イタリア語試験CILS A2受けてきました。 | 水の都で古楽修行♪ヴェルヴェッティーノのVenezia見聞録

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2016年よりイタリア留学中。国立音楽院の古楽科でバロック声楽を専攻しています。
日々勉強中なので、過去記事と最近の記事では発声について見解が異なる時がありますが、最新の記事が現在の発声です。
世界遺産の島ヴェネツィア在住。

昨日イタリア語試験CILS A2を受けました。
ブログご無沙汰していたのもそのためです。

傾向は過去問と概ね同じ。

でも文法問題で半過去が出なかったような気がする・・・。
半過去(imperfetto)は用法が難しくて、
近過去との使い分けをマスターできないまま試験を受けた。
だから自信ないけれど、使うところが無かったような気がするんだよな。
次回のレッスンのときに、ネイティブ講師に確認してみよう。

作文は毎年のように出ていた、語学学校の事務に手紙を書くネタじゃなくなっていた。
一緒に車で旅行する相手を募集するという、
イタリアではそんなシチュエーションがあるのかと疑問に思うようなお題だった。

面接の課題は例年より話しやすかったのではないか。
「暇なとき何してる?」を選んだけど、A1レベルの質問だと思う。

でも1分くらいで話すことがなくなってしまった。
あらかじめ考えておいたのに、緊張しすぎ。
面接官が「昨日は土曜だったけど何してた? 明日は何する?」とか
「好きなスポーツとかある?」などと色々助け舟を出してくれたので、
なんとか2分近くまで話すことができた。
でも結果として「暇なときしてること」から大分ずれた。
「月~金は毎日仕事で、一日中PCの前にいなくちゃいけないんです!」とか
「泳ぐのが好きで、伊豆の海に行ったのが楽しかったんですよ」とか
そういう話までしてしまったよ・・・。

A2対策としては、

1、過去問をたくさん解くこと。

過去問は文化会館で買っても回答を売ってくれない。
ネット上にPDFファイルが色々落ちており、
こちらも回答はないが、どうせ売ってくれないしな。

過去問に出てきた単語はすべて調べて暗記しておくこと。
何度も同じ単語が出てくる。
文法問題の形式も毎年変わらない。

2、作文と面接のスピーチは多少ネタがかぶる。

両方の対策として、過去問を色々とみて、文章を書いて暗記すること。
過去問をみていると大体想像がついてくる。

今回も過去問に「今年出会った友人について話して」があったので、
「昔からの知人について」というネタも有りなんじゃないかと思っていたら、
まさに出ていた。

過去問をたくさん見て、自分でお題の予想をしながら作文&暗記をすること。

3、面接最大のコツは緊張しないこと。

緊張すると自分が何をしゃべっているか分からなくなるし、
頭が真っ白になって日本語ですら話す内容が出てこなくなる。
どうすりゃ緊張しないんだろう・・・。
慣れるしかないけれど、受験料5桁の試験にそう慣れるもんでもない。

ネイティブ講師を前に、スピーチの練習をたくさんしておくことかな。