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今日は生徒の演奏のご紹介です
主にペダルの練習としてこちらの曲を選びました。
シューマンのユーゲントアルバムより 「 コラール 」
減衰するピアノという楽器で
この２分音符の連続を維持するのは意外に難しいと思います。
テクニックを見せれる曲でもないし、正直派手さなんて１つもないです。
ほぼ全部が２分音符というシンプルな曲。
シンプルだからこそ、音楽性が必要で難しいと私は思います。
最初生徒に弾いてもらった時
絶対教会じゃない感じだったので
（笑）電子ピアノでパイプオルガンの音にして弾いて、生徒に聴いてもらいました。
少しイメージしてもらいたくって。
教会行った事ある？ 入った事ある？
って聞いたら答えはNO
確かに、日本の小学生で教会に行った事ある、入った事がある子
多くはないのかもしれません。
神様にお祈りする時の曲
一見静か、落ち着いているように思えて
目には見えないエネルギーがそこにあるような
静寂のその先にある何か！みたいな感じ。
イメージしてみて
とか言いましたが小学５年生（当時は小学４年生）には、イメージできたかな？
レッスンでは生徒が弾く横で、 つい色々言っちゃいます
だんだん明るく！ だんだん光が差してきた！
ここで解決。 はい、また次に向かって・・・・
希望を持って！ もっと幸せな、温かい音イメージして！
・・・・って、よく考えたら、 結構難しい事要求してますね・・・
えへへ出来る出来ないは別として
イメージする音を出せるように努力や研究することが大事！
最後は自分なりの演奏をしてくれました。
私的には、もうちょっとテンポを上げて欲しかったのですが
彼女の中の１拍の速さはこうだったので
それもありかな、と思います
シンプルな曲だけど、癒される曲です
