保ち合い相場 | 作業日誌

保ち合い相場

昨晩は米国市場も落ち着きを取り戻し、日本発の市場混乱は取りあえず落ち着いている格好だ。ただ、本日は週末に加え、通常国会で来年度予算の審議が始まることや日銀総裁会見なども控えており、外国人としては動きづらい状況である。勢いハイテク株などのディーリングでお茶を濁すような展開になりがちだ。

そのため、ただでさえ動きづらい指数の支配下にあって、個別はさらに動きづらい形となっており、方向感も出にくい相場となっている。

テクニカル的には、昨日の反発を受けて、窓を下に空けて寄り付いたために下落時に空けた窓を埋めることなく移動平均線に捕まっている状態である。もう一度、下に空けた窓を埋めに行きたい環境であろうか。

現時点では、後場に入って下押す可能性が高いと見ている。