日本の企業がイタリアの航空会社ピッチョーネ航空を買収するために5人の日本男性と一人の女性がやってきた。

  迎えるイタリア人スタッフは、機長のエンリコと副機長のマックス。そして、日本語が話せる乗務員シルヴァーナだった。日本の企業は、副機長の仕事をこなす機械を発明し、全機の副機長はリストラの危機にさらされている。そこでやってきた日本人一行は、イタリア語がぜんぜんわからないと説明してしまったので、リストラされそうなマックスは、笑顔とお辞儀を欠かさず、その実彼らを馬鹿にするような言葉をイタリア語で浴びせ、鬱憤を晴らそうとするが・・・


  MAX: Ma chi? Il pompelmo coi moccassini? (fa un inchini al capo)Spremiagrumi!(alla donna) Spremiagrumi anche a lei! Hai capito il nanerottolo?(inchinandosi)Perchè non me presti l'ape maia e te ne torni a Tokyo.

(誰が?モカシン履いたこのグレープフルーツがか?{お辞儀をしながら}生ジュース絞り!貴女にも生ジュース絞り!わかったか、この小人野郎。なぜミツバチマーヤを俺に貸して、東京に帰らないんだよう)


Kazuo(in perfetto italiano, secco)

Prima di tornarmene a Tokyo vorrei andare a trovare mio padre. E' di Cuneo.

(東京に帰る前に父に会いに行きたい。彼はクーネオのものです。)


Max.(impallidendo)

Oh, è molto simile all'italiano, il giapponese

({蒼くなって} オオッ、日本語ってイタリア語に似ているなあ)


カット。(続きは明日)