田辺三菱製薬(大阪市)と子会社のバイファ(北海道千歳市)が血液製剤「メドウェイ」製造過程のデータ改竄(かいざん)などで厚生労働省から業務停止命令を受けた問題で、日本薬剤師会(児玉孝会長)は15日、再発防止策と信頼回復に向けた具体的な行動を文書で示すよう両社に申し入れた。

 申し入れ書では「正しくなく、虚偽で、不正なデータを用いて、人の生命に直結する医薬品を供給したばかりか、その事実を会社ぐるみで隠蔽(いんぺい)しようとした、著しく悪質な事例と受け止めている」と厳しく批判した。

 同会による企業への申し入れは、後発医薬品大手、大洋薬品工業(名古屋市)が3月、誤った配合量の薬を製造し、岐阜県から薬事法に違反するとして、業務停止命令を受けた問題に続き、最近では2度目。

 同会の石井甲一専務理事は「医薬品全般に対する信頼を損なう問題が2度も続き驚いている。できる限り早く信頼回復に向けた具体策を示してほしい」と話している。

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