ブログリニューアル&2015年の軌跡が蘇る『戦う、勝つ、生きる』(著/中野和也)出版決定 | ヒロ・ゴラッソ

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サッカーの "観た"試合を再び"読んで観る"サッカーブログです!
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(by副業サッカーライター=hirobrown)
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リニューアルオープン
 『紫色の血が流れる場所』

 
 サッカーキング・オピニオンにて、サンフレッチェ広島の事をあれこれ書き始めております者です。このたび、色々あって久しぶりのブログ更新となります。また、ブログ名も『紫色の血が流れる場所』に改めてリニューアルオープンします。


 2005年にJ1リーグが18チーム制になって以降の最多勝点記録となった74ポイントを獲得しての年間勝点1位、その後の明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ優勝、FIFAクラブW杯での世界3位と、我らがサンフレッチェ広島が見せてくれた軌跡は忘れようがありません。

 2012年と2013年にJ1リーグを連覇してから、2014年の夏に試行錯誤してマイナーチェンジ。満を持しての2015年にも様々な化学反応を見せてくれたサンフレッチェ広島。その舞台裏を描いた熱い本が、「紫色の血が流れてそう」な、『紫熊クラブ』編集長・発行人の中野和也さんの執筆により出版される事になりました。


 発売日は2月26日。カズの誕生日です。あっ、カズはカズでも、"ドクトル・カズ"ではなく、"キング"の方のカズさんですが(笑)。

 ブログ名はまだ仮タイトルとしたいところなのですが、『紫色の血が流れる場所』ってどうですかね?なでしこジャパンについても書いて行きたいと思っているので、サンフレッチェ色出し過ぎも良くないかもしれませんし、ご意見ございましたら、コメントもよろしくお願い致します。

 ちなみに、サッカーキング・オピニオンではこんな記事を書いております。
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「なでしこジャパンとサンフレッチェ広島~日本サッカー界が誇る2チームの強さの秘密」

http://opinion.sk/article/19112
 より、

近年の日本サッカー界が誇る2チーム
 なでしこジャパンとサンフレッチェ広島


日本人監督としては最多。3度目の最優秀監督賞を受賞したサンフレッチェ広島の森保一監督(左)とMVP受賞のMF青山敏弘(中央)。右側のプレゼンターの方はこの2人とその所属クラブから学ぶべきモノがあるのではないか? Photo by Getty Images


「彼女たちは私たちにないモノを持っています。」
「優勝の立役者は試合に出ていない選手たちです。」

 上記2つのコメントは2015年の日本サッカー界で大きな成果を挙げたチームの選手たちのコメントだ。前者は女子W杯カナダ大会で準優勝した、なでしこジャパンの主将MF宮間あや(岡山湯郷Belle)。後者は明治安田生命J1リーグを制し、FIFAクラブW杯で3位の座を掴んだサンフレッチェ広島の下部組織からの生え抜きMF森崎和幸によるものだ。

『誰が出ても同じサッカー』は善か?
『個』か『組織』か?なでしこ、サンフレッチェの例


なでしこジャパンは2011年のドイツW杯優勝以降は五輪とW杯で優勝こそないものの、昨年のカナダW杯でも準優勝。主要国際大会でファイナルまで勝ち上がり続けている。 Photo by Getty Images


 ご存知の通り、なでしこジャパンは2011年のドイツW杯で悲願の初優勝。その後も2012年のロンドン五輪準優勝、2014年にもアジアカップ初優勝を果たし、昨年のカナダW杯でも準優勝している。サンフレッチェも直近4シーズンで3度のJ1リーグ優勝を成し遂げているチームだ。性別も違うし、代表チームとクラブチームの違いもあれど、この2チームはここ4,5年単位の日本サッカー史に残る偉業を成し遂げ続けているチームだ。

 そして、その強さの強さの源としての総合力やベンチメンバーに対する言葉が上記のモノだ。確かに”建前”の部分もあるかもしれないが、実は奥が深い。特にサッカー界では、怪我や出場停止で主力メンバーが欠ける時、チームの監督や選手たち、メディアまでもが「誰が出ても同じサッカーが出来るので心配はない」、あるいは、「誰が出ても同じサッカーが出来るチーム作りが目標」との言葉が多く聞かれる。特にそれは組織を重んじる日本のサッカー界では顕著だ。

 しかし、この近年の日本サッカー界が誇る2チームである、なでしこやサンフレッチェはどうか?なでしこの主将・宮間は「彼女たちは私たちにないモノを持っている」と言う。試合途中から出る選手には自分の個性や持ち味を最大限発揮して攻撃や守備、攻守のバランスをそれまでの試合展開から”流れを変える”という役目が与えられる。だから、「誰が出ても同じサッカー」では困るのだ。

 なでしこもサンフレッチェも先発メンバーは割と固定されている。チームとしてのプレースタイルやコンセプトがしっかりしている完成度の高いチームだ。だからベンチメンバーが先発に抜擢されるような事は少ない。どちらのチームもポゼッションを重視する傾向も似ている。ただ、同じポゼッション型でも西野朗監督時代のガンバ大阪や現在の川崎フロンターレのような個人の技量から網み込まれるようなパスサッカーではない。組織としてのポゼッションやパスワークが浸透しているため、高い位置でのポゼッションは少ないかもしれないが、低い位置からのビルドアップや両ワイドへの展開など幅広いパスワークが信条のチームだ。

 そんな組織サッカーが出来る、なでしことサンフレッチェのベンチメンバーには個人の能力を強烈に打ち出してくる選手が求められる。なでしこであれば、それは変幻自在のドリブルによる局面打開力があるFW岩渕真奈、サンフレッチェであれば電光石火のスピードを持つFW浅野拓磨がその象徴になるだろう。

 『誰が出ても同じサッカー』は理想でも目標でもない。『誰が出ても各選手の個性を引き出せるサッカー』が出来れば、同じクオリティと強さを維持でき、自然とチーム戦術上でも新しい選手がフィットして来たのが昨年のサンフレッチェだったのだ。


続きを読む場合は、こちらをどうぞ→【続き】http://opinion.sk/article/19112
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