さて、繋留流産発覚してすぐに実家の近くの病院に電話した結果、
「今ひどい出血や痛みがないなら明日の受診で大丈夫ですよ。
ただし、帰宅途中に何かあれば救急車で近くの病院に行ってください。
帰宅後も何かあればすぐに救急外来にかかってください。」
との指示をもらいました。
繋留流産発覚してすぐ母に迎えに来てもらい、自分で運転して帰宅(ぉぃ)。
翌日朝、実家近くの病院、まぁこを出産した病院にかかりました。
担当はもちろんまぁこの時と同じ、産婦人科筆頭部長。
母の担当医でもあります。
「ざんねんだったなぁ。」
「はい。」
「痛みと出血はあんまりないんだな?」
「痛みは全くなくて、出血は4日におばあちゃんが急死したんですが、5日6日とお葬式してるときから少しだけあります。
昨日から少しだけ量が増えた気がするけど、それほど多くはないです。」
「そうか。
じゃぁとりあえず見てみようか。」
現在の状況を伝えてから内診。
「お、なかなか大きいな。」
「はい、一応2日までは心拍確認できてたんで…」
「心拍の確認までいったのか。
そうかぁ…残念だったなぁ…
でも今はやっぱり心拍は止まってるから、ダメだな。」
「自分でも昨日確認したんで誤診はないと思ってます。
待っててもまた動き出すなんてないですもんね。」
「うん、それはない。」
わかってる。
心臓マッサージやAED使えるわけじゃないし。
なんもなしに再び心拍が戻るわけがない。
いくらお腹の中に留めておいても、もう戻ってこない。
「最後に写真もらえますか?
昨日向こうの先生からはもらえなくて…」
「うん、いいよ。」
心拍は止まってしまっているけど、最後の写真。
「サイズは…13.8mm。」
「え!?2日に14mmって聞いてたんですけど…」
「んー?それは胎嚢のサイズじゃないか?」
「いやぁ…違うと思ったけどなぁ…」
胎嚢サイズなんて測られたことないし…
内診室から出て母子手帳ケースに入れてあった写真を取り出して先生に見せる。
「あれ、胎児のサイズだな。」
「ですよね…
昨日向こうで17mmって言われたんですけど…」
「んー、まぁ測り方とかかな。」
多くは触れず。
もしかしたら不妊治療の主治医は期待を込めてやっぱり大きめに計ってくれてたのかも。
きっと先生も期待してくれてた、育ってくれたらと願ってくれていた。
それが小さな小さな赤ちゃんの大きさを測るときの微妙なラインを大きく見積もってくれてたのかもしれない。
先生ありがとう。
「手術はいつがいい?」
「何かあったら困るんで、待っても意味ないならできるだけ早い方がいいです。」
今はまぁこ第一。
「んー、じゃぁ木曜入院の金曜朝手術だな。」
入院!?
「あれ、入院するんですか?
向こうでは日帰りって言われてたんだけど…」
「うちでは日帰りで手術はさせないよ。」
「そうですか。」
びっくり…入院いるんだ…
あっさり半日くらいで終わるもんだと思ってた。
電話で手術室の予約を取る。
他のオペが入らなければ9時15分の手術になるみたい。
「じゃぁ12日の14時に入院。
夕方子宮口を開く前処置して、夕食後21時から絶飲食ね。」
「はい。
…痛いですか?」
やっぱ気になる。
「確か前の子陣痛経験したよな?」
ええ、しましたとも。
突発性難聴のめまいに耐えながら陣痛促進剤。
陣痛促進止めようと思ったら止まらず一晩中陣痛と戦い続け、翌朝まぁこの心拍低下で帝王切開。
最後まで陣痛で自然分娩してないから陣痛が最後どのくらいまで痛いのかわからないけど…
それでも看護士が見てる計測器ではかなり来てて心配されてたからそれなりの陣痛だったんだと思う。
「それよりは痛くないよ。」
そうですか、それはよかった。
てか、まぁ、まぁこの出産は陣痛の辛さとかより突発性難聴の辛さが遙かに勝っててもう覚えてない。
人生で一番つらかった時(自分の体調)は出産時の陣痛より、同時に併発した突発性難聴と言い切れる。
突発性難聴より辛いことなんてないか…(世の中の突発性難聴がすべてここまで辛いわけじゃないです)
いや、辛さじゃなくて痛みの話だったか…。
とりあえず体調に変化は起こらず、入院までの間普通に過ごした。
おばあちゃんの後処理とか老人ホームからの引き上げまでやってこなした。
一人になる時間が多いのはさすがにまずいのでできるだけ誰かがいるところにはいた。
気にしてたのはその程度で、実際少しずつ出血は増えているものの、大したことはなかった。
そうそう、菩提寺のおっさんにもおばあちゃんのことで会いに行った。
今回の繋留流産の話をしたら親身に聞いてくれた。
今まであんまりまともに話したことなかったけど、うちのおっさんはあんまり宗教染みてない感じだ。
おばあちゃんのせいにしようとしてたんだって話したら
「おばあちゃんが連れてっちゃったなんてことはない。
そんなこと言ったら大震災の日どれだけの流産がおこらなきゃならなくなることか。
不幸が続くと関連付けたくなるけれど、ひとつひとつまったく違うことが起こってる。
まずは体を大事にしなさい。」
と言われた。
あと、供養の話をしたら
「おばあちゃんの49日にでも一緒に御経を上げてあげよう。
いろいろなところで水子供養の話をするけれど、中には水子供養をしっかりしないと祟られるなんて話すやからもいる。
そんなことは絶対にないからだまされないようにね。
人は生まれてから死ぬまでに罪をたくさん犯すから49日間仏になれないとされてるんだけど、水子はまだ罪を犯していないから亡くなると瞬時に仏となるんだよ。
水子が人を恨んだり、ましてお母さんに不幸になってほしいなんて絶対に思っていない。
みんな幸せになってねって思ってるから大丈夫。
祟るなんて話をするやからは自分たちの金もうけのために何回もお布施やらが欲しくて言ってるだけ。」
世の中宗教や占いで金もうけを考える奴は相手の不安を呷らなきゃ食ってけない。
寺の住職が宗教を絡ませないで話をするわけにはいかないけど、少なくとも宗教を使って不安を呷って金もうけする人じゃないことはわかった。
私は無信仰なタイプだけど、お墓参りはするし、供養は残された人々の心のケアだと思っている。
49日のころには私の体も元に戻っているはず。
一区切りつけるためにも、お経をあげてもらおう。
そんなこんなで12日の14時ぴったりに入院。
まぁこもいるし、二日で一万円くらいだったから個室にした。
夕方には前処置をしてもらった。
これが痛かったのよ、やっぱ。
子宮口に棒のようなものを何本かさして広げたらしい。
一本一本刺さるたびに痛みが走る。
「あ、ちょっと痛い。」
「痛いかも。」
「痛い。」
「あー、痛い…。」
と何度か言った。
「もうすぐ終わるから。」
そう言われてまた数回
「痛いー。」
「無理やり広げてるからまぁ痛いわな。」
痛いっす。
「これでガーゼ入れて終わりな。」
終了…。
「痛い?」
「うん、生理痛のような…」
「そのうち痛み取れると思うけど、トイレ行ったときとかに取れないかだけ気を付けて。
もし出ちゃったらやり直しな。」
えー。
閉じてる子宮口無理やり開くんだから痛いに決まってる。
棒を一本一本刺されると痛みが走る。
でもまぁ、お腹に子供が宿ってくれたんだ。
産むとか生むとか「生きる」という意味が含まれてるから表現が違うかもしれないけど、産む痛みだと思えば軽すぎる。
このくらいの痛みしか味わえなかったことが残念なのかもしれない。
数分かそれくらいで痛みは取れた。
夕飯が運ばれてきた。
まぁこ妊娠中は妊娠高血圧食だったけど、今回は普通食。
「お腹すいたー。」
とまぁこが言ったので、まぁこが食べた(ぉぃ)。
とはいえ全然足りない量で
「もういらない。」
と言ったので、その後まぁこはまた夕飯を家で食べることになったんだけど(^^;)
普段実家に帰ると平気でまぁこを預けて外出する。
友達と飲み会の日は平気で夜中に帰ってくる。
だからまぁこはママがいなくても全然大丈夫。
大好きなねね(私の妹)が仕事帰りに病室に来てくれて、ばぁばとねねと帰り際。
「さぁ、そろそろ帰らなきゃ。」
「かえるー。おうちかえろっか。
ママもかえるー。」
「ママ帰れないよー。
ママ今日病院にお泊まりだからねねとばぁばと寝てね。
夜ごはんも少なすぎだからちゃんと食べてね。」
「かえるーママもかえるのー」
「んー、じゃぁエレベーターまで一緒に行こう。」
「えべれーたーかえるー。」
わかってないね、きっとこの子…
エレベーターまで一緒に行ったらついに号泣。
「いやーママもかえるーいやぁぁぁぁぁぁぁ」
ママいなくても平気な子なんだけどね…
ママを置いていくことには抵抗があるらしい。
産婦人科病棟に響き渡る泣き声…
「明日また朝おいで。
お泊まり今日だけだから、また明日ね。」
すごい泣きっぷりにばぁばとねねもたじたじ。
「大丈夫、多分すぐ泣きやむから。
今離れるのが嫌なだけで、多分大丈夫。
ずっと泣き続けたりしないはず。」
と言って見送った。
目の前のナースステーションに謝りながら部屋へ戻った。
夜は旦那に状況をlineで送って、まぁこに電話するように頼んだ。
ホントよくできた子で、親がいなくても全然大丈夫。
まぁ、帰ってくるって自信とかがしっかりあるからなんだろうけど。
飲み会連れてって先に帰したりしても泣くことはなかった。
やっぱり病院という独特の雰囲気の場所にママを置いていくことが不安だったんだと思う。
後から話を聞けば、やっぱりエレベーターの中で泣きやんで(あきらめて?)、下に着いたら
「ごはんたべるー」
って言ってたらしい。
子供に泣かれるとうれしくなっちゃうママもいる。
もちろんそうやって泣く子が愛おしくないわけじゃないけど、親がいなくてもしっかりできるってのもいいことだ。
その場で泣いてくれたという喜びと、その後すぐ泣きやんでみんなと楽しく過ごせたってのは最高じゃん。
さすが私の娘、そうでなくちゃね(^^)
夜はあんまり寝られなかった。
お葬式やなんやと近しくて生活が乱れていたのもあったと思うけど、精神的なものもあったと思う。
ごろごろ寝がえりを打ちながらうつらうつらと朝を待った。
手術当日、天気は雪。
手術の準備を整えてあとは手術室へ行くだけ。
9時過ぎ、まぁことばぁばが来た。
手術前にまぁこの顔が見れてよかった。
「手術行ってくるね。
すぐ戻ってくるからばぁばとここでいい子にしててね。」
手術室はまぁこを産んだ所ではなく、最近できた新しい手術室。
「めっちゃきれー。」
「あ、一人目産んだ時ここじゃなかったか。」
「はい、あのときまだここできてなかったから。」
「そうかー。」
現在病院が増大中。
かなり大きな病院なんです、ココ。
実家の最寄りに大病院。
医療に関してはホントいいところに住んでるよ。
手術台に横になって、手術の準備が始まる。
「麻酔は静脈麻酔とガスね。
じゃぁ大きく深呼吸しようかー」
すーはーすーはーすーはー…
入院前に家族で麻酔の話をしてた。
昔私は子宮内ポリープの手術で全身麻酔経験済み。
親も全身麻酔は何度か経験してる。
数数えてって言われて、
「ママは7まで数えた。」
「パパは3までだった。」
「れぇこ6位だったかなー。」
なんて話をしてた。
「終わったよー。」
え…
気付いた時には終わってた…
数の話はどうなった!?
しかも子宮内ポリープの手術(他院でやった)の時はフラッシュのように意識が戻ったりしてたのに、今回まったく戻らなかったんですけど…
「気持ち悪かったりしない?」
「はい、大丈夫です。」
「じゃぁ病室に戻るね。」
病室のベッドが迎えに来てくれてて、そっちに移動させられ寝たまま病室に戻った。
手術室に移動してから戻ってくるまで30~40分くらいだったんじゃないかな。
短い手術だった。
病室ではまぁこがお出迎え。
「まだ麻酔効いてるから少し寝てくださいね。」
そう言って看護士も出て行った。
「ままー」
とまぁこがベッドの横に来た。
「はぁい。
もう手術終わったからね。
待っててくれてありがとう。」
「えへへ。」
まぁこも上機嫌。
「お疲れ様。」
ママにはそう言われた。
「さっき先生に会ったけど、手術は問題なくきれいになったみたいだよ。
でも小さすぎて性別とかはわからないからごめんねって言われた。」
「そうだよね。
小さすぎるもんね。」
「うん、小さすぎるから姿を確認することすらできないんだって。」
「そっか。」
初めて涙が出た。
「やっぱかわいそうだったな…。」
「仕方ないよ。
よく頑張った。」
数粒の涙を流したらまぁこがまた
「ままー」
と寄ってきた。
泣いてる場合じゃないね。
2,3粒の涙で止まった。
「少し寝なさい。」
ママに言われた。
うつらうつら…
「ままー」
「はぁい。」
「だっこー」
「それはさすがにできないなぁ(笑)
まだ起きていいのかわからないから(^^;)」
「こらこら、ママ今疲れてるから寝かせてあげて。」
うつらうつら…
「ままー」
「はぁい。」
「まま、なにしてるの?」(最近の口癖)
「まま手術終わったからねんねしてるの。」
「ふーん。
ちゅっ」(キスのおねだり)
「うーん、まだできないなぁ。
看護婦さん来て起きていいよって言われてからね(^^;)」
「まぁこ…ママ寝かせてあげて…」
うつらうつら…
「ままー」
これを繰り返していたので寝れません(爆)
母に休息はないんです(うそつけ、いつもだらだらやってるくせにw)
そのうちまぁこのうんちの時間もやってきて、
「どこで替えよう」
と悩む母に
「私の足元で替えてあげて。」
と足をどかしてまぁこの寝る場所を作る。
今年の夏はおむつ取れるように頑張ろう…。
こんなことしてたら寝ることなく時間が過ぎていく。
そのうち看護師さんがやってきて
「体調どう?
少し体起こしてみようか。」
と体を起してくれて
「どう?気持ち悪くない?」
「はい。大丈夫です。」
「じゃぁ一口お水飲んでみよう。」
とお水を飲んでみる。
「気持ち悪くない?」
「はい。」
この何度も聞かれる"気持ち悪くない?"は麻酔の副作用を気にしているらしい。
手術前の絶飲食も麻酔のため。
麻酔掛けると吐き戻しちゃうらしい。
まぁ、内臓の動きも弱くなるんだろうから予想できる副作用。
「大丈夫そうだね。
じゃぁ少しずつお水飲んでみてね。」
そう言ってまた出て行った。
お昼前にまた看護師さんが来た。
「もうすぐお昼ご飯の時間だし、そろそろトイレ行こうか。」
術後最初のトイレは看護師立会。
起き上ってトイレ。
「大丈夫~?」
「大丈夫です。」
トイレから出ると
「出血は多かった?」
「そうですね…結構あるような…
不妊治療し始めてから生理の量が少ないから多く感じるけど…
でもまぁ昔多かったころの2日目くらいかな。」
「そっか、大丈夫そうだね。」
つまるところ、心配するような大出血が起きているわけではないと。
立ちあがってトイレを済ませた私を見て
「ままーだっこー。」
とまぁこ。
看護師さんがすかさず
「まだやめたほうがいいかなぁ?
今日はあんまり無理しないでね!!
すごい出血とかしたら大変だから…」
と忠告。
慌ててばぁばが止めに入る(笑)
「まだだっこダメだって。
代わりにぎゅーしようね。」
と抱く。
「じゃぁお昼ご飯運ばれてきたら食べてね。」
「はい。」
手術後に履かせてもらった下着とつけてもらったナプキンで、しかも寝てたので漏れてた。
下着だけ替えた。
その後もう一度やってきて点滴も外れた。
お昼御飯。
なんとカレー…。
「めずらしいメニューよー。」
と言いながら置いていった。
術後いきなりヘビーだな…(^^;)
まぁことばぁばは買い飯。
サンドイッチとか。
「ママの食べる?」
と聞いたら
「からいからい」
としかめっ面。
カレーは大人と子供分けているので大人のには手を出さないまぁこ。
辛くなかったけどね。
昼過ぎに検診。
「お昼ごはん食べれた?」
「はい。」
「出血は?」
「結構多いかなぁ…。」
「お腹の痛みは?」
「生理痛みたいなのが少し。」
「そうか。じゃぁ見てみよう。」
「手術は成功したからね。
きれいになってるはず。」
「はい。ありがとうございました。」
エコーで見てみる。
黒い影がある。
「これは胎児とか残りとかじゃないからね。
お腹にたまってる血液。
5mlくらいかな。
これが全部出てくるから1~2週間出血すると思うけど、出ちゃえば終わるから。」
「はい、わかりました。」
エコーを抜いたらつーっと出血した。
「おお、出血してるね。
でもこのくらいの量は大丈夫。」
出血の瞬間見られるとか、あんまりない経験ね…
「拭きますね。」
と看護師さんが処理してくれる。
すぐに下着を付けて内診室から出る。
「とりあえず手術は成功。
で、次の検診だけど、早く帰りたいよね?
ホントは木曜だけど…火曜にしようか。
10時半でどう?」
日曜帰る気でいたよ…
「はい。じゃぁ火曜でお願いします。」
そりゃそうだ。
出産だって一ヶ月検診がある。
出産したのと同じとまではいかなくても準ずる状態だから術後放置ってことはないわな…。
「とりあえず今日はできるだけ安静にしててね。」
「あのー、明日外食に行く予定が前からあって、家族でなんですけど行っていいですか?」
「まぁ、外食くらいは別に体に負担掛かることもないからいいと思うよ。」
「あとー、実は来週末ディズニー行く予定だったんですけどー…」
「(笑)スケジュール詰まってるなぁ。」
「ぜひ行かせてください!!
アナと雪の女王イベント中に行く予定だったんで!!
子供が楽しみにしてたからできれば行きたいんで!!」
「まぁ大丈夫だと思うけど、それは次回検診の時に判断しようか。」
「ですよね(^^;)はーい。」
「じゃぁいいよ。」
「ありがとうございました。」
流産の後にこんなこと考えられるのがすごい?
もっと悲しんで悲しんで泣き叫んで…何も考えられなくて、前向きにもなれなくて…
そういうのじゃないと薄情かしら?
涙もほとんど流していない私。
なんだか気持ちがしっかりしてるの。
先生の検診が終わったら看護師さんが部屋に来てくれて、いろいろ説明してくれた。
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[ 宮内容除去術を受けられた方へ ]
本日は、ゆっくり体を休めてください。明日からはシャワー(かけ湯)を使えます。今日は、体を拭くだけにしてください。入浴(湯につかる)できるのは、次回受診の後になります。
次回受診の前に次の様な症状がありましたら受診してください。
・出血が増えてきたり、血の塊が排出されたとき
・腹痛が出てきたり、強くなってきたとき
・発熱のとき
・いつもと違った症状がみられたとき
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生理の時のような血の塊は出ないらしい。
確かに術後出血は多いけど、生理とは違う。
さらさらしたピンク色の出血。
腹痛は術後軽い生理痛みたいなのがあったけど、それ以上強くならなければいいらしい。
発熱は感染症の疑いとかがあるからみたい。
「診療時間帯だったら産婦人科外来に、時間外なら救急外来にまずは電話してくださいね。
いきなり来ると処置が遅れたりするので、まず電話してから来るようにしてください。」
「わかりました。」
「じゃぁいつ退院してもいいですよ。」
「え、もういいんですか?」
「うん、いいよ。」
「あ、じゃぁすぐにでも帰ります。」(病院嫌い)
「別に急がなくてもいいよ。
少し寝ていってもいいし、休んでからでいいよ。
まぁこちゃんも寝ちゃってるし、起きてからでいいんじゃない?」
私が検診いってる間に寝てしまったまぁこ。
しっかりベッドで寝ている。
まるで入院しているのはまぁこのよう…。
「あー…そうですね…わかりました。」
帰る支度をしてまぁこが起きるのを待つ。
ママと話しながら…(寝ろよ)
まぁこが起きたのはそれから2時間後くらい…
日も傾き始めてた。
とりあえず手術は成功。
麻酔にかかってたのは30分くらい。
麻酔後一睡もできなかった。
麻酔後の過ごし方もあったせいか、夜はしっかり寝れた。
よく寝たねぇ…