94分までは「鬼門平塚」でついに!と思っていたんですが…でも、不思議と悔しさが後を引かない試合でした。
そんな湘南戦の写真記です。
今シーズン限りでの退団が発表された柴田コーチ、中村コーチ、新吉コーチ。
クラブが大きく変わろうとする今、経営陣だけではなく現場スタッフやフロントの入れ替えは避けられないのでしょうが、やはり寂しいものです。
監督の松田さんも今季限りで後任は川勝さん、コーチに福岡監督の篠田さんなんて報道もあります。
ヴェルディを救うために立ち上がってくれたのですからありがたいことですが、せっかくよくなった今の流れを断ち切ってしまうのはもったいないのでは。
出来れば川勝さんには強化に専念して欲しいなぁ、と。
さすがに昇格争いをしているチームだけあって、この日のスタジアムはかなりの人。
この試合感謝マッチだった藤沢市長の挨拶もかなり気合いが入ったものでした。海老根市長は自分のフットサルチームに「エビマーレ」ってつけるほど、ベルマーレを応援しているようです。
ヴェルディも遅まきながら自治体との関係改善に乗り出したようですし、いつの日かこういういい関係を築きたいですね。
ヴェルディサポーターもかなりの人数が集結。試合開始前にはアウェイ側の席はほとんど満席状態に。
キックオフ直後から攻め込んできたのは湘南。
立て続けに決定機を作られるもレアンドロ選手と土肥選手の好セーブで得点は許さず。
なんとかここを凌いで…と思っていたらいきなりアクシデント発生。
ゴールライン際で相手選手ともつれた藤田選手がどこかを痛めてしまいます(腰でしょうか?)。
しばらくはプレイしていたものの結局前半15分で廣井選手と交代、3バックに変更かと思ったら廣井選手はそのまま左SBへ。
いきなりのスクランブル体制です。
その後ボールが回せるようになったヴェルディですが前半26分、相手ゴール前からいったん下げたボールの連携ミスからカウンターをくらい、最後は寺川選手に決められて失点。
肝心なときにヴェルディが悪いときの失点パターンがでてしまいました。
これで湘南が勢いに乗るかと思った直後の前半28分。
相手CKからの流れで珍しく(^^;)ヴェルディのカウンターが決まり、ペナルティエリア右に持ち込んだレアンドロ選手が相手を引きつけてからゴール中央でどフリーの井上選手へラストパス。
後はゴールに流し込むだけというこのビッグチャンス、なんと井上選手、ゴール右へ外してしまいます。 orz
正直、この時点で「やはり鬼門平塚…」の文字が頭に浮かびました。
それでも、このカウンターで湘南の選手に意識の変化があったのか、中盤でのプレッシャーが緩くなり楽にボールが回せるようになったヴェルディ。右サイドから何度かいいチャンスを作れるようになってきます。
そして前半終了間際の42分。
柴崎選手のパスを右サイドで受けた永里選手が相手DFをフェイントでかわすとゴール前へクロス。
このボールに飛び込んだ井上選手がうまく左足を出してゴール!いい時間帯で同点に追いつきます。
正直、これが決められてなぜあれが決められないのか謎ですが(^^;)サテライトの試合でもこういう形で決めることが多いので、あまり考える余裕がない方がいいのかもしれません。
この試合に期するものがあるであろう永里源気選手。
前半から右サイドで積極的に仕掛けてチャンスを演出。得点に絡むだけでなく自らシュートを放つ場面も。
前半は1-1で終了。
得点を決めた井上選手を笑顔で迎える義成選手の後ろで…
主審に抗議する松田監督。
正直この試合の審判団は…な出来でした。
判断基準がその場その場でバラバラだわ、意味不明なカードを出すわで、選手も観客もフラストレーションがたまっていく一方でした。
後半立ち上がりはヴェルディがペースをつかみます。
7分にはカウンターで持ち上がった土屋選手が福田選手にボールを預けると一気にゴール前へ。
福田選手のクロスにはわずかに合わなかったものの、これで勢いに乗ります。
この直後には柴崎選手のルーレットからのミドルや廣井選手の長距離キャノン砲も飛び出すなど、一気に攻勢に出ると、後半16分
永里選手が右サイドからドリブルで切れ込みチャンスメイク。これは相手DFのクリアにあいますが、そのこぼれ球をダイレクトで撃ったのはレアンドロ!
バックスタンドのアウェイ席にむかってきれいな弾道を描いたシュートがネットを揺らし、2-1と逆転に成功します。
一瞬アウェイ席の方向を間違えたレアンドロ選手。(^^)
胸のエンブレムを示しながらサポーターの元に駆け寄ると、
笑顔でガッツポーズ!ほんとにいい選手だわ。
この時点で「ついに鬼門平塚で…」と思ったのですが、甘かった。
平本、林と入れて前線でのボールキープを狙い逃げ切りをはかるもののうまくいかず、最後の最後でジャーン選手をフリーにしてしまい、その折り返しを決められて失点。
直後のキックオフでホイッスルでしたから、このワンプレイを、あと数秒間を我慢できてさえいれば…
しばらくその場を動けず、土屋選手に促されてようやく整列した永里選手。
2点に絡む活躍はしたものの、勝てなければ…って感じでしょうか。
サポーターの元に向かう選手たち。
天を仰いでいる選手が多いのが印象的でした。
サポーターは拍手で選手たちを出迎え。
土壇場で追いつかれてしまいはしたものの確実に福岡戦よりはいい試合をしていましたし、選手たちの気持ちも伝わってきました(それだけに勝ちたかった…)。
控え室に引き上げる永里選手。
その背中に悔しさが滲みます。
この悔しさはいつか必ずまたここで晴らそう!
その後湘南の選手たちがアウェイゴール裏に挨拶するためにアウェイサポーター席の前を歩いて行くとき、ヴェルディサポーターから湘南の選手たちに向けて自然発生的に拍手が起きていました。
かつて、今のヴェルディと同じような苦境に追い込まれながら10年かけて昇格を狙えるクラブにまで成長した湘南ベルマーレ。
サッカークラブとしてだけではなく、地域に根ざした総合スポーツクラブとしてもたくさん見習うところのあるクラブだと思います。
次は甲府との直接対決ですが、是非勝ってJ1に行って欲しいですね。
というわけで、残念ながら今回も「鬼門平塚」での勝利はならず。
いつの日か必ず「鬼門平塚」で勝利しましょう。できればJ1で。