常世の晩禱展へ!

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みなさん遅くなりましたが
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

成人式の三連休、東京はかなり久しぶりに積もるほどの
雪が降り、お出かけを計画していた皆さんは大変でしたね!

まだそこかしこに雪が残っていた1月20日(日)、
「習いたい」でお教室をご紹介させていただいている
フランスアート刺繍Salon de Luxe の武井佳子先生が
アニマルドール作家の芦塚葉子先生とコラボレーションされた
展示「常世の晩禱(とこよのばんとう)」展に行ってまいりました!
 
 展示概要は「見たい」ページ へ

武井先生はオートクチュールを支える刺繍技術を本場のフランスで
学んで来られたお方で、選び抜かれた素材を組み合わせ
宝石のようにきらめく魅力的な作品を制作、指導されています。

 詳しくは「習いたい」Salon de Luxe ページをご覧下さい

一方のアニマルドール作家、芦塚葉子先生は
独自の手法で表情豊かな動物たちの
瞬間をとどめた作品が注目を集め、
日本橋三越のショーウィンドウを飾った際は
ディスプレイデザイン大賞を受賞されるなど、
見る人の心を惹き付ける作品を
制作、指導されています。

そんな魅力たっぷりのアーティストさん同士の
コラボレーションなので
展示空間がステキな化学反応を起こすことは
もちろんイメージしておりましたが
実際はさらにすごいことになっていました…!

展示場所は普段芦塚先生のお教室兼アトリエとして
使っているParsleysage(パセリセージ)という
自由が丘と奥沢の間にあるお店。

緑が生い茂る小さな庭を通り抜けて
縁側から靴を脱いで上がると異空間です。

珍しいガラパゴスの動物達と
イコンをテーマにした刺繍作品たち

それらが等間隔にかしこまって並んでいるのではなくて、
空間ひとかたまりで装飾されているので
ディスプレイデザインのように360°鑑賞できました。

鑑賞した感想を述べるならば…

前人未到の自然の中で、一人じっと長い時間待っていると
一瞬だけ光の当たり方が変わって風景が一変して
しかもものすごく珍しい動物が現れた!!! という瞬間に
自分が少しでも動くと、このひと時が終わってしまうような
気がして自然と息を殺していたのです…

みたいな神秘的なシーンに出くわした時の感覚は
こんな感じなのかな と。

あまり味わう事のできない非日常空間を体験できたひとときでした。
ありがとうございました。

今後もお店では様々な企画が目白押しです。
ぜひチェックしてください!

Parsleysageさんのホームページは こちら

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先日ふたたび日本民藝館を訪れました。

現在開催されているのは、「平成24年度日本民藝館展ー新作工芸公募展ー」。


繰り返し作ることが出来て、しっかり使える
そして日本の伝統的な技術を継承してゆく…

民藝品の要素を満たす新作が全国より集まって、
会場に展示されています。

しかも展示されている入選作は一般の来場者に販売されるのです。
私が訪れたのは会期の折り返しにあたる日曜日で、
ほとんどの入選作品に「売約済み」の札がかかっていました。

たしかに展示室に並ぶ品々は全国の公募より選ばれた作品だからといって
どれも出しゃばるような存在感ではなく、

日常の一コマにそばにあったらほっこりするような

長く使い込んでゆくことを考えてにっこりしてしまうような

優しい道具たちでした。
食器や籠や織物、家具、なんでもあります!

おそらくここに専門的な知識も備わっていれば、
ますますテンションが上がるような、そんな見応えたっぷりの展示でした。

もっと早く行けば良かったと、今年は学ぶことができたので
来年楽しみにして一年を待ちたいと思いました。

展示は今週の日曜日、23日までです!

詳しくは、 おとなの芸術村「見たい」
      日本民藝館HP


$村娘の展覧会ブログ
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まだ日中が夏のような暑さと日差しだった先週、
夏の総仕上げにとっても面白いところに行ってまいりました!

駒場の東大キャンパスのすぐそば、
昔ながらの邸宅が並ぶ住宅街にあります
「日本民藝館」です。

現在こちらで行われているのが
「沖縄復帰40年記念特別公開 琉球の紅型」

100年以上前に染められた紅型の衣裳などを見ることができます。

最近染めたての紅型を見たばかりだったので、
長い時を経て風合いが変化した紅型を見てみたいと思っていたところでした。

とはいえ、紅型ならではの見る人を明るい気持ちにしてくれるような
「おめでたい!」パワーはむしろ力強さを増したような印象。

そして展示されている空間自体がハッとするような
独特の温度を持っているので
普通の美術館にあるような、古いものが

「閉じ込められている」

のを見ているのではなく、同じ空間で

「息をしている」

状態で見ることができたような気がしました。
これってなかなかないと思います。

なぜそのような感覚になるのかというと、
創設者・柳宗悦が隅から隅までこだわり抜いてデザインした
インテリアで構成されているからなのですね。

柳宗悦といえば「用の美」を唱え、民藝品の美しさに光を当てた
民藝運動の父。

そりゃ普通の美術館と違うわけでした!

そんな彼のこだわりの空間にどっぷり浸れるステキスポットが
井の頭線で渋谷駅からすぐ、駒場東大前駅の近くにあります。

とにかく現地に行っていただければこの感じ、伝わると思います!

常設展示も見応えたっぷりなので、ぜひ足を運んでみて下さい。


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「水色地山水楼閣小鳥文様紅型衣裳」
木綿 19世紀 丈134.0cm/日本民藝館蔵


日本民藝館
おとなの芸術村「見たい」
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