Sat, May 07, 2005

「レモン」を科学せよ!~犬のアトピー性皮膚炎の戦略~

テーマ:ブログ


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「マ・ジ・カ・ル・バナナっハイ! 酸っぱいと言ったら…」と突然聞かれることは少ないが、何を連想するだろう?
レモン」と「お父さんの靴下の臭い」ははずせないだろう。

「オッサンの靴下」には効能がないが、「レモン」には素晴らしい効能がいくつかある。


レモンの主成分のクエン酸(Citric Acid)は、腸でのカルシウムの吸収をサポートし、骨密度を高めてくれるので骨粗鬆症に有効だ。逆に腸からの脂肪吸収を抑制し、血液中の中性脂肪の増加を遅らせる効果があることも分かった。

「からあげ定食」にレモンは理に適っているわけだ。

さらにクエン酸は体内の疲労物質である乳酸を分解してくれるので、疲労回復にもつながるぞ! 
飛行機で起こるエコノミークラス症候群にも効果的だ。レモンに多く含まれるクエン酸が長時間のフライトで静脈に出来やすくなる血液の塊を出来にくくする作用(血小板凝集抑制)がある。
体内のビタミンCが少なくなるとコラーゲンが不足しお肌のハリが無くなり、たるみやしわの原因になると言われている。

恋する乙女に臭わない靴下とレモンは必須のようだ!

レモンの絞り汁は石けんシャンプーの後のリンスにもなる。洗浄力が強力な強アルカリ性の石鹸で洗髪したままだと、キューティクルが剥がれ、髪がパサツキつくぞ!本来の髪の毛のpHである弱酸性に「酸」を加えて戻す(中和する)のがアシッドリンス。これにはレモンの絞り汁だけでなく酢も有名だ。まさに「リン酢」となるが足のくさいオッサン(オッ酸)のpHはいくつだろうか?女子高生がこのブログを読んだら「オヤジギャグ連発」というのだろう…

 

人でもアトピー性皮膚炎患者は健常人に比べて皮膚pHが高い傾向にあり、バイキンマンの感染が起こりやすくなっている。皮膚pHを下げる意味とビタミンCの抗ヒスタミン効果を期待してアトピー性皮膚炎の犬にレモンリンスは症状を緩和する一助となるかもしれない。補助的ではあるがノミが近寄るのを防止する作用もあるのでシナジー効果が期待できそうである。


犬と人の皮膚を比較すると、犬の皮膚はとても薄く、人よりバリケード、デリケートである。さらに人の皮膚pHは弱酸性(pH5.5~6.2)であるのに対して、犬の皮膚pHは哺乳類の中でも非常に高く中性pH 7.5)である。ちなみに猫の皮膚pHは弱酸性(pH6.4)である。従って我々が犬用シャンプーを使うことも、その逆も皮膚のpHバランスを考えると好ましくない。実際ノルバサンシャンプー(犬用)で検証してみたが、やっぱり痒くなった。チビッ子達は決して真似しないようにしてほしい。ちなみに犬に貴方の高級リンスを使っても問題ない!

キーワード:レモン クエン酸 リンス アトピー性皮膚炎 オッ酸

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