Tue, January 30, 2007

「トマト」を特捜せよ!~リコピンの驚くべき効果とは?~

テーマ:ブログ


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「リコピン」と聞いて何を連想するでしょうか?
人気お笑いコンビである次長課長のコントに出てくるロシア人の名前が「リコピン(カルピンの弟) 」ですと解答するか、トマトに含まれているカルテノイドの一種で、リコピン is フリーダムと解答するかは自由です(犬井ひろし風に)。


「リコピン:lycopeneとは、赤い野菜(トマト)や果物(スイカ、柿、ピンクグレープフルーツ)に多く含まれる赤い色素です。

ただの赤い色素だと思われていたトマトの赤には非常に有効な効果があることが最近の研究で解明されてきました。

特に、β-カロテンの効果を上回ると言われているリコピンの抗酸化作用や抗ガン作用は注目を集めています。パスタやラザニアなどトマトを使った料理を日常的に食べているイタリア人を対象として消化器系ガンとトマトの摂取量に関係があるかを調査したところ、やはりトマトを多く食べている方が消化器系ガンになりにくかったと報告されています。


さらにトマトに含まれるリコピンがアレルギーに対して効果がある可能性がカゴメ株式会社総合研究所 の臨床試験で明らかになり、日本アレルギー学会で発表されました。

研究結果を難しく説明すると「トマト由来のカロテノイド(主にリコピン)の摂取が、ハウスダストに対する特異IgE値を有意に低下させる」ということです。これまでにも、人参ジュースの飲用が、ハウスダストやダニ等のⅠ型アレルギーを抑制(Th1/Th2バランス調節による)すること、また、ニンジンの抗アレルギー成分がβ-カロテンであることが動物実験(マウス)で解明(カゴメ株式会社総合研究所と国立医薬品食品衛生研究所との共同研究)にされています。

つまりトマトがアレルギーに効果的であったという内容です。


トマトにたくさんリコピンが含まれていた方が、リコピンパワーが炸裂しやすいということになる。それでは実際トマトにはどれくらいのリコピンが含まれているのか目安を知りたい。


【リコピン含有量】

ピンク系トマト(桃太郎):2~3mg/100g

プチトマト(ミニトマト):5~8mg/100g

カゴメトマトジュース(缶):16mg/160ml(無塩)、19mg/190ml(有塩)
カゴメトマトジュース900mlペットボトル:90mg

カゴメトマトリコピンDX:60mg/50ml

カゴメ完熟ホールトマト:14mg/100g


スーパーに並んでいる桃太郎などのいわゆるピンク系トマトよりプチトマトの方がリコピンが豊富に含まれます。ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがありますが、トマトの色の赤さはリコピンの含有量と比例しています。従って同じトマトでも半熟よりも完全に熟した赤いトマトほどリコピンが多く含まれています。

トマトジュースに使われるトマトは食用ではなく加工用トマトで、リコピン含有量(100g当たり7mg以上)、標準より赤く熟しているなどの「加工用トマト規格(農林水産省)」をクリアする必要があります。

従って加工用トマトの方が食用トマトより栄養価が高いと言うことになります。新鮮なトマトでも冷蔵庫の中に入っていれば徐々にビタミンも失われてしまいます。トマトジュースはリコピンだけではなくβ-カロテンも同時に摂取できるので推奨される食形態と言われています。


リコピンを効率良く摂取する方法
人間の場合、生野菜からではリコピンの吸収率が非常に低いことがわかっています。ちなみにウサギ、キツネ、ゴリラはリコピンの吸収が優れていることはわかっていますが犬では解っていません。

リコピンは本来、油に溶けやすい性質を持っているので、生で食べるよりもむしろオリーブオイルなどで調理して食べると吸収率が高くなります。また生トマトではなくトマト加工品の方が3倍以上もリコピンを効率的に吸収できることが分っています。また、カゴメ株式会社総合研究所の研究により、野菜飲料(トマトジュース、キャロットジュース)と牛乳を同時摂取することによりカロテノイドの吸収性が高まることが明らかとなっています。従ってトマトジュースと牛乳と混ぜて(1:1)摂取すると効率よくリコピンを吸収することができます。リコピンは熱に強いので、炒めたり煮込んだりしても成分がそれほど減少することはありません。

 

アトピー性皮膚炎の犬の治療において臨床家が最も危惧していることはいわゆる「ステロイド」の副作用の発現です。エビデンスレベルは別として犬のアトピー性皮膚炎に対して補助的に効果があるといわれている代替療法はいくつかありますが、K-1ファイターが相手からダウンを奪う原理と同じでアトピー性皮膚炎の犬でもローキック、フック、アッパー、ボディーと様々な側面からの持続的アプローチが必要となります。ヒトのアトピー性皮膚炎と同じように犬のアトピー性皮膚炎に対してトマトに含まれるリコピンが補助的な効果があるかどうかを検証してみたいものです。
そこで、はぐれ獣医プロデュースによるアトピー性皮膚炎の犬のための実験内容を考案してみました。
トマトは自宅で簡単に調達できる食材であり、ダイエット作戦としてトマトをルーチンに与えている飼い主さんも少なくなく、わざわざ通信販売で購入しなければならないサプリメントなどに比べればスムーズにアクセプトされるかもしれません。

ブログ書き込み型データに対する信憑性は確かに低いですが、例えば1000人中800人が効果があるかもしれないと回答すれば期待が膨らむし、1000人中10人が効果があると回答すれば信頼性が乏しいと判断する材料となります。

賛同する有志によるデータが集積できれば”明日の教科書”に繋がるかもしれません。


「発掘!○○大事典II」の納豆やレタスではありませんが、架空データによる捏造や集積したデータの改竄はせず、真実のみをフィードバックしたいと思います。


次回予告

はぐれ獣医プロデュース予備実験概要 を公開




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