Fossilized Play, Obsolete Gear

チープ系・フルプラ・木製固定軸が好きな元東日本チャンピオンのブログ。


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僕の新しいスキルトイ情報サイトがオープンしました。
http://skilltoylife.jimdo.com/
こちらのサイトには2016版の購入アドバイスや基本トリックの解説なども掲載していますのでぜひ御覧ください。



今日は「ヨーヨー購入アドバイス(2015年版)」というテーマでヨーヨーの買い方についてお話します。

この記事のターゲットは「ある程度ホンキでヨーヨーを始めたい人」です。たった1日だけ振ってあそびたいという人ではなく、継続して遊んでいきたいと考える人、やるからには基本くらいは習得したいと思う人に対する、2015年現在の僕からの回答となります。

ちょっと長い記事になっちゃうけどお付き合いよろしくね。それでは、はじまり、はじまり。


■はじめてのヨーヨーは「ふたつ買う」

一番最初に買う「はじめてのヨーヨー」について話をすると、多くの場合どこかのメーカーのモデル1個が代表にあがります。
まずは1個だけ買ってみてそれで基本を覚えましょう、的な。

そういう買い方でも遊べることは遊べます。18年前、日本で初めて本格的な競技ヨーヨー「ハイパーヨーヨー」が発売した頃はみんなひとつのヨーヨーでトリック(技)を習得していました。そもそも品薄で2個も3個も手に入らなかったしね。

しかしながらひとつのヨーヨーでたくさんのトリックを習得するにはそれなりの努力が必要になります。なぜならヨーヨーのトリックにはたくさんの種類があり、ヨーヨーの形状によってやりやすいトリックとやりにくいトリックが存在するからです。

現在は通信販売を利用することで様々な形状のヨーヨーが簡単に手に入るようになりました。覚えたいトリックに適したヨーヨーが欲しい時いつでも手に入るのです。これを利用しない手はありません。

使いやすい道具、目的に合った道具を使うことは上達への近道となります。必要以上の苦労をせず、楽しくヨーヨーで遊んでいくためにも「はじめてのヨーヨー」はトリック種別にあわせて「ふたつ買う」ことをおすすめします。


■「ルーピングトリック」と「ストリングトリック」

ヨーヨーのトリックは「ルーピングトリック」と「ストリングトリック」という2つのジャンルに大別されます。

「ルーピングトリック」は戻りがクイックなヨーヨーを使って連続で大きな輪を描くトリックです。代表的なトリックは「ループ・ザ・ループ」なんとなく聞いたことがある名前ではないですか?



これがループ・ザ・ループ。現在は「インサイド・ループ」と呼ばれているトリックです。こういう動きを片手、または両手で行うトリックをルーピングトリックといいます。

もうひとつは「ストリングトリック」これはヨーヨーをストリング(ひも・糸)の上に乗せたり、乗せたまま動かしたり、ストリングを複雑に絡み合わせる動きをするトリックです。代表的なトリックは「ムーンサルト」



これがムーンサルトです。「ムーンサルト」は主に国内で使われる名称で、世界的には「トラピーズ」という名前が使われています。こういう風にヨーヨーをストリングにのせるだけでなく飛んだり跳ねたりもさせます。そのためちょっとくらい変則的な動きをしても止まったり戻ったりしないヨーヨーを使います。

かたや戻りの良いヨーヨーを使うトリック、かたや戻りの悪いヨーヨーを使うトリック。これをひとつのヨーヨーで行うのは、なかなか難しいのです。不可能ではないけれど、習得には並々ならぬ努力と時間を要します。それを回避しストレス無く遊ぶためにヨーヨーを「ふたつ買う」のです。


■それぞれのトリックに適した形状

ルーピングトリックに適したヨーヨーはこんな形をしているヨーヨーです。





これは「オールラウンド型」「ルーピング型」などと呼ばれる形状で、比較的軽めの重量、丸みを帯びたボディ、狭い溝、クイックな戻りといった特徴を持っています。

対してこちらはストリングトリックに適した形状。






横から見ると蝶々に似ているので「バタフライ型」と呼ばれます。長時間のスリープ(空転)を得るため比較的重めの重量、大きく開いた溝を持っています。

それでは試しにルーピング型でストリングトリックを、バタフライ型でルーピングトリックをやってみましょう。





ほら、難しそうでしょう?

ルーピング型の狭い溝でストリングを狙うのは至難の業です。うまくいったところでボディとストリングが強く干渉してヨーヨーはすぐに止まってしまいます。

バタフライ型でループをしようとすると、投げ返しに十分な戻りを得られなかったり、そもそも戻ってすらこない場合もあります。

2ジャンルを両立できる設計のヨーヨーもないわけではない、のだけど、正直な話どっちつかずの性能だったり、どちらかに偏った性能であることが多いです。

そういうヨーヨーを使ってどんなトリックでも…せめて基本くらいは覚えなきゃいけない。それが地力を身につけることに繋がるのだ。なんて意見もありますが、それはいわゆる根性論。今の時代にはそぐわない練習法かなあ。せっかく良い道具があるのだから僕はそちらを使って楽しく練習してほしいと思うのです。


■おすすめのヨーヨー「ルーピング編」

ここからはそれぞれのトリックに適したおすすめのヨーヨーを紹介します。2015年現在手に入りやすいものの中から厳選した数機種をピックアップしました。あんまりたくさん挙げてしまうと買うのに迷っちゃうからね。ちょっとだけ紹介するよ。それでも迷ってしまった時は好きな色や形などパッと見の好みで選んでしまって構いません。ハマッたらすぐに次のヨーヨーが欲しくなって買ってしまうだろうし(笑)愛着がわきそうな、自分がかっこいい・かわいいと思えるやつを選んでください。


エアロヨー「アトム」



ロシアからやってきた標準的なボディ形状と可愛いアートワークを持つヨーヨーです。ルーピングヨーヨーの中でも比較的軽量なのでお子さんや女性にも扱いやすいのが魅力。

ヨーヨーを続ける上で最初の壁となる「メンテナンス」の頻度が少なく済む設計になっているのも初心者には嬉しいポイントです。


ヨーヨーファクトリー「ループ360」



世界最大級のヨーヨーメーカー「ヨーヨーファクトリー」の初心者向けルーピングヨーヨーです。

ストリングを巻き取るための仕組みである「レスポンス」にシリコン製のステッカーを採用。クイックな戻りとストリングへのダメージ低減を実現し、さらに消耗時にはそこだけ交換することも可能。末永く付き合っていける良機種です。



特別なカラーリングとデザインを施した「ループ808」という機種もあります。基本仕様は360と全く同じ。97年当時、多くの小学生男子が憧れた「アレックス・ガルシア」氏のシグネチャーモデルとなります。なんかもう反則だよね。それだけで欲しくなっちゃう。現アラサー男子にもおすすめ。

ヨーヨージョーカー「ボルテクス」



3年連続世界チャンピオンに輝いた実績を持つ「島田大輔」氏がオーナーを務める国内メーカーのヨーヨーです。独自の研究によって導き出されたベストな幅に設計されており、難しいメンテナンスをせずとも現役選手たちと同じ仕様で遊ぶことができる「ルーピングヨーヨーのひとつの回答」とも言うべき名機。ガツッとした戻り方をするので全くの初心者よりは少しヨーヨー経験のある人のほうが扱いやすく感じるかもしれません。


■おすすめのヨーヨー「ストリング編」

ヨーヨーファクトリー「ワン」



標準的な直径よりも小さく設計されているバタフライヨーヨーです。お子さんの手のひらにも、ズボンのポケットにもスポッとおさまる可愛らしさが魅力。中に入っているベアリング(軸受け)を幅の広いものに交換することでさらなる長時間回転と摩擦負荷低減が可能。基本技から上級技まで幅広いトリックに対応できます。


ダンカン「フリーハンド」


1928年(昭和3年!)からヨーヨーを作り続けている老舗のヨーヨーです。バタフライ型の中では群を抜いて丸みを帯びたボディをしており、手に持った時の独特な感触は他機種にはない魅力。レスポンスを別売りのシリコンステッカーに変更したり、ベアリングのオイルを抜くことで高難易度トリックにも対応。

C3ヨーヨーデザイン「スピーダホリック」



所属選手の意見を積極的に取り入れ、最高水準のクオリティとデザインを持つヨーヨーを多くリリースしている香港のメーカーのヨーヨーです。「ワン」と同じくベアリング交換によってスペックアップすることが可能。本格的な競技ヨーヨー同等の広い幅はマウント(ヨーヨーをストリングに乗せる動作)の成功率を高めてくれます。宝石のようにキラキラ輝くクリアボディが素敵。


■おすすめのヨーヨー「番外編」

ダンカン「プロズィー」



ダンカンが提案する「可変型ヨーヨー」です。



標準状態ではルーピング型をしているのですが、軸を長めのものに交換し「モッドスペーサー」というパーツを取り付けることで…



バタフライ型のヨーヨーに変形します。一粒で二度美味しい、まさに夢のようなヨーヨーです(どちらのパーツも本体に同梱されています)

ルーピング型の状態でも若干バタフライ型の要素を含んだ形状をしているので、基本的なストリングトリックであればこのまま行うことができます。

万能に見える反面、パーツの付け外しに若干手間がかかるのがネックです。日曜大工とか、ミニ四駆とか、メカメカしいものを扱う趣味を持っている人向け。可変機能を無視して「ルーピング型のヨーヨー」「バタフライ型のヨーヨー」どちらかの形状で固定して使う手もあります。どちらの形状でも初心者に適した性能を持っています。


■ヨーヨー本体以外に必要なもの「ストリング」

ヨーヨーで遊んでいくには本体以外に消耗品と保守用品が必要となります。

中でも最低限ヨーヨーと一緒に買っておかなければならないのが「交換用のストリング」です。

ヨーヨーのストリングは綿やポリエステル、ナイロンといった繊維で出来ています。使えば使うほど伸び、摩擦によって摩耗します。汗、皮脂、湿気による劣化も起こります。劣化したストリングは不慮の切断といった事故が起こりやすくなるだけでなく、金属パーツの錆を呼んだり、扱いにくさからトリック習得の妨げにもなります。こまめな交換を心がけましょう。

おすすめは綿とポリエステルを半分ずつ使用した混紡ストリング。メーカーやショップによって表記が異なるので注意して買いましょう。多くの場合「50/50」「スリック」という名前でよばれています。長きに渡り競技シーンで使用されてきた歴史があり、耐久性の高さと使いやすさが実証されています。

また商品名には「タイプ6(スリック6)」「タイプ8(スリック8)」という言葉が併記されている場合があります。これは「6本(8本)の細い糸を撚って作ったストリング」という意味です。一般的にタイプ6のほうが標準的な太さで、タイプ8のほうが細めのストリングになります。

そんなわけでまずは「50/50 タイプ6」「スリック6」という言葉で検索をかけて商品を探してみてください。

なおストリングは入り数によって1本あたりの単価が大きく変わります。5本束の場合高いと1本100円もしてしまいます。ところが100本束だと1本15円~20円程度。消耗品ですので「そんなにたくさんいらない」なんて言わず、100本束の購入をおすすめします。


■まとめ

・「ルーピングトリック」と「ストリングトリック」それぞれに適したヨーヨーをひとつずつ買うことが上達への近道である。

・ストリングは必需品。綿とポリエステルの混紡品を100本くらい買っておくと吉。


以上が僕なりのヨーヨー購入アドバイスでした。これが正解、というわけではないけれど、仮にも18年間ヨーヨーを続けているおじさんのアドバイスなのでそこそこアテにはなると思います。ヨーヨーに興味を持ったみなさんがこの記事を参考にヨーヨーを買って楽しく遊んでいけることを願っています音譜
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