キミはいつでも其処に居た
三日月のように嗤ッテイタ
「どうしてそんなに滑稽なの」と
いつまでも同じコトを
延々と久遠に繰り返す
愚かなワタシを嘲笑ウ
ワタシは前に進みたい
だけども壁が行く手を阻む
高い高いその壁を
ワタシは必死に超えようと
爪を立てて登り行く
たとえ何度墜ちようと
たとえ爪が剥ガレても
ワタシはソレを繰り返す
キミは終にしびれをキラシ
ワタシの側へ躍り出る
聡いキミは愚かなワタシに
一言残シ立ち去った
「越えられないナラ穴でも掘レバ」
愚かなワタシはその一言で
世界が拡ガリ眼が醒メル
ソレはトテモ単純で
愚かなワタシの救世主
「やっと気付いたのね…、お馬鹿さん……」
~Fin~
この蒼空の下
澄み渡った空気
胸いっぱいに吸い込み
ボク達は生きて行く
哀しみは胸の奥底に
ギュウギュウに押し詰め込んだ
胸が張り裂けそうな
深い哀しみが襲っても
ボク達は前へと歩いて往くだろう
後悔を繰り返しても
未来へは進めないから
ボク達は歩き続ける
この黄昏の中
闇を照らす夕陽
長い影を踏んで回って
子ども達は遊んでいる
嬉しさと淋しさだけが
ボク達にのし掛かって来る
立つ事さえ出来なかった
子ども達が今は走る
時の経過を深く感じるでしょう
あんなに小さい命
ボク達は護って往くよ
次世代を育むから
子ども達が死んじゃった
だけど涙が出ないんだ
哀しみが深過ぎるからだろう
後悔なんて出来ない
時間は其処で止まってる
歩き出す事が出来ない
哀しみが産む停滞は
全てを飲み干して逝く
誰一人として抜け出せない
停滞の縛鎖は強く
全てが凍り付いて逝く
誰かボク達を溶かして
ねぇ…、お願い………
澄み渡った空気
胸いっぱいに吸い込み
ボク達は生きて行く
哀しみは胸の奥底に
ギュウギュウに押し詰め込んだ
胸が張り裂けそうな
深い哀しみが襲っても
ボク達は前へと歩いて往くだろう
後悔を繰り返しても
未来へは進めないから
ボク達は歩き続ける
この黄昏の中
闇を照らす夕陽
長い影を踏んで回って
子ども達は遊んでいる
嬉しさと淋しさだけが
ボク達にのし掛かって来る
立つ事さえ出来なかった
子ども達が今は走る
時の経過を深く感じるでしょう
あんなに小さい命
ボク達は護って往くよ
次世代を育むから
子ども達が死んじゃった
だけど涙が出ないんだ
哀しみが深過ぎるからだろう
後悔なんて出来ない
時間は其処で止まってる
歩き出す事が出来ない
哀しみが産む停滞は
全てを飲み干して逝く
誰一人として抜け出せない
停滞の縛鎖は強く
全てが凍り付いて逝く
誰かボク達を溶かして
ねぇ…、お願い………
キミが一緒に居た冬は
今よりとっても暖かくって
だけど今はとっても寒いよ
だってキミが傍に
—————居ないから…
あの日キミは旅に出た
私はそれを引き留められずに
結局キミを行かせてしまった
キミが見たいと言っていた
トランシルヴァニアの冬景色
私はそれを今
—————眺めています
私はある日ニュースを見た
キミの乗った飛行機が
山に墜ちた事故だった
私はとっても哀しくて
勝手に涙が溢れ出して
私は一人で泣き崩れた
でも、泣き叫んだとしても…
キミが帰って来る事はない
だから私は立ち止まれない
キミが隣に居ないけれど
キミが遺したこの子と生きる
キミによく似たこの子と生きる
前へ前へと歩いて行くんだ
立ち止まって後ろは見れない
見てしまったら私は
—————泣いてしまうから
遙か遠いトランシルヴァニア
私は子供と共に其処に降り立つ
キミが見たいと言っていた
冬景色を私達は見ているよ
写真を撮っておくからね
家に帰ったら飾るよ
だけど飾る前にね
キミの部屋に
置いておくね
キミの部屋に
置いておくね
キミが遺した娘は今も
とっても元気いっぱいなんだ
安心して眠って下さい
私達は元気に生きています
だから永くなるけど
—————待っていてね
何時かは
私も
逢いに逝きます
何時かは
私も
逢いに逝きます
ずっと愛していますよ、
—————『Alucard』
~Fin~
今よりとっても暖かくって
だけど今はとっても寒いよ
だってキミが傍に
—————居ないから…
あの日キミは旅に出た
私はそれを引き留められずに
結局キミを行かせてしまった
キミが見たいと言っていた
トランシルヴァニアの冬景色
私はそれを今
—————眺めています
私はある日ニュースを見た
キミの乗った飛行機が
山に墜ちた事故だった
私はとっても哀しくて
勝手に涙が溢れ出して
私は一人で泣き崩れた
でも、泣き叫んだとしても…
キミが帰って来る事はない
だから私は立ち止まれない
キミが隣に居ないけれど
キミが遺したこの子と生きる
キミによく似たこの子と生きる
前へ前へと歩いて行くんだ
立ち止まって後ろは見れない
見てしまったら私は
—————泣いてしまうから
遙か遠いトランシルヴァニア
私は子供と共に其処に降り立つ
キミが見たいと言っていた
冬景色を私達は見ているよ
写真を撮っておくからね
家に帰ったら飾るよ
だけど飾る前にね
キミの部屋に
置いておくね
キミの部屋に
置いておくね
キミが遺した娘は今も
とっても元気いっぱいなんだ
安心して眠って下さい
私達は元気に生きています
だから永くなるけど
—————待っていてね
何時かは
私も
逢いに逝きます
何時かは
私も
逢いに逝きます
ずっと愛していますよ、
—————『Alucard』
~Fin~