北海道滝川市立小6年の松木友音さん=当時(12)=がいじめを苦に自殺した問題で、母親の敬子さん(41)が、道と市に対し慰謝料など計約7900万円の支払いを求めた訴訟は26日、札幌地裁(中山幾次郎裁判長)で、道と市が連帯して2500万円支払うことなどで和解が成立した。
 中山裁判長は、和解に当たり、前提となる事実関係の判断を提示し、担任のいじめに気付けなかった過失や、自殺の予見可能性を認定。また、市がいじめを否定し続けたことなどによる敬子さんの精神的苦痛も認め、慰謝料算定に盛り込んだ。
 和解内容は、和解金2500万円の支払いと謝罪、同種事案発生時の第三者による調査と被害者や親族から意見を聴く機会の保障、道内の教職員への和解内容の周知徹底-など。
 原告側代理人は「事後対応の悪さは、遺族を二重三重に苦しめる。隠ぺい体質の本質的解決を目指そうとする画期的な和解内容」と評価した。 

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