2007年02月11日 19時30分35秒

津波の高さと到達時間(南海トラフの巨大地震編)

テーマ:時代の明日を読む


      波 津波の高さと到達時間(南海トラフの巨大地震編)


【南海トラフの巨大地震編】
波 南海トラフの巨大地震が発生した時は、昭和南海地震の3~4倍の大津波(場所によっては、最大15m~20m、もしかすると30m級の津波)がくると予測されている。また、太平洋沿岸全域での津波の到達時間は、速いところで数分、だいたい10分~30分程度といわれている。高知県沿岸部は、この前のスマトラ地震のような津波が来ます。

波 南海トラフでの巨大地震は震源域の多くの部分が海域にあるため、地震発生時に海底が広い範囲で押し上げられ、津波が発生する。津波の速度は、沖合ではジェット機並みの速度で伝わる。海底が浅くなると、速度が遅くなり、津波高さを増す。遅いと言っても、オリンピックの短距離走の選手並みの早さなので、津波を見てからでは、逃げ切れない。津波の高さも、10階建てのビルに相当する高さの津波がやってきた事例もある。

波 更に長い間続く長周期地震動の可能性もある。南海トラフでの3兄弟 (東海地震、東南海地震、南海地震) が同時に騒ぐと、震源の大きさは東西700kmにも及ぶ。断層の破壊は秒速2~3kmという高速で進むが、断層規模が大きいため、全体が破壊するのに100秒以上の時間を要する。兵庫県南部地震では震源断層は40km程度だったため、震源断層近くでは10秒程度の揺れであった。南海トラフでの巨大地震の揺れは、100秒以上続く場合も想定されており、神戸で経験したものとは桁違い、ずいぶん長いものになるだろう。

モグラ 兵庫県南部地震で震度6以上の揺れに見舞われた地域と比べ、南海トラフの巨大地震が発生した場合は、桁違いに広い地域が強い揺れに見舞われる。震度6強以上の揺れに見舞われるのは、震源域が陸域にかかる静岡から東三河の地域、渥美半島、紀伊半島、四国の沿岸地域である。震源から距離があっても、濃尾平野、大阪平野、琵琶湖周辺、伊那谷から諏訪湖にかけての地域など、軟弱な地盤の広がる地域では、強い揺れとなっている。


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