※この記事は、Eminemの新作"The Marshall Mathers LP 2"(以下MMLP2)に収録されている"Bad Guy"のリリック和訳及び解説から構成されます。同ラッパーの曲"Stan"を聴いたことがあり、内容も概ね理解されている方向けです。そうでない方にはネタバレとなってしまいますので、先に"Stan"を聴き、リリックを読まれることをお奨めします。




Eminem - Bad Guy




~背景~


"Stan"は、2000年にリリースされたEminemのアルバム"The Marshall Mathers LP"(以下MMLP)の収録曲です。内容としては、Eminemの熱狂的なファンであるStan(という架空の人物)が、ファンレターを無視され続けた怒りから、妊娠中の彼女と共に車で橋から落ちて心中する、というものです。4バースに亘るこの曲は、最初の2バースがStanからEminemへのファンレター、3バース目が車中でStanがカセットテープに録音したEminemへのメッセージ、4バース目がStanからのファンレターを受け取ってEminemが返した手紙、という構成になっています。
同曲で言及される人物の一人に、Stanの弟Matthewがいます。MatthewはStan曰く"He wants to be just like you, man / He likes you more than I do"、つまりStan以上に熱狂的なEminemのファンでした。当時6歳、現在19歳です。兄Stanのいない13年間を経て成長したMatthewは、兄が死ぬ原因となったEminemを恨んでおり、復讐を企てています。
今回紹介する"Bad Guy"は、そんなMatthewによる"Stan"の続編となっています。




~リリックと和訳~


※リリックの区切り方は、アルバムのブックレットに従っています。その関係上、英語のリリックと和訳とが対応していない箇所も多々あるかと思います。前後のラインをご参照ください。
また、今回はリリックが長いこともあり、和訳の途中で解説を挟むという形にしたいと思います。赤色の文字が単語や表現に関する説明、緑色の文字が曲の内容や背景に関する説明となっています。


[Verse 1]

上述の通り、この曲はStanの弟Matthewによる"Stan"の続編ですが、一度そういった先入観を排して読んでみてください。1バース目は、Eminemの元妻Kimに対する恨みの言葉のようにも聞こえないでしょうか?これをいわばフェイントと捉えるか、隠されたメッセージと捉えるかは、リスナー次第ですが、こういった点にも注目していただきたく思います。
但し、以下では、そのような解釈については割愛し、Matthewの言葉として訳していきます。

It's like I'm in this dirt, diggin' up old hurt
俺は古傷を掘り起こしながら、ずっとこの汚れの中にいるみたいだ

Tried everything to get my mind off you, it won't work
お前を忘れるためにできることなら何でもしたけどダメだった

All it takes is one song on the radio yer
ラジオでお前の曲を聴くだけで、お前が
yer = you're

Right back on it, remindin' me all over again how you fuckin' just brushed me off and left me so burnt
頭の中に戻ってきて、お前が俺をシカトしたこと、俺を滅茶苦茶にしてくれたことを思い出す
シカト…"Stan"の2バース目に、凍てつく寒さの中4時間もEminemを待っていたのに無視された、という描写があります。

Spent a lot of time tryin' to soul search
自分を見つめ直す毎日だった
soul search: 自己反省、自己洞察

Maybe I needed to grow up a little first, well looks like I hit a growth spurt
ちょっと早く成長しなきゃいけなかったんだと思う、成長加速現象みたいなもんかな
growth spurt: 成長加速現象
6歳の時に兄Stanを失ったことで、Matthewは通常の子供よりも早く精神的に成長せざるを得なかったということでしょう。

But I'm comin' for closure
だけどそれもそろそろ終わりだ

Don't suppose an explanation I'm owed for
俺に説明なんて求めるなよ

The way that you turned your back on me just when I may have needed you most, oh, you thought it was over
俺がお前を一番必要としてたかもしれない時にそっぽ向きやがって、もう終わりだとでも思ったか
一番必要~そっぽ向き…幼くして兄を失ったMatthewには心の支えが必要でした。

You can just close the
Chapter and go about your life, like it was nothin'
一区切り付けて、何事も無かったかのように生きてもいいぜ
close the chapter: 章を閉じる。文字通り章を終えるわけではないので、ここでは上のように訳しました。

You ruined mine, but you seem to be doin' fine, well I've never recovered
俺の人生は滅茶苦茶だけどな、お前はうまくやってるようだけど俺は立ち直ってなんかいない

But tonight 'betcha that what yer
でも今夜お前が
betcha = bet you

'bout to go through's tougher than anything I ever have suffered
経験しようとしてることは、俺が今までに苦しんできたどんなことよりも過酷だ
'bout = about
(Eminemが)経験しようとしてること…Matthewによる復讐です!

Can't think of a, better way to define poetic justice
これ以上のハッピーエンドは無いな
poetic justice: 詩的正義、勧善懲悪。文学作品などで、最後に善い者が勝ち(生き残り)、悪い者が負ける(死ぬ)こと。ここではMatthewの視点から「ハッピーエンド」としました。

Can I hold grudges? Mind sayin' "let it go fuck this"
根に持ってていいか?頭は「そんなのクソだ、忘れろ」って言うけど

Heart sayin' "I will once I bury this bitch alive hide the shovel and then drive off in the sunset"
心は「このクソ野郎を生き埋めにしてシャベルを隠して夕日の中を走り去ったら忘れるさ」って言ってる
bitch: よく「ヤリマン」などと訳されますが、女性に限らず侮蔑の言葉としてよく用いられます。
Matthewは、Eminemに対する復讐が賢明な選択でないことを、理屈では理解しつつも、怒りの感情が大きすぎるために、復讐に燃えています。
{30A2B8CC-6B96-42BF-921B-62D7F60B3B0A:01}


[Chorus]
I flee the scene, like it was my last ride
これが最後かのように、現場から逃げる

You see right through, oh, you had me pegged the first time
解るでしょう、こうなったのもあなたのせい

You can see the truth, but it's easier to justify
真実が見えるでしょう、でも、正当化する方が楽
真実…EminemはStanを殺したわけではないということ、MatthewがStanの敵討ちをしたところで何も得るものが無いということ。

What's bad is good and I hate to be the bad guy
悪いことが良いと。悪者にはなりたくない
悪いことが良いと(正当化する)…Stanの報復としてEminemを殺すことを正当化すること。

I just hate to be the bad guy
ただの悪者にはなりたくない


[Verse 2]
And to think I used to think you was the shit, bitch
思えばお前は凄い奴だって思ってたよ、ビッチ
shit: よく「クソ」などと訳されますが、ここでは良い意味で、「大したもの」くらいのニュアンスです。

To think it was you at one time I worshiped? Shit
一時期俺が崇拝してたのも他ならぬお前だった、クソ

Think you can hurt people and just keep gettin' away with it?
人を傷付けてそのままやり過ごせるとでも思うか?

Not this time you, better go and get the sewing kit, bitch
そうはいかねぇよ、裁縫キットでも取ってきな、ビッチ野郎
裁縫キット…何故ここで出てくるかというと、上のラインにある「傷」が関係しています。MatthewはEminemのせいで心に負った深い傷を縫い合わせてほしいと思っています。

Finish this stitch, so you can reap what you sow, nit wit
この一針が終わればあとはやったことが自分に返ってくるだけだ、このクソ野郎が
you can reap what you sow: "You reap what you sow"という諺があります。直訳すれば「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」ですが、転じて「自分の行いは全て自分に返ってくる」という意味になります。ここでの"sow"は、"sew (縫う)"とも掛けられています。
nit wit: 侮蔑の言葉ですが、nitと同音のknit(ニット)が縫うという言葉と相性が良いため、この言葉が選ばれたと考えられます。

Thought some time had passed and I'd forget it? Forgit it
時間が経てば忘れるとでも思ったか?

You left our family in shambles, and you expect me to just get over him? Pretend he never existed?
俺の家族を滅茶苦茶にしておいて、あいつを失った悲しみを乗り越えろとでも?あいつがいなかったかのように?

May be gone, but he's not forgotten and don't think cause he's been out the picture
確かに死んだよ、でもあいつのことは忘れてない。あいつが長いこといないからって

So long that I've stopped the plottin' and still ain't comin' to git 'cha
復讐を企てるのをやめて、お前を襲いに行かないなんて思うなよ
git 'cha = get you

You're wrong and that shit was rotten and the way you played him's same shit you did ta
お前は間違いってる。あの曲は腐ってた。お前があいつの役を演じたことで、俺をも
that shit (あんな曲): Eminemの"Stan"のこと。同曲の中で、EminemはStanと自分自身の2役を演じ、高く評価されました。一方で、同曲は兄を失った当事者のMatthewを傷付ける結果となりました。
ta = to

Me, cold, have you any idea the
傷付けた。なぁ、想像できるか?
cold: ここでは訳していませんが、遺族の感情を考えないEminemのやり方を、冷酷だと非難しています。

Shit that I've gone through? Feelings I harbor, all this pent-up resentment I hold on to, not once you called to ask me how I'm doing
俺がどんなことを経験してきたかを。俺が抱いてる感情、この鬱積した憤りにしがみついてるんだ。一度だってお前は俺の安否を気遣う電話をしてこなかった

Letters you don't respond to 'em, fuck it, I'm comin' to see you and gee, who better to talk to than you? The cause of my problems
手紙を出しても何の返事も無い。クソ、お前に会いに行って話すしかないな。全部お前のせいで
'em = them

My life is garbage and I'm bout to take it out on you
俺の人生はゴミ同然だ。俺はそのゴミをお前目掛けて投げ付ける
take it out on A: Aに八つ当たりする。ここでは直前に"garbage"が出てくることから、"take out garbage"(ゴミを出す)と掛け、上のようにしました。

Poof, then I'm gone, voosh
そしてお前の前から消える、ドロン


[Chorus]


[Verse 3]
I've been driving around your side of this town like nine frickin' hours and forty-five minutes now
この町のお前の住んでる辺りを9時間45分も走り続けてる
frickin' = fuckin': 特に意味はありません。
9時間45分…Stan死後(MMLPの4曲目以降)のEminemのアルバム曲の長さが、トータルで9時間57分に及んでおり、それに合わせた数字ではないかとの憶測があります。

Finally I found
やっと見つけた

Your new address, park in your drive feel like I been waiting on this moment all of my life and it's now
お前の新しい住処を。駐車場に停めると、この瞬間を生きている間ずっと待ちわびていたように感じる
I been waiting on this moment all of my life: "Stan"で言及されたPhil Collinsの"In The Air Tonight"にも"I've been waiting for this moment for all of my life"という一節があり、それを引用したものと思われます。

Arrived, and my mouth is fulla' saliva, my knife is out
到着して、俺の口は唾液でいっぱい。ナイフも取り出した
fulla' = full of
saliva (唾液): 兄の復讐に燃えるMatthewは、いよいよそのチャンスが目前に迫り、美味しいものを目の前にしたときのように唾液が分泌されています。

And I'm duckin' on the side of your house, see it's
お前の家の脇で屈んでる

Sad it came to this point, such a disappointment I had to make this appointment to come and see ya
残念ながらここまで来ちまった。お前に会うためにこんなことまでしなきゃいけなかったなんてがっかりだよ
本来であればMatthewはEminemからの気遣いの電話や手紙を望んでいたものの、それらが無かったために、こんな段階にまで至ってしまったことを残念に思っています。

But ain't here for ya empathy I
でも共感なんて求めてないからな

Don't need your apology or your friendship or sympathy it's
謝罪も友情も同情も要らない

Revenge that I seek
復讐したいだけだ

So I sneak vengefully and treat your bedroom window like I reach my full potential--I peeked
復讐に燃える気持ちがピークに達したまま忍び込み、寝室の窓を覗く
peek: 覗く。ですが、ここでは"reach my full potential"とあいまって、Matthewの感情がpeak(頂点)に達したことをも示唆しています。

Continue to peep, still bent low then keep
覗き続け、屈んだままで

Tappin' the glass lightly then start to crescendo, sneak
窓ガラスを軽く叩き、クレッシェンド、そして侵入
crescendo (クレッシェンド): だんだん大きく

All the way 'round to the back porch, man
ぐるっと回って裏のベランダまでな
'round = around

Door handles unlocked, shouldn't be that easy to do this, you don't plan for intruders beforehand?
ドアの鍵が開いてる、こんな簡単なはずはないぞ、誰も侵入してこないと思ってたのか?

Surprised to see me? Cat got your tongue? Gag, chloroform rag
俺を見て驚いたか?言葉を失ったか?猿轡代わりにクロロホルムを染み込ませた布でも喰らえ
Cat got your tongue: ショックのあまり言葉を発せなくなる、という意味。
Gag: 猿轡
chloroform: クロロホルム。CHCl3。テレビドラマでお馴染みの、人を気絶させる物質(実際にはそんなことないらしいですが)。
{2D4CA67B-AF82-4A4E-8EF0-98225180AD97:01}
{148FF7A6-ED2E-4D1D-B7E4-C87F3A45D4DD:01}

Dag, almost hack-up a lung, like you picked up an axe up and swung, stick to the core plan
おっと、ひどい咳だな、斧を掴んで振りかざしたみたいに。元々の計画通り
hack up a lung: ひどい咳をする。"hack"には「(斧などで)叩き斬る」という意味もあり、次の「斧」に繋がっています。
元々の計画…後に新プラン「スタン」が出てきますが、最初のプランは、この後数ラインに亘って描かれる通りです。

Dragged to the back of a trunk, by one of your fans
トランクの後ろまで引き摺っていってやるよ。お前のファンの手でな。

Irony's spectacular, huh? Now who's a faggot, you punk?
皮肉な光景だろ?誰がカマ野郎だって?カスめ!
皮肉…人を車のトランクに入れるというのは、Eminem自身がリリックの中で何度か書いてきたことであり、ファンにそれをやられるのは皮肉、ということ。
faggot (カマ野郎): Eminemのリリックには同性愛者に攻撃的なものが多く、StanもEminemにゲイ呼ばわりされました("What's that shit about us meant to be together? / That type of shit will make me not want to meet each other")。

And here's your Bronco hat, you can have that shit back 'cause they suck
あとこれ、お前がくれたブロンコスの帽子な。返してやるよ、こんなのクズだから!
ブロンコス…デンバー・ブロンコス。NFLチーム。
ブロンコスの帽子…"Stan"の4バース目で"Here's an autograph for your brother, I wrote it on a starter cap"と言及されていた、Eminemのサイン入りの帽子です。MatthewはStanの死後、手紙と共にこの帽子を受け取ったようです。
{18F73D69-D744-408D-B47B-E55E6B5CA348:01}

It's just me, you and the music now, Slim, I hope you hear it
We're in a car right now, wait, here comes my favorite lyric
もう俺とお前と音楽だけだ、スリム、聞いてるか?
いま車ん中だ、待て、俺の好きなリリックだ
I hope you hear it / We're in a car right now: "Stan"の3バース目でも、Stanが車中で録音したEminemへのカセットテープの中で、こう言っていましたね!

"I'm the bad guy who makes fun of people that die"
「俺は死ぬ人間をからかう最低野郎だ」
Eminemの"Criminal"という曲の一節です。

And hey, here's the sequel to my Mathers LP just to try to get people to buy
おい、これが俺なりのマーシャル・マザーズLPの続きだ、みんなに買ってもらえるようにしな

Well how's this for publicity stunt? This should be fun
これを宣伝に使うのはどうだ?きっと楽しいぜ
publicity stunt: 売名行為

Last album now, 'cause after this you'll be officially done
最後のアルバムだ、この後お前は正式に終わるからな

Eminem killed by M and M--Matthew Mitchell, bitch, I even have your initials, I initially was
エミネムがM&Mに殺される…マシュー・ミッチェルだこの野郎、イニシャルまで一緒だ!最初は
Eminemの本名はMarshall Mathersであり、確かにイニシャルが同じです。

Gonna bury you next to my brother, but fuck it
兄貴の隣に埋めてやろうかと思ったけど、やめにした

Since you're in love with your city so much I figured what the fuck, the
お前は自分の町がすげー好きみたいだから、気付いたんだ
your city: Eminemの出身地デトロイトのこと

Best place you could be buried alive is right here
お前が生き埋めにされるのにここ以上の場所は無いってな

Two more exits, time is quite near, hope we don't get stopped, no license I fear
出口はあと2つ。時間は差し迫ってる。止められないといいな、俺無免なんだ

That sirens I hear?
あのサイレン?

Guess ninety on the freeway wasn't the brightest idea, as cops appear in my driver's side mirror
高速で90は最善策じゃなかったな、サイドミラーにサツが映ってるよ
ninety on the freeway (高速で90): これも"Stan"からの引用です。MatthewはStanと同様に、高速道路を時速90マイル(145km/h)で走っています。

Oh, God police
aaaghh, hope Fox Trot gets an aerial shot of your burial plot, at least
「ああ、神様、お巡りさん、
あ"ー!」フォックス・トロットがお前の墓場の航空写真だけでも撮ってくれるといいな
Fox Trot (フォックス・トロット): 航空警察部隊
{8A829EAB-DBCD-48DC-A243-56BB6FB8FE66:01}

New plan Stan, Slim "chauvinist pig, drove in this big
Lincoln Town Car!" Well, gotta go, almost at the bridge
新プラン「スタン」だ、スリム、「変態野郎がこのでかい
リンカーンのタウンカーに乗って」さて、行かなきゃな、そろそろ橋だ
新プラン「スタン」…デトロイトの何処かにEminemを生き埋めにするという当初の計画が頓挫し、兄Stanが恋人と心中したのと同じやり方で、MatthewもEminemと心中しようとしています。
"chauvinist pig...Lincoln Town Car": Eminemの"Desperados"という曲の一節を引用しています。
Lincoln Town Car: ゲイであることをカミングアウトしたFrank Oceanの曲"Swim Good"に出てくる車です。
Well, gotta go, almost at the bridge: これも全く同じラインが"Stan"にあります。

Ha, ha big bro it's for you, Slim this is for him
ハハ、兄貴、あんたのためだぜ!スリム、これは兄貴と

And Frank Ocean, oh hope you can swim
Good now say you hate homos again
フランク・オーシャンのためだ!上手く泳げるといいな!
またホモが嫌いだって言ってみ!
Matthewは兄Stanの仇を取るだけでなく、同性愛者など、これまでEminemに傷付けられてきた立場の人全てを代表して復讐を果たします。




~最後に~


曲はまだ続きますが、
これだけでもかなりのボリュームなので
ここで一旦区切ります。


いやー、しかし
鳥肌もののstorytellingじゃないですか?


"Stan"を聴いたことのある人なら
誰もがやばいと思うでしょう!


StanもMatthewも架空の人物なので
Eminemも当然死んではいません。


では、
Eminemの死やMatthewは
一体何を意味するのか…

それが描かれているのが
Verse 4です。


後編もどうぞご覧ください!