J1リーグ第27節、鹿島アントラーズVSガンバ大阪~”ラスト”は今季Jリーグベストゲ―ム【J特】 | ヒロ・ゴラッソ

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鹿島アントラーズ2-3ガンバ大阪

得点者【鹿島アントラーズ】赤崎(5分)、土居(65分)

【ガンバ大阪】オウンゴール(29分)、パトリック(71分)、リンス(93分)

両チームの選手、監督、サポーター以外にも認めるであろう今季のJリーグベストマッチと言える壮絶な打ち合い!!主審に助けられた部分が多かったものの、粘り強さをボール際で発揮し、決定力に長けたアタッカーの存在が試合を決めた6連勝でガンバが2位にまで浮上。当ブログ最後のガンバ大阪マッチレポートをご覧下さい☆


ガンバ大阪、J1リーグ第27節・VS鹿島アントラーズ
  29パトリック  
  39宇佐美貴史  
19大森晃太郎 13阿部浩之
15今野泰幸 7遠藤保仁(CAP)
22オ・ジェソク 14米倉恒貴
8岩下敬輔

5丹羽大輝

  1東口順昭  
【選手交代】
67分、MF19大森晃太郎→MF11倉田秋
73分、MF13阿部浩之→FW9リンス
92分、FW39宇佐美貴史→FW20佐藤晃大

【ベンチ入り】GK16河田晃兵、DF6金正也、23内田裕斗、MF17明神智和


5連勝&天敵対峙のベストゲームを経て、鳥栖戦と同じメンバーでスタート

 ガンバはブラジルW杯による中断をリーグ16位と言う降格圏で迎えたものの、中断明け後の5連勝で一気に盛り返し。連勝ストップ後はやや停滞したものの、新潟を5-0で粉砕して復調し、カップ戦含めた5連戦ではナビスコカップの準々決勝で阪神ダービーとなる神戸との対戦を2試合合計4-1で勝利して準決勝進出。続いて迎えた天皇杯の4回戦ではJリーグを2連覇している広島と対戦。ガンバは中盤をダイヤモンドで組む新たなオプションによる広島対策を成功させて1-3と勝利し、ベスト8進出。直後のリーグ戦でも広島相手にダイヤモンド型の中盤が機能して連勝し、実にリーグで唯一のJ1リーグ、ナビスコ、天皇杯の3冠の可能性を残しています。

 さらに、”大阪ダービー”で岩下欠場の不安を感じさせない丹羽の集中したDFラインの統率で2-0と完封。真のDFリーダー丹羽の先発定着でそこから5連勝をPKによる僅か失点1で抑えて再び連勝街道に入っています。

 久しぶりに前の試合から1週間空いたこの日は、前節に天敵・鳥栖を今季ベストゲームと言える完璧な試合内容で下したメンバーがそのまま継続してスタメンに名を連ねてスタート。尚、アジア大会で負傷したDF西野が負傷離脱し、前節を欠場したMF倉田はベンチに戻っています。

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【マッチレポート】”ボールを持たされた”前半の頼みは2トップの個人技

 鹿島アントラーズは現在J1リーグ2位。現在4位のガンバとの勝点差は3という位置付けで、得点数は51というリーグ最多を記録しています。チームには昨季から2000年シーズンにJリーグ唯一の3冠(リーグ、ナビスコ、天皇杯)を達成した時のトニ―ニョ・セレーゾ監督が再就任。その3冠シーズンにもそれまでの主力から小笠原満男・中田浩二・本山雅志という同級生の若手MF陣を筆頭に世代交代を施したように、今回も主力の高齢化が進んでいたチームをフラットな目線で確かな実力を見極めつつ大幅な世代交代でフレッシュなチームに生まれ変わらせています。今季はエースFW大迫勇也と長年守備の要として黄金時代を支えたCB岩政大樹が海外移籍でチームを離れたものの、このたびのアギーレジャパンにDF西大伍、昌子源、MF柴崎岳の3人を日本代表選手に派遣するほどの実力派の若手集団は先発メンバーの平均が23歳前後という中で堂々と優勝争いを繰り広げています。しかし、この日はエースFWダヴィが出場停止。日本代表選出の3人は出場したものの、その1人のCB昌子は負傷を押しての出場となりました。


 試合の方はキックオフからガンバがボールを持つものの、明らかに鹿島に”持たされていた”序盤。シュートまで至らない相手守備ブロックの外でのボール回しが続き、それを鹿島が奪っての鋭いカウンター攻撃を仕掛けるという構図。そしてそれが早々に狙った形でやられました。

 5分、中盤で奪ったボールを右ワイドでフリーのMF遠藤康へ展開され、エリア内へ狙い済ました長いスルーパス。コレをファーサイドからニアサイドへ向かってダイアゴナルに走り抜けてガンバDF陣の背後を取ったFW赤崎秀平がエリア内で受ける。カヴァーに入ったガンバDF岩下敬輔もあっさり交わして冷静に決め、鹿島が先制。1-0。エースの代役となった大卒新人FWの電光石火の先制点でした。


さらに14分にはガンバ最終ラインでの不用意なビルドアップからGK東口が致命的なミスキックで相手にボールを渡し、鹿島が絵に描いたようなショートカウンター。赤崎がガンバDF陣の間を通すスルーパスにエリア内でフリーで走り込んだMFカイオがシュートも、追加点濃厚の最悪の展開をGK東口がビッグセーブで防ぐ。(自作自演だったので当然と言えば当然ですが)


 ポゼッションはするものの、引いた相手を崩せないガンバは、やはり前線にスペースがある早い段階でFWパトリックを使う長めのパスが多くなり、単発な攻撃に活路を見出さざるをえなくなります。それでも、この日のパトリックはマッチアップした日本代表CB昌子が可哀想になるぐらいのキレをプロレスラーのような鋼鉄の巨体と規格外のフィジカルを合わせて見せつけて起点となり続けました。22分にはロングボールを受けたパトリックが右サイドから突破を狙いつつタメを作り、落としたところに宇佐美貴史のシュートがあり、これは大きく外すも次第に流れはガンバにも傾きかけていました。


 そして29分、ガンバが左サイドでのポゼッションからMF遠藤保仁が中央へ入れたクロス。誰にも合わずに流せばゴールキックの場面で、背後にパトリックがいると錯覚した鹿島左SB山本修斗が焦って頭でクリアをミス。このミスが自軍ゴール方向へ向かい、それどころかGK曽ヶ端準の逆を突き、オウンゴールの判定となり1-1に。

 その後、阿部が鋭いミドルシュートも放ったものの、前半のガンバのシュートは2本のみ。


その後の時間帯はボールは支配せずとも奪ってからボールホルダーをどんどん追い越す動きで鋭い速攻を仕掛ける鹿島がチャンスを多く作りました。特に43分、鹿島最終ラインからのロングパスに右SB西が攻撃参加して前線で受け、対応した岩下を巧みな身のこなしで入れ替わってエリア内に侵入。GKまで至近距離まで持ち込んだのは完全な決定機。しかし、西のシュートはコースも甘く、GK東口がビッグセーブで防ぎ1-1で前半を折り返します。


ポゼッションよりも速攻やカウンターが猛攻を呼ぶ

       壮絶な打ち合い今季Jリーグベストゲーム


両者メンバー交代なしで迎えた後半は鹿島がボールを持つ展開に。しかし、この試合は面白いことにポゼッションしている側がシュートを打てないゲーム展開となり、この時間帯の決定機と呼べるモノは鹿島にはなくガンバに。

 54分、機を見たジェソクの攻撃参加。パトリックが起点となって落としたボールをジェソクがリターンパス。受けたパトリックがゴール前でシュートを放ったり、59分にはパトリックが遠藤とのワンツーで中央突破。遠藤のラストパスにパトリックがシュートはGKに弾かれるも、このこぼれ球にただ1人反応した阿部がしっかりと腰を入れての180度回転右足ダイレクトシュートがファーポスト・・・・外にきれていって無得点。

 こうした決定機が続き、ガンバの中盤の選手が前を向いた状態でプレーする時間帯となると、ここまで眠っていたMF大森晃太郎がどんどんドリブルで仕掛けてチャンスメイク。61分には自ら鋭いミドルシュートを放ち、試合を支配し始めたガンバ。

しかし、やはりゲームの主導権を握りだすと逆のチームが得点する展開に。

65分、ボールを奪ってからの鹿島の速い攻撃。右サイドで日本代表SB西が持ち上がって幅を作り、内側の遠藤へ。遠藤から柴崎へ横パスが繋がる間にMF土居聖真がガンバDFラインの背後を突き、柴崎が完璧なトラップから絶妙のスルーパス。完全に土居が抜け出してGKと1対1となり、冷静に決めて2-1。カウンターと表現するのは安すぎる連動性のある”縦方向へのポゼッション”という完成度の高い得点でした。

それでもガンバには”至宝”がいました。

71分、クロスのセカンドボールを拾った宇佐美が左サイドをドリブルで前進。たった1人で日本代表クラスの揃う鹿島守護陣を相手に局面を打開。左サイドゴールライン際まで突破し、利き足ではない左足からはGKとDFの間を抜くシュートよりも速そうな超絶グランダークロスが。これに合わせられるのは”超人”パトリックだけ、と思っていたら、そのパトリックが飛び込んで2-2の同点に。

直後に連戦中からシーズン通しての疲労の色が見える阿部に替えて、「ピッチに出ればゴールに絡む男」リンスを投入。67分にも大森に替えて倉田秋が入っており、鹿島も73分から5分刻みに2列目のテクニックや局面打開力に優れたMF中村充孝、本山、セットプレー含めた左足でのキック精度やシュート力で違いを作るMFジョルジ・ワグネルを連続投入。両チームがより個人技での打開力がある選手が揃って攻撃モード全開に。

 まずは鹿島がテクニシャンが揃った中盤でのパスワークと2列目からのミドルシュート攻勢でリズムを掴む。逆にガンバは速攻から一気にフィニッシュに持ち込む。その際、ガンバの遠藤が両ゴール前で絡む幅広い動きを見せた事もあり、攻撃はカウンター主体ながらも迫力を醸し出していました。鹿島も縦志向のポゼッションを見せる事で、この試合を観ていたサッカーファンには”攻撃的なパスサッカー”というマスコミが頻繁に使う意味不明の言葉は存在しない事が判明。両ゴール前を行き来する壮絶な打ち合いは終盤にシュート連発のカオス状態に。

 ただし、90分通してカオス(狂乱)状態だった主審は今野・米倉恒貴・小笠原の3人に退場が妥当な判定を見逃したのか?忘れたのか?逆にそれが試合を面白くしたものの、これは残念に感じました。

 試合の方は両ゴール前で仕掛け続ける状態を越え、両者共にどんどんゴールへ飛び込み始め、引き分けでは終わらせないスペクタクルな意識を持ち続けた死闘に。

 87分に鹿島はバイタルでの見事な連携で崩し、中村の鋭い左足でのミドルシュートがガンバゴールを強襲。しかし、ココでも東口のビッグセーブで防いだガンバは、その直後の相手CKからのクリアを繋ぎ、”藤春カウンター”のような一撃必殺パターン。左サイドから宇佐美が一気に持ち込み、右からゴールへ向かうはCB丹羽!?に優しいラストパス。しかし、これはGKに防がれものの、最終ラインで相手の攻撃を防ぎ続けた選手がこの場面で見せた脅威の攻撃参加には感動的なモノがありました。

 さらにガンバはこの直後にゴール前至近距離で直接FKを獲得。しかし、珍しく宇佐美が放ったキックは外れ、解説の秋田豊の「遠藤選手のキックが見たかったですね」という言葉に興奮と緊張が重なる試合の中でユーモアが。

 そしてそんな鹿島OBの言葉も止まりそうな試合は、鹿島がジョルジ・ワグネルの強引なミドルシュートが多くなったものの、92分には鹿島MF遠藤が右サイドで受けて放ったクロスがガンバDF陣の間を抜けてゴール前至近距離まで走り抜けた”オウンゴーラー”山本にフリーで届く。山本のヘッドは枠を捉えなかったものの、丹羽同様にこの時間帯でのDFの無理を通り越した攻撃参加に男気を感じさせていました。

 そしてそして、遂にそんな壮絶な打ち合いにはフィナーレが。93分、両チーム攻めぎ合い興奮と意地、緊張が交差する中で、一瞬の相手の集中力の欠如を逃さなかったのは途中出場のガンバFWリンス。遠藤がまたも両ゴール前をカヴァーをする動きからボールを運び、右からエリア内のリンスへクロス。胸トラップから日本代表DF西のマークをボールを浮かして外し、右足で放った豪快なハーフボレー弾が決まってガンバが2-3と逆転。

 直後にタイムアップのホイッスルがなり、ガンバが8年ぶりの6連勝。鹿島と共に川崎フロンターレも敗れた事により、ガンバがリーグ2位に浮上しました。

パトリック大活躍の裏にアベシャビンの凄さアリ

 ~インテリジェンス溢れる動きでボールを持たずとも存在感



 
この試合で圧倒的なプレーを見せ続けていたのは議論の余地なくパトリック。その彼が日本代表に招集された鹿島CB昌子を圧倒し続けたのは、昌子が試合後に代表辞退を申し入れた負傷の影響やパトリック自身の驚異的なフィジカルや特徴がそれを可能にしたとも言えますが、そこには阿部の動きがあってこそだったと言えます。

 阿部がワイドの位置や相手DFとMFの間のギャップで起点やダミーとなることで鹿島左SB山本は阿部をケアすることでパトリックVS昌子は完全に1対1のミスマッチとなり、パトリックの特徴を引き出す状況を作り続けました。あれだけパトリックに突破されながらも鹿島が対策をとれなかった影にアベシャビンの動きアリ、と言えるでしょう。

 またアベシャビンの凄いところは、パトリックや米倉といった右サイドのスペースでの突破を得意とする選手達がいながらまずは自らがサイドで起点を作る仕事をこなしてから彼らへにスペースで突破をさせ、ゴール前でフィニッシュに絡むという一連の動きの中で、誰とも動きが重ならないこと。

 巷では宇佐美&パトリックの連携の良さが語られてますが、そのコンビでも局面で重なってお見合いしたり、持ち味を消し会う場面があるにも関わらず、アベシャビンの場合はスペースの使い方、プレスのかけ方、スペースの埋め方。チーム全ての不足している部分を補ったり、ボールを持たずに周囲を活かす動きをしたりと様々な動きをする中で、味方選手と被ったり、ぶつかったりする事が全くない事。これは彼のインテリジェンス(知性)の高さを証明していると言えます。彼の頭の回転の速さは司令塔のような思考回路が組み込まれているのかもしれません。

一般的に阿部はチーム戦術を献身的にこなすと言いますが、これはもはや誰にもできる、気が付ける、考えられるレベルにはありません。

”運動量豊富なハードワーカー”や”SB以上に守備が上手いアタッカー”、神出鬼没のアタッカー”、”オールラウンドプレイヤー”と、彼のことを色々と喩えるキャッチコピーがありますが、今の彼を見ていると”ボールを持たずにゲームメイクできるボックス・トウ・ボックスのMF”というのが僕の見解です。

 昨季から遠藤がトップ下のような使われ方をする時に「遠藤の守備能力の低さ」を勝手に理由として掲げるマスコミやサポーターが多くいましたが、当ブログでは遠藤に託されたのはルーカスの役割だと説きました。前線からのチェックはもちろん、中盤での不足する仕事を守備面含めて埋めること。それをルーカス退団から行っていたのは、そのルーカスの長期離脱した2010年の中頃から定位置を奪い始めた武井択也(現・ベガルタ仙台)であったと思います。そして、その役割を総合力の高い遠藤が担い、現在は最も適した存在となった阿部が担っていると言えるでしょう。

 特徴的なニックネームで当ブログでも人気だったアベシャビンの成長を最後に表現できる事が出来て良かったです☆



 では、最後に”最後の個人採点”をお楽しみ下さい☆


<選手個人採点>



先発出場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

GK東口順昭 6.0 ビッグセーブがあった一方で失点直結しかねないキックミスも多かった。それでもビッグセーブの連発は実は内容的にはあまり良くはなかったチームを盛り立てた。


DF米倉恒貴 5.0 自陣でのプレーが怖すぎる。クロスに対するポジショニングなど約束事で縛られ過ぎてるのか?それならビルドアップ時のポジショニングも彼だけマニュアル化する必要があるかもしれない。ちなみにあのハンドは退場でしょう。

DF丹羽大輝 6.5 凄まじい集中力で大ピンチを防ぎ、攻撃に繋がるインターセプトも見せた。終盤の相手CKからのカウンターで決めていればヒーローだったが、あの時間にあれだけ攻め込まれたDFがあの長い距離を上がって行った事を評価すべき。

DF岩下敬輔 5.5 幾度も入れ替わられた。準備不足の体勢不十分な対応でやられるいつものパターン。相棒が丹羽で良かった。西野がアジア大会で負傷していなかったらこの試合負けていた。

DFオ・ジェソク 5.5 良いプレーと不味いプレーが交互に続く安定感のある彼には珍しい日。ただし、悪いプレーを引きずらないのはメンタルの強さが見えた。


MF遠藤保仁 6.0 ミスもあったが誰よりも走ってボックス・トゥ・ボックスに両ゴール前でダイナミックなプレーを見せた。これでも彼は運動量が衰え、守備力が低い選手だと言えるのか?

MF今野泰幸 6.5 ボール奪取力と1対1の強さが際立ち攻守の要に。ただし、警告2枚は出ていたはず。彼と米倉、小笠原が最後までピッチにいた事が信じられない。なぜ後ろに誰もいないCB起用でファウルで止める事を選択せず、ボランチでは後ろにカヴァーがいても悪質なファウルで止めるのか理解できない。

MF阿部浩之(73分まで出場)6.5 決定力を欠く場面もあったが、彼でないと反応できないモノ。パトリックのフィジカルと宇佐美の個人技以外に選択肢がないガンバに、アベシャビンの軽快な動き出しは相手にとって一番嫌だったはず。

MF大森晃太郎(67分まで出場)6.0 鹿島スタジアムの熱気に吞まれた前半だったが、スペースができた後半にドリブル突破から好機に絡む。分厚さのない攻撃のガンバで彼に求められるのはワンタッチで前を向く意識と精度。阿部はコレができる。ガンバユース出身としてはフタさんからコレを学んで欲しい。一気に代表クラスまで行けるかも!!


FW宇佐美貴史(92分まで出場)6.0 パトリックのゴールをアシストした数的不利も関係なしのドリブル突破から左足での高速グランダークロス。ネイマールやギャレス・ベイルとクリスティアーノ・ロナウド級のワールドクラスがJリーグにいることを知らない日本代表や海外サッカーしか観ないサッカーファンは悲しいヒト達だ。

FWパトリック 7.5 貢献度で言うとハットトリックした前節以上の出来。マッチアップした昌子が可哀想になった。何もないところからチャンスを作る。これが良いのか悪いのかは分からないが・・・。ただし、この試合で見せたのはバイタルでのMF陣との絡み。シンプルながらパスワークでも絡めるようになった。こうした如実な成長や進化を当ブログでは綴ってきたプライドがある。それを彼は代弁してくれている☆



途中出場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

MF倉田秋(67分から出場)5.5 特別なプレーをしたわけではないが、彼の投入で流れは変わった。

FWリンス(73分から出場)6.5 またしてもピッチに登場するとビッグゲームで逆転の決勝点まで鮮やかな技で決める!!現在のJリーグでピッチに立つとチームの得点が急増する”最強のスーパーサブ”。彼を戦力にできなかった期間がもったいなすぎる。今更応援し始めたガンバサポーターは本当に彼の凄さを分かっているのか?彼が出場したここ7試合の途中出場計64分間の出場で自身は4ゴール、チームはさらに3ゴール。単純計算とはいえ、この間の彼の記録を90分換算すると1試合10.5ゴールが生まれる計算に。とりあえず「仕上げはリンス」とか言う前に謝れ!!

FW佐藤晃大(92分から出場)短時間出場のため採点不可。カップ戦での連戦下に絶対に必要な戦力。リンスと共にマスコミ、サポーターは彼の持ち味や序盤戦での不調の背景を全く理解できていない。ガンバサポーターとは試合内容でなく結果でしかモノを言えないヒト達だと言う事を表現する物差しとなってしまった選手。

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【報告】見捨てなかった事が誇り

今後、もうガンバのマッチレポートはこのブログ上では書きません。

ブログ自体を消す事は今までの試合の記事を振り返りたい方々もいらっしゃるでしょうから致しません。また、他のJリーグや日本代表、海外サッカーについてのレポートや検証記事を書きたい事もあるので後日、改めてご挨拶や今後のブログ運営についても明記したいと思います。

また、ファンクラブの招待券と3試合観戦券が1枚余っているので、あと2回は万博には行きます。本人確認がいるチケットなので僕にしか入場できませんし、転売禁止でもあり、入場を拒否させる権利は誰にも絶対にありません。


最後に、

僕はガンバが弱かろうと見捨てる事は絶対にしなかった!!

逆にJ2を楽しむために昨季はさらに気持ちを込めてレポートを書き、

他クラブのサポーターの皆様からも閲覧していただけた事を誇りに思って思っています。

逆に強くなってきたこの時期にこんな状態になる事が残念です!!

また、僕は僕の中でのサッカー感に変化は少しずつあったとしても、

ガンバ大阪を対象とした考え方や、自分の意見、

アイデアに対して一切ブレていないと断言できます!!

そういった点に置いてはリスペクトいただきたいぐらいです!!

僕を万博から遠ざける人達へ、

もし勝てなくなってもガンバを見捨てるなよ!!


さようなら!!!

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新アンケート「ガンバ大阪長谷川健太監督をどう思いますか?」投票募集中!!


新しいアンケートを募集しています。

今回はJ2降格したガンバ大阪をJ1上位争いへ引き上げた長谷川健太監督についての評価をお聞かせ下さい。

複数選択可能ですので、多角的視点からの検証をお願い致します。

 

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