親切ではない、と言う人がいた。イタリア的な感覚では、「わからなければ聞いてください」となるので、TOZAIのサイトを見たイタリア人は、ちゃんと書いてあることもメールで質問してくる。そこに書いてあることに申し込んでくるのではなく「こういうのはあるか?」と交渉してくるのである。そういう感覚で「わからなければ聞いてくるだろう」と思っていたら、相手は日本人である。「よくわからなかったので、別のところへ探しに行きました。」となってしまう。 


一長一短だが、イタリアで、生活していると「言えばなんとかなる」と言う精神が身についてしまう。正しい言い方にも良し悪しがある。

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 ここ数日雨が続いた。 ヴェネト州では130ミリの雨により、ヴェネツィアのさんマルコ広場では、いつものように水浸しになっている。 ヴェネツィアの町全体が島で出来ていて、パダナ平野の東、デルタ地帯には、もともと陸になったり、海底に沈んだり、不安定な土地が多く、もともと人が住むには適していない場所には、ゲルマンの蛮族から逃れるためにやってきた人々が住み始め、島と島の間が運河として使えることや、船を使っての生活から、中間貿易を発展させて、ヴェネツィア共和国は、地中海の最も重要な海峡共和国になった。 アメリカ大陸発見以後の緩やかな衰退、ナポレオンによる破壊、イタリア統一によって、一地方都市として観光の町になってしまい、おまけに「水の都」は、これまで味方であり続けた水によって苦しめられている。  波 


日本の大都市のうち、京都や札幌以外は、海に面して、海外との貿易に重点を置いているのに対して、イタリアではジェノヴァやヴェネツィア、ナポリが海に面しているが、ミラノ、トリノ、フィレンツェ、ローマなどは海に面していない。 日本がそれほど外国を必要としていなかった時代、日本の都は京都だった。そして日本の歴史を証明する古都でもある。 イタリアの内陸にある町は「ウチはウチ」と言う風にそれぞれが、独自の文化を持つ「京都型都市」であり、ヴェネツィアのように外国の文化を取り入れて栄えた現代の東京大阪型都市は、イタリアでは過去のものになっているのかもしれない。 つまり日本のイタリアはいつも逆なエネルギーを持っている。 UFO

モテル

  ちょうど先週リリアーナの家でホームパーティーがあって、グイドはモテルをやっていた。 


一度よいしょされると、すっかり有頂天になって、またノコノコ会いに行くのがグイドの習性である。 


今回はギャグばかりではなく、ちょっと真面目な話も登場。 


リリアーナの過去のお話、お仕事の話など。 


また、彼女の友だちマリアンナは、韓国人で、しかし3歳の時からイタリア人夫婦の里親の許で育った。 彼女は韓国語は話せない。 

グイドがお土産の韓国あかすりを見せるが、そんなものは知らないと言う。 

キムチは嫌いだと言う。 

グイドは「日本では韓国のドラマや韓国ブームだよ」と言うと不思議そうな顔をしている。 マリアンナは、ブラジルに憧れている。 イタリア人のリリアーナは、日本に憧れている。 今回彼女らに紹介した日本人のAさんは、イタリアに憧れている。 

でもアジアそのものを下に見て育ってきた韓国系イタリア人マリアンナは、それにしてはグイドにはとても人懐っこい。(写真上の列左) 本当は祖国がずっと気になっていたんだろうな。 

世界を旅し、海外に滞在していると、いろんな人がいて、いろんな境遇にいるんだな、と実感する。 


♪幸せってなんだあっけなんだあっけ♪

carta

イタリアのIDカードイメージ



  以前書いた事があるが、このブログでのハンドル名「グイド」は、あのロベルト・ベニーニの名作「ライフ・イズ・ビューティフル」でベニーニが扮する主人公の名前なのだ。 


(ブログの)グイドは、この映画が気に入ってビデオで何度も見た。 最近もシナリオ本をずっとリュックの中に持っていて、電車で読んでいる。 


シナリオのせりふを読むと、映画の場面を目に浮かべられるほどよく覚えている。 ある部分などは、せりふをそのまま覚えてしまっている。 


なぜそれほど気に入ったかというと、(この映画の)グイドは、恋をしたとき、失恋寸前の時、息子とナチスのユダヤ人収容所の入れられていても、常にプラス思考で乗り越えてきた。 

いつでも笑いを忘れずに。 


今日も電車のトラブル。 遅れるならまだましで、もともと一時間に一本ほどしかない電車なのに電車の故障でキャンセル。 電車

つまり、電車が来ないということになった。 こういう日常を見ると「イタリアって先進国じゃない」と思われても仕方がない。 ベニーニと同じトスカーナはヴィンチ村出身のレオナルド・ダ・ヴィンチを思い出させる。 人並みは慣れているから天才たるゆえんだが、研究者の考えでは、イタリアにはすでに高い技術や学問が存在していたわけで、ダヴィンチの時代から千年は溯る古代になる。 

ローマ帝国があまりにも豊かで平和な頃、他民族がローマやイタリア半島に集まっていた。特にギリシア人の中に、ローマ以前に高度に発展した国から優秀な人材が住みついていた。 ローマの幸運は南のギリシア人だけではなく、北のトスカーナ一帯とその周りに住むエトルリア人で、彼らも高度な技術を持つ民族だった。 こういう土地柄には、優秀な人材の優秀な頭脳に恵まれ、それでありながらユーモアを決して忘れない人間的だ。 それがイタリア人の魅力でもある。 天使  


シナリオを読む練習は、月曜日に行なわれるMTVの番組収録になれるため、そして予定されている映画での俳優としての出演のために慣れるためでもある。 

ベニーニ自身がヴィンチェンツォ・チェラーミと一緒に書いた、このシナリオを読んで見るとつくづく、その内容の濃さに驚く。 グイドがお目当ての女性ドーラに会いに行くためだけに彼女が教える学校に潜り込むが、成り行きで、当時のファシズムが学校教育で教えていた人種差別の講義をグイド自身の耳や膝、そしておへそと言う比較の対象にもならない体の部分の優越性を面白おかしく子供たちに説明することで、人種差別理論を茶化している。 収容所では、大勢がわからないドイツ語の通訳を、ドイツ語がまったくわからないグイドが引き受け、わが息子が、まるでゲームだと思い込むようにだけみんなの前で翻訳しているフリをする。 


この映画では、そのせりふのつながった面白さを理解しなくても楽しめる。 

しかし、イタリア語をよく理解し、イタリアについて本当に理解できたら、その5倍くらいのユーモアが盛り込んであることがわかる。 ダ・ヴィンチの最後の晩餐にしても(このブログの)グイドは、ミラノに住んでいるため観光案内で、おそらく100回以上は説明をしながら観察している。 絵が描かれている壁の裏側まで見ることが出来た。  

知れば知るほど奥深い。 

それがイタリアの芸術であり、イタリア人のアイデンティティーである。 しかし、電車が遅れるのはなぜ? W杯で優勝した理由をこんな風に言った選手がいた。「イタリアのサッカー界では、このW杯前に史上初のスキャンダル事件で混乱になった。 だから勝てたのだろう。」 W杯でも活躍した選手を多数抱えるユーヴェントスがセリエCもしくはBにまで落ちると、カンナヴァーロはレアル・マドリードが、ザンブロッタはバルセロナがスカウトしている。 W杯の優勝国選手でしかも全世界に活躍を見せれば、人気クラブからの契約金は天文学的に跳ね上がることまで計算しての底力だったのか? 優秀な選手はクラブや出身国への愛着よりも移籍して日の当たるところで活躍したいものなのだ。 そこでフト考えさせられるが、スキャンダル問題がなければ、怪我をしてでもW杯で勝つより、人気クラブのために、しかもより長い選手生活を目指すのか?  電車を動かす技術がありながら簡単にトラブルになり、W杯で優勝する力がありながら、力をセーブしているから「天才バカ」ということかもしれない。 ロケット

  それはすべて「たまたま」からはじまった。 



ミラノに日本人学校というのがあり、そこのバザーで古本を破格値で売っているのを見て、売れ残りの数冊から選んで買ったのが大谷晃一著「続大阪学」だった。 


一度はサッと読んで本棚にずっとしまってあった。 


それから読んでいなかったのは、実はグイドは10代の時から大阪ファンで、京都、大阪にバイト、神戸で自営業をして住んでいたし、研究好きなため、これら三都や関西関係の本は読んでいた。 


だからこそ上記の古本はホンの時間つぶしのつもりでいた。 


この大谷氏による大阪論がとても客観的で的を得ていて、またたくさんの資料をもとに書いてあるお陰で、関西を中心とした今回の帰国を前にミラノへの通勤中に何度も読んでいた。 


おそらく潜在的にグイド自身の事業の方向を決める参考になるパイオニア精神溢れる大阪の偉大な事業家の話を読んで、やる気を出したかったのだろう。 


気がつけば大阪のことを考えながらアメブロの関西ブログを片っ端から読んでいた。 


日本が恋しくなると言う以前に、そういうノスタルジックなセンティメントに欠けるグイドだが、これまで他のブログといえば、イタリアや海外のもの、しかしこの関西ブロガーが地に足が着いているという有利を活かしてか“メチャオモロイ!!”グイドの場合気が向いた時しか写真を撮らないので、一回の更新で写真イメージを一枚入れるか入れないかなのだが、さすが食べ物関係の話題と関係する写真の多いこと。そして画像が大きいこと。 ここ数年あまり話題がない関西だが、グイドはイタリアから、その歴史や人々の習性などを見ると日本は世界の縮図で大阪はイタリアだとつくづく思う。


 例えばサッカーにかける熱狂は、大阪の阪神ファンそのもので、いつでも食べている食への情熱も同じである。 


シモネタが日常会話に入り込んでいるノリなどなど大阪人がイタリア語を話したらなんの違和感もない。 グイド個人的には神戸が好きで、イタリア人など外国人が観光で訪れ喜ばれるのは京都だろう。 


これまで大阪の町そのものに魅力を感じないという意見もよく聞いた。 


イタリアすべてと大阪すべてを結びつけるとかなり無理もあるだろうが、ヒトのエネルギーと言うかフィーリングに注目すれば、国と町の比較であるにもかかわらず、あらゆることがよーく見えてくる。 


日伊文化協会を作っては見たが、大阪イタリア協会にしていたら面白かったかもな、と思っている。 グイド自身大阪人ではないが、プラス思考というところで仲間に入れてもらいたいものである。

不思議な国

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  王子様トッティがペナルティーキックで見事ゴール。 オーストラリアを破り30日の準々決勝に進出! ウクライナと対決! 準決勝では、ドイツxアルゼンチン戦の勝利者と7月4日対決。 


決勝はミュンヘンでイギリスポルトガル、ブラジル、スペインなどと当たる可能性が高いが、ウクライナ戦でも油断せず、しかし準決勝がかなり手ごわいというカード。 グイドは作家やジャーナリストのような冷徹な目でこの現象を観察するが、準々決勝進出にもイタリア中がストップするのだから、決勝では、誰もがテレビに釘付けで銀行も駅も誰もいない状態になってしまうだろう、と見ている。 


この時期たまたま大阪に関する本を読んでいたので、大阪人が阪神タイガースにかける思いと、イタリア人がサッカーにかける情熱とすごく似ていることを発見する。 

イタリアと言えば、古代ローマの栄光、ルネッサンスの栄光がありながら、まずはフランスイギリスそしてアメリカなどの新勢力に押され、衰退し普通の国になった。 


大阪は元禄時代、天下の台所と言われ、全国の大名も借金のために町人である大阪商人に頭が上がらず、その藩の財政にまで国をはさんできたという。 しかし江戸が東京になった新体制で、衰退し主要都市ではあるが、他の都市と変わらない普通の町になりつつある。 

この鬱憤を大阪人は野球で、イタリア人はサッカーで、応援して晴らしてやろうではないか!! イタリア人はスポーツマンというより、サッカー病なのかもしれない。応援するチームを自分のことのように怒ったり、喜んだりしてしまう。 イタリアの勝利が決まったとき、一斉に町中が歓声に包まれた。 ムムム異状だ。 現実的なイタリア人も政治に嫌気を指しての彼ら流の現実逃避でもある。 

グイドは精神分析する。 日曜日と月曜日に国民投票が行なわれた。 主相の権力に関する憲法を改正するかどうかを問うもので、これは明らかにベルルスコーニの政権を復帰させたあと、その権力を不動のものにする配慮だが、61.7%がNOと答えた。 南部や島(サルデーニャ、シチリア)では70%を越えての反対。 右派が強い北部でも52.6%とやはり過半数を超えて「反対」とのこと。 

ただしイタリア人がもともと左寄りの傾向になるのとは違う。彼ら一人一人が自分の法律を持っているつもりでいるわけで、このカトリックの国でも、ホンネは「一人一人が解釈する神」が存在するのだ。 だから左派が与党になっても、ぜんぜん期待は出来ない。 

政治は頼りに出来ないなら頼れるのは自分だけだ。 


タリア人はやはり大阪人にそっくりだ。 逞しい。 そして個人個人が体制への挑戦する、あるいは体制を利用してその人個人を助ける。 日本は東京化しながら、実は大阪化している。 世界はアメリカンナイズしながら、イタリア主義に妙な納得させられる。

sabrina sabrina

 グイドにとって11年半の知り合いヴァレンティーナは、グイドガ知り合ってから、4人目の彼氏と同棲したかと思うと、妊娠4ヶ月目に結婚にゴールイン。 「今度こそは逃がさないわよ」ということなら「できちゃった~」ではなく「つくれたし~」になるのかもしれないが、とにかくおめでとう。 祝日


彼女の好きな黄色やオレンジに自宅の壁を塗り替えてあるように、この日の花はヒマワリとレモンで統一。 教会から出てきてライスシャワーだけではなく、風船を空に放すなどの舞台的効果も屈指した、しかしながらアットホームな結婚式だった。 キス


同棲生活といっても彼女が買った家に彼が住みついたわけで、ネームプレートには彼女の名前だけが書いてある。 面白いのは、元彼氏も堂々の参列。 披露宴の終わりには、普通新郎新婦が並んでボンボニエレと言われる記念品を渡すべきだが、花婿がいない。 ロケット


花嫁が花婿を見つけたときには「あなたもいないとダメじゃない!」と早速尻にひいている。 あせる


彼女の人生設計は、計算通り進んでいるようだ。