【ナイロビ=安田幸一】名古屋で10月に開かれる生物多様性条約第10回締約国会議で最大の焦点となる生態系保全の新たな世界共通目標(新戦略計画)を協議していた準備会合は28日、目標案を採択し、閉幕した。

 目標案は、陸や海の保護区設定などの目標値を巡り各国の意見が対立したため多くの部分で保留扱いとし、ほとんどの課題を先送りする内容。名古屋会議での交渉の難航は必至で、議長国の日本は難しいかじ取りを迫られそうだ。

 2011年~20年までに達成する全体目標について、準備会合では「生態系の破壊を止める」と提案する欧州連合(EU)に対し、より現実的な目標を求め、「破壊を止めるための行動を起こす期間」と主張するブラジルなど途上国の間で対立が深まり、両論を併記するにとどまった。

 全体目標を達成するための20項目からなる個別目標を見ると、自然保護区の設置目標は当初案が陸と海の面積の「15%」だったのに対し、中国が海の保護区の目標値の削除を求める一方、目標の引き上げを求め「20%」とする意見も出てまとまらなかった。「生態系保全の資金量を10倍にする」とした目標も一致が見られず、11項目で保留部分が残った。

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