塩野義製薬は3月16日、2010―14年度の「第3次中期経営計画」を発表した。国内営業面では、高脂血症治療薬クレストール、高血圧症治療薬イルベタン、抗うつ薬サインバルタ(1月20日付承認)を「最重要戦略品目」と位置付け、3品目合計で売上高1000億円を目指すとした。手代木功社長は記者会見で、「すべてのリソースをここに特化していく覚悟だ。『3品目合計1000億円』という言葉だけを追い求めていってもらいたいくらいだと思っている」と語った。一方、研究開発面では、16年以降のクレストールの特許切れに備え、「肥満・糖尿病」と「ウイルス感染症」を「研究開発重点疾患」として集中的に投資する方針を示した。

 塩野義製薬は第2次中計期間中に、クレストールの国内売り上げ・ロイヤルティー収入の拡大や、米社買収による米国販売網獲得などの実績を上げたが、主力の抗生物質が振るわず、国内営業面で課題を残した。そこで第3次中計では、「新薬の伸長が成長をもたらす企業体質への転換」を掲げた。新薬8品目で国内売り上げ目標として設定した2000億円(09年度予想1555億円)の70%超を稼ぎ出す計画だ。

 新薬8品目は、「最重要戦略品目」3品目のほか、▽特発性肺線維症治療薬ピレスパ▽尋常性ざ瘡治療薬ディフェリン▽インフルエンザ治療薬ラピアクタ▽カルバペネム系抗生物質フィニバックス▽がん疼痛治療剤オキシコンチン/オキノーム―の5品目。「最重要戦略品目」では、クレストールで500億円(230億円)、イルベタン(35億円)とサインバルタで計500億円を目指す。

 14年度の連結数値目標は、売上高3750億円(2800億円)、営業利益1100億円(600億円)、研究開発費650億円(500億円)。


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