北海道旭川市の旭川商工会議所は12日、外郭団体の会計などから現金計約288万円を持ち出していた男性職員(42)を同日付で懲戒解雇したと発表した。全額が返済されており、刑事告発は見送った。
 同会議所によると、この職員は過去4年間にわたり、公金を持ち出しては年度末に返済する行為を繰り返していた。「遊興費に使うためだった」と話しているという。
 一方、調査の過程で、会議所内のたばこの自動販売機の手数料収入などが約40年前から簿外で積み立てられていたことも判明。職員同士の忘年会や海外旅行に使われ、残金は1282万円あった。今後は本会計に一本化するという。
 新谷龍一郎会頭は「内部管理体制が不十分だった。徹底的に調査した上で再発防止に努めたい」としている。 

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