鍋割山 | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

金曜日6日の夕方に降リ始めた雪は7日の朝まで降った

天気報道では前橋積雪2センチと言っていたが我が家は

標高180M、5センチは積もった

今日は茨城、栃木 群馬の三県交流ハイクが栃木県で行われるはずでしたが

、中止になった。昨日の天気予報でも今日は雨になるといっていた

今朝起きる予想外に雨も上がっていた。急にジイジーが朝ご飯を食べる時に

赤城山が見えるから鍋割山に登ろうと

言い出した。あわてて用意をして出かけた


赤城県道も箕輪に近づくと道路に雪が出始めてチェーンを巻いている車が道に止まっていた

箕輪の駐車場も雪で真っ白であった。登山客が何組か登り支度をしていた。

10:15分支度を整え登り出す。雪が降った後なのでアイゼンは付けない。

トレースが出来ているので歩きやすい

箕輪の温度は2度、風穴の所の温度計は0度を指していた。温かい


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荒山高原直下の岩のある登山道も雪に覆われ歩きやすい

太陽がさしてきたようで木の間から光が差してきた

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荒山高原11:05に着いた

登山する人の足跡が山の方に付いているだけで、高原が真っ白い雪の原
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荒山方面も)どんより谷川連峰もうっすらと僅かに見えるだけ
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鍋割山の頂上12:00 3組)と単独者がいるだけ

風もなく今日は特別に静かなような気がした
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頂上から眼下は雲に覆われ眺望は良くない

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昼ご飯を食べ終わってそろそろ帰ろうとしていたら

私たちの前で

「富士山があんなに大きく見える」

と言っている若い男性がいた

「あれは浅間ですよ」と私が思わず言ってしまったら

「アレは浅間でス」

と分かっているといわんばかり  

指差してるのがどうやら八ツ岳連峰の方

「富士山はこっちの方向で今は見えないですね」

またまたおせっかいババーになってしまった


ちょっと離れたところで食事をしていた御夫婦が

「富士山どっちに見えるのですか」

と言って私たちの所に駆け寄ってきた

そして山談義をしていると

富士山が見えてきた

「富士山が見えますよ」

「見えた」 

奥様もとても感激している

ヤハリ富士山は格別のようだ

「ではまたどこかでお会いしましょう」

と挨拶をして帰ろうとしたら13:00


「あれTさんじゃないですか」

ジイジの高校時代の友達がこっちを向いていた

Tさんは次男さんをお供に2人で登ってきた

Tさんは今の時季は猟にゴルフに忙しく遊んでいるはずなのにと

思っていましたが。

「もう年だから殺生は止めた。山を歩き出したら今度は一緒に

歩いていた友達が去年亡くなったしゴルフ友達は腰が痛くてダメだし

遊んでくれる友達が段々いなくなって、歩かないでいたら体がおかしくなってしまった。

そこで息子をお供に山歩きをしたら又元に戻ってきたもう暮から7回目だよ」


ジイジとTさんの歩かなきゃダメ談義 そうかといって散歩じゃつまらないしね

と意見が一致したようだ。 


猟をしていただけに 雪の山は慣れいてスパイクつき長靴で軽々しい足取り


下山をご一緒した

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そして無事に登山口に下りた14:10
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雪の鍋割山で思わぬ人に出会えてまた良いメモリーになった