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元2NE1 ボム 麻薬密輸疑惑事件から4年…再捜査の動きか

2NE1の元メンバーBOMが過去、麻薬密輸事件で「立件猶予」となった件について、約4年が過ぎて再捜査を要請する動きが出ている。

 24日、韓国で放送された「PD手帳」は、2014年6月に物議を醸したBOMの麻薬密輸疑惑にスポットライトをあてた。

 「PD手帳」制作陣によると、BOMは2010年アメリカからアンフェタミンを密輸し、その後、立件猶予処分となった。アンフェタミンは覚せい剤の一種で、疲労や食欲をおさえる薬物。韓国では麻薬類に分類され、許可を得ずに服用した場合、不法となる。



 当時、BOMはうつ病の治療が目的だったと主張。しかし、アメリカで代理処方を受け、その薬を他の人物が受け取っていた点、ゼリー類に変えて通関手続きを踏んだ点などが確認されたが、検察はBOMを「立件猶予処分」とした。

 過去、麻薬担当検事だったチョ・スヨン弁護士は「立件猶予とは、言葉のままに、立件をせずに事件の弁護もおこなわないということ。しかし、アンフェタミンを国内(韓国)に持ち込んで摘発されたケースを立件猶予にするのは、異例中の異例」と説明した。

 このような中、番組ではキム・ハクイ元法務部次官に関する「見逃し捜査」などの疑惑を提起。同次官は、BOMの事件当時、同件を捜査していた仁川検察庁の地検長として在職していた。

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