ゆがみの本質 「ゆがみは自分でつくりだしたモノ」 | 「脱・ゆがみ」プロジェクト

ゆがみの本質 「ゆがみは自分でつくりだしたモノ」

今日は、ゆがみの本質というものについて話したいと思います。


「きちんとカラダのゆがみを直したら、二度と元に戻らない」、そう思っている方がほとんどだと思います。


でも、世の中に、永久に変わらないものなどあるでしょうか。そのうえ、人間は生き物なので、命には必ず限りがあります。


真実をいうと、「体はつねに動いている」のです。一定ではありません。そうですねぇ、イメージとしては、カラダは小さな小さな粒子(流動体)のまとまり、という感じです。そう、人体は流動体なのです。(武術とかではそれが考え方の前提になってるそうです)


そして、バランスによるゆがみというのは、自分でつくりだしてしまうものなのです。要はエネルギーの(流れの)アンバランスが「ゆがみ」なのです。


怪我や内臓疾患など不調の箇所があったり、カラダの使い方等による筋のアンバランス、そしてバランスの要である咬合が不安定だったりすると、当然ゆがみやすくなります。また、そういったものだけでなく、思考パターンや精神的なもの(不安や怒りやイライラなど)で、ネガティブなエネルギーが生じ、カラダは簡単に歪んでしまうのです。


例えば、いつも怒っている人がいるとします。ちょっとしたことで、ムカムカ、プンプン。表情も眉を寄せてしまっていたりで近寄りがたい。貯め込むよりは良いのかもしれませんが、そういったネガティブなエネルギーは、必ずその人の周りの空間にも発散されているものなのです(人間はエネルギー体なので)。にこっとして楽しそうな人のほうに自然に引き寄せられるのは当然ですよね。それは、表情などの見た目のみならず、その人が発散している好ましいエネルギーに引き寄せられているともいえます。


では、つねに動いているカラダに対応するにはどうすればよいのでしょうか。要はゆがみによる不都合(痛みや見かけの悪さ、不定愁訴等)に悩まされないようにすればいいわけです「ゆがみにくい=自分でゆがみを生みだしにくい」カラダにしていけばよいわけです。そうしていくのは、私ではありません。患者さんご自身の治癒力で、ゆがみを直し、さらにゆがみにくいカラダになっていくのです。


そこに気づけるかどうかが重要なのです。あくまで、べくとるわーくすでは、手技によって、この自己治癒のきっかけを与え、その「手助け」をしているのです。もちろん手技にもいろいろありますから、一番効果的と思われるやり方で行っているのです。

ですから、「直してくれ~」ではなく、「自分で直っていくんだ」と自覚し意識することが、何よりもゆがみによる不都合から解消されるカギなのです。