ラテン!ラテン!ラテン!

渋谷からラテンアメリカ映画を発信!!


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昨日、ツイッターに流れて来たスペインのニュースで、
「ジョディ・フォスター:『資本主義はあるべき道を逸脱して、
もう人々を助けない』」というタイトルに興味をおぼえ、
インタビューの全文を読んだ。

ABC.es hoycinema
Jodie Foster: <El Capitalismo se ha desivado, ya no ayuda la gente>

別にジョディ・フォスターのファンでもないのに、ここまで読んでしまったのは、
映画のテーマと冒頭のインタビュータイトルから。

いやはや、俄然、観たくなって来たぞ、この映画。





ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ、ジャック・オコンネルと
豪華な顔ぶれで、テレビの財テク番組「マネーモンスター」の情報で
全財産を失った男が、司会者を人質に番組をジャック、誤情報を
流したことに気づいた司会者と共に、ウォール街の闇を暴く、という物語。

詳細は公式サイトを見ていただくとして、ジョディのインタビューの
要約を書いておこう。

「マネーモンスター」公式サイト

映画のテーマについて
「この映画は、金融危機のことだけではなくて、玉ねぎのように
幾重にも層をなしている。テクノロジーのこと、情報よりも娯楽を
提供する似非ジャーナリズムに金融システム。それら全てが合わさって
ひとつの危険な形をつくり、結局、一般の人々が苦しむ結果になる」

じゃあ、そのシステムを批判する映画なのか、というと…

「私は政治家ではなく、ひとりの映画人だから、何が起こっているか、
を見て、それを物語の背景としておき、観客が結論を引き出せるようにする」

資本主義について
「この映画は、特にテクノロジーの悪用を描いていて、自分自身は、
まだ、資本主義を信じているが、明らかに逸脱している。
資本主義は、人々を助けるために作られた。小さな商売や子供が
大学に行けるように融資するシステムだった。でも、今では、もう
人々を助けない。億万長者が下品なほど富を蓄積するために、
資本主義は、道を踏み外したから」

ジャーナリズムについて
「映画は、常に、芸術と現実の混合で、自分たちの生活を
反映する可能性を追求することが、映画人の責任だと言われて来た。
今のジャーナリズムは、目標を失って、クルーニーの
キャラクター同様、すでに視聴者(視聴率)にしか興味がない。
映画は問いを投げかけるけれど、答えは、映画を観た人、それぞれが出すものだ」


ハリウッドで女性監督が少ない件について
「映画業界が女性に対する陰謀はないと思う。ただ、撮影所が
リスクを怖がっているだけ。これまでに男性と女性監督の数が
同じになったことがないのは、誰もが知っていること。女性監督の
数に関しては、全く変わっていない。独立系の映画では、女性監督が
増え始めているけれど、商業映画は変わらない。

それに、言われたくはないだろうけれど、ハリウッドが作りたい
テーマの映画を監督したいと思う女性は、ほとんど、いない。
私も、その一人で、やるなら自分の物語を語りたい」

カンヌ映画祭で#HollywoodSoMaleという
ハッシュタグ(ハリウッドは男だらけ)について聞かれた
インタビューでも、明確に答えている。

How Jodie Foster is Taking on #HollywoodSoMale at Cannes

「ハリウッドが、ここまでリスクを嫌うようなことは
これまでなかった。スタジオの幹部が怖がっていることに
つきる。もっとオープンでありたい、変わりたい、もっと
良くなりたいと思っていない訳じゃないけれど、伝統から
抜け出られない。だから自分たちと同じような人を雇うのに
忙しすぎて、何を失っているのか(見逃しているのか)分かっていない」

さすが、子役時代からハリウッドにいるジョディ・フォスター、
言うことがはっきりしている!

リスクを怖がっているのは、ハリウッドだけではなく、
成功体験がある男たちだと思う。日本でも視聴率の高いテレビドラマ
から映画を作るのは、成功体験があるからではないだろうか。
(日本の場合は当初からテレビが入る制作委員会システムも
影響しているだろうが…)

そういう点で、女性監督だけではなく、ヨーロッパやラテンアメリカ、
独立系邦画は、挑戦していると思う。

男社会の映画業界、みな、見て見ぬふりをしているが、
ネットフリックスやアマゾンの出現で、心中穏やかでないのは確か。
だから守りに入っているのだろうが、ハリウッドのように
ファイナル・カット権を監督に与えないプロデューサー優位の
伝統的手法は、徐々に崩れていくだろう。

その時、映画の救世主になり得るのは、男女を問わず、
果敢に挑戦する監督たちだと思うのだ。

ヨーロッパと組まないと中々、出品できない
カンヌ映画祭への興味は年々薄れているのだが、
今回、ある視点部門で日本の深田監督が「淵に立つ」
審査員賞を受賞したことで、質の高い独立系邦画に対する
期待が高まり、日本の若手監督が、海外にどんどん
出て行くようになれば、と思わずにいられない。


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日本の政治家が余りにつまらないので、

スペインのニュースで連日報道される

ギリシャのバルファキス財務相が気になって仕方ない。


四面楚歌の状況で交渉を続ける

ギリシャの代表として、いま債権団(IMF, 欧州中銀、EU)

の矢面に立っている。


6月30日に国際通貨基金(IMF)への

約15億4,000万ユーロの返済ができなければ、

債務不履行(デフォルト)となるのだが、

ギリシャの最大の債権者はユーロ圏(60%)なので、

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の
デイセルブルム議長もデフォルトを避けるために

奮闘している。

債権団の提案は「屈辱的な緊縮財政」だと

年金削減を拒否。18日の会合で合意に至らず、

今後はEU首脳会議での話し合いが続く。


ギリギリまで交渉を続けようとする

ギリシャのバルファキス財務相は、

今年の2月に就任。英国を初めとした各国の

財務相との話し合いで欧州を回った時に

ノーネクタイで通し、「私が破産した国の財務相です」と

いう挨拶で始めたことから、欧州のメディアが

一斉に注目した。

varou1

彫りの深い顔と自分流のスタイルを貫く姿に、

他の政治家が皆、退屈に見えると言われるほど。

「ヨーロッパの北が働き者で南が怠け者という言説は

間違っている」と堂々と言ったことで、スペイン、

イタリアでは人気急上昇。


周りはみな敵、みたいな状況でポーカーフェイスを

保ち、粘り続ける財務相がどんな人なのか?

と思ったら、「ポスト2008年世界のための思考」

という英語ブログがあり、自らのことも語っている。

thoughts for the post 2008 world


1961年アテネ生まれ。1978年に英国のエセックス大学で

統計学と数学を学び、バーミンガム大学で修士、博士号は

経済学。82-88年までエセックス大学やケンブリッジ大学で

教鞭をとり、1987年、サッチャーが首相になったことで、

耐えられず、1988年から2000年までシドニー、2000年に

ギリシャに戻り、アテネ大学で経済政策を教えながら

アテネ大学に経済の博士課程を創設する(2010年の危機で崩壊)


2000年代の前半から、友人のジョセフ・ハレヴィ教授と

共同でグローバル経済とユーロ圏の持続性の危機に関する

記事を書いたり、このままだとギリシャはボロボロになる、

という警告を発したりしたが、誰も聞く耳を持たなかったらしい。

ジョセフと共に、戦後資本主義の第二段階が終わり、

これまでの経済理論が行き詰まる、という内容の本を執筆

していた時に、2008年の危機が起こる。


傷が浅いうちにデフォルトするか、債務元本の減免を

行いつつ、ゆるやかなインフレにもっていって、債務の山を

減らすべきだ、とギリシャ国内だけではなく、EUにも「謙虚な提案」

をして呼びかけたが、本当のことを言い続けたことで、

身の危険を感じるまでになり、ついに2012年に米国へ出国。

テキサス大学で教鞭をとり、オンラインゲーム会社ヴァルヴの

チーフエコノミストとなった。


Valve Software Appoints In-House Economist


「反緊縮政策」の急進左派連合を支持して2015年の総選挙で当選。

これまでの緊縮政策で、すでに疲弊している年金生活者や栄養失調で

倒れる子供がいる時に更なる緊縮は無理だと、債権団からの「年金削減」に

関しては、「越えてはならない一線」だと譲らない。


18日に提案した内容も自らブログに上げて、読者に判断してほしいと

している。(コメントの賛否両論がすごい)

Greece’s Proposals to End the Crisis: My intervention at today’s Eurogroup

米国が最大の出資者であるIMF〔日本は2番目)は、

ラテンアメリカ諸国にとっては、お金を借りたくない相手。

借りる代わりに規制緩和や外資導入を要求され、自由主義経済の

優等生!と、もてはやされたアルゼンチンが財政破綻したことは記憶に新しい。


もともと、ギリシャは、2001年にユーロに加盟する時ギリギリまで、

債務残高と財政赤字のGDP比が、それぞれ、60%未満と3% という

加盟条件をクリアしていないのではないか、と

疑われていて、当時は連日、ニュースで取り上げられていた。


それが、明確に分かったのは、2009年のギリシャの政権交替時。

ゴールドマン・サックスが通貨・金利スワップ取引という

デリバティブを使ってギリシャの粉飾に協力した、と新政権が

暴露した。


ブルームバーグ記事

ギリシャ向けゴールドマン融資、「背徳者同士」の危うい契約


日本はIMF側の視点で報道するので、

ギリシャの破綻は「自業自得」だと思われるかもしれないが、

イタリアもスペインも翻弄されている国債バブルの

根底には、通貨だけ統一してしまったユーロ圏の
格差に乗じて国債やCDSで儲けている&儲けようとしている

投資銀行や投資家らがいることは否めない。

CDSとは?


ヨーロッパ金融危機は、ソブリン・バブルの崩壊

どちらにせよ、これまでの失敗を一手に背負って

「反緊縮財政」で始まったのが、チプラス政権であり、
EU、IMFと欧州中銀を相手に、「尊厳ある合意」を求めて

粘っている姿から目が離せない。

追記:18日の交渉決裂でユーロ圏首脳会議との協議に
入ることになったが、22日、ユーログループとの
緊急会議でギリシャは新たな提案を提出した。

ユーログループ議長、週内ギリシャ合意期待



2012年、自らリポートするギリシャの実情。 Welcome to the eye of the storm (英語)


訣別 ゴールドマン・サックス/グレッグ・スミス
¥2,052
Amazon.co.jp

投資銀行がどう変わって来たのか。
先日、過労死疑惑も起こった
ゴールドマン・サックスの変遷。
(2012年刊)

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今回は、映画祭に併設して行われた業界フォーラムなんぞに
ついて書いてみることに。

日本からも「そして、父になる」が出品されたことで、
マスコミの皆様も来てらっしゃったのだが、その華やかな
映画祭の裏側(というか、地下とかサンテルモ美術館内)で
行われたのが、Industry Club(業界クラブ?)や
Foro de Co-Producción entre Europa-Latino America
(ヨーロッパ・ラテンアメリカ共同製作フォーラム)。

今回、フォーラムのために映画祭がホテル代を
出してくれたのだが、アジア人は私だけだった。
(航空券は高かったぜ!)

このオファーがあったときに「なぜに、日本で
配給している私が~?」と言ったのだが、
「日本はマーケットが米国についで大きいのに
ラテンアメリカ映画はどのような傾向で
受け止めてられているのか分からないから」というお答え。

そういうことなら、と参加しましたが、
映画に投資するお金持ちなら、ワクワク
するほどの企画がわんさかあるよ~と
言いたくなった。

いまや、ラテンアメリカ映画は格好の投資場所。
なのでヨーロッパは全力あげて、やっている。
なぜなら、早い段階で参加すれば、
国際配給権がとれたりするので、国に関わらず、
世界に売れる!ということになるから。

それには脚本を読む力とか、監督やプロデューサーの
意識を見極める力が必要なので、英語は必須。
そして、本心を聞くためにはスペイン語も必要という
ことで、できる会社が限られてくるのも確か。

世界でラテンアメリカ映画の製作に出資したり、
国際セールスをしている「大手」は、フランス、
ドイツ、アメリカ、そして、もちろん
スペイン企業が中心。

特にフランスは近年、すっげ~勢いでラテンアメリカ
映画に出資している。ラテンアメリカ映画は、
他の大作から見たら、低予算だけれども化ける可能性が大。
なので、元々、ばくち指向が強い映画業界だけど、
「みなさん、ギャンブラーですか?」と呼びかけたく
なるような様相だった。

彼らが探しているのは、今、企画途中にある作品、
最後まで編集したけれども、カレコレ(カラーコレクション)とか
サウンド調整ができていない作品。

ここで、ポスプロ(ポスト・プロダクション)費を
出すから、と国際配給権をとる企業もある。

ああ、くわばら、くわばら。
(と、自分が製作ならきっと思うなあ)

でも、ラテンアメリカ映画は邦画と違って、
国内での興行収入をアテにできない。
ラテンアメリカには、日本でいうミニシアターとか
独立系が都心部に1、2館あるぐらいで、
(もちろんないところもある)大半がシネコン。

そのシネコンが1スクリーンだけ国産映画に
あけたりするのだけれど、直前に時間変更とか
キャンセルとか、やりたい放題。

だから映画祭に出して、せめてヨーロッパ諸国に
売らねば、回収なんて無理!というのが現状だ。
(それは出資する欧州企業もしかり)

つまり、日本とは逆なのです。
日本は今や邦画全盛!興収全体の65% は邦画。
日本での公開作品は、邦画、洋画合わせて
今年は1,000本を越えるかというぐらい多い。
洋画の中にはDVDスルーなのだけど
1~2週間だけ上映する作品もあるので、
現実的な割合は、もっと少ないかもしれない。

自国の作品を優先するための法律とか作ってる
他国と比べれば、なんてすばらしい日本の
現状なのだが、はっきり言って、本数が多すぎ。

じっくりと上映するというより、まるで
消費されるがごとく、次から次へ新作が公開される。

ありがたいことに、何とかゆっくり上映しようという
意思を持った単館が存在してくれているのが
せめてもの救い。そういう劇場が作品重視で
選んでくれるから、やれているワケで、
そうでなければ、スペイン語圏の中間作品
(大作でもシネフィル向きでもないけれど、
一番、層が厚くて面白い映画)に場所は
ないのさ!だから、いくら賞をとったからって
「日本にMG高く売ろうとするんじゃないよ。
出る時期を逃す作品がかわいそうだから」
と、発言した。ま、これは日本の配給も
欲しい作品は皆で分かち合いながら、みたいな
ところがあれば、いいんだけど、という話ですが。

$ラテン!ラテン!ラテン!-sansebastian1

モデレーターがバラエティのラテンアメリカ映画
専門記者で、他にフランス業2人、米国1人
だったからか、なんとスペイン人まで英語だった。

日本人の私ひとりがスペイン語で話したので
(同時通訳は、バスク語、スペイン語、英語の
相互で用意されていた)なんか異質でした?
って感じだった。

でも、私がスペイン語を話したことで、
モデレーター含め、登壇者は全員、スペイン語が
分かることも判明した(だれも同時通訳の
レシーバー持ってなかったのに私の意見にも
質問でたから)。

というところで、無事におつとめは
果たした訳なのだが、それにもまして、
企画売り込みは、とても面白かった。

16本の中から6本選んで聴いたのだけど、
自分にお金があったら、関わりたい映画が
2本あったけど、ムリ。。。

ということで、次回は、その2本を
ご紹介しまっす。
(その前に自社配給作品をご紹介せねば!)


サンテルモ美術館中庭(逆光でみえましぇん。)
$ラテン!ラテン!ラテン!-サンテルモ中庭

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これ、日刊SPA!のインタビューの全文掲載なのだけれど
とても面白い。

日刊SPA!「現代のオトナが捨てるべきこと 『ネット、トレード、自分探し』」
インタビュー・ノーカット版


40歳になって捨てることのオススメは、「ネットと金儲けと自分探し」だと。
ネットはやってるけど、金儲けと自分探しは、したことがないので、
目からウロコだった。

「何をするかというよりも、何をしないか」の
方が大事だという、このインタビューが面白かったので、
ぜひ!





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野田首相になってから、メディア各社は
またまた、緊急世論調査を発表した。
本人も言っていたけど、民主党の党首が変わっただけで、
支持率は跳ね上がらないだろう、と普通は思う。

常々、メディアの世論調査ってどのぐらい信憑性が
あるの?と思っている。

なぜなら、もう半世紀も生きているのに、うちも実家も
一度も世論調査の電話なんぞ、かかってきたことがないぞ。

私のまわりにもいない。

一体、誰が答えて、こんなに高い支持率を
たたき出しとるのだ?ということに疑問がわいて、
各社の世論調査の仕方を調べてみた。
(ヒマなのか?いや、原稿3つ〆切今日だぞ!)

気になったから仕方がない。

まずは朝日新聞

「野田内閣、支持53% 民主31%に回復 朝日新聞調査」
で、これがどれだけの世帯に向かって行われたかというと
ここに出ている。↓
世論調査―質問と回答〈9月2、3日実施〉
これが人数ではなく、すべてパーセンテージの数字。
最後に書かれているのが、調査方法。

〈調査方法〉2日夕から3日夜にかけて、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した(福島県の一部を除く)。世帯用と判明した番号は1773件、有効回答は1051人。回答率59%。

次に毎日新聞

野田内閣:支持56% 不支持は14% 毎日新聞世論調査

野田内閣:自民党支持層からも支持 毎日新聞世論調査

 (調査方法) 2、3日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号を使うRDS法で調査した。この際、福島第1原発事故で警戒区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。有権者のいる1646世帯から、1001人の回答を得た。回答率は61%。


読売新聞

野田内閣支持率65%…発足時で歴代5位

今回の調査項目が出ていないので、民主党総裁選の時の
世論調査の方法をだしてみる。

「民主党代表選挙」 2011年8月緊急電話全国世論調査

このときの有効回答数は1,055人

日経新聞

野田内閣支持率67%、復興増税も賛成6割 本社調査


こちらは読むのに会員登録必要だけれど、同じページに
有効回答数が出ていた。

(調査方法)日経リサーチが全国の成人男女を対象に乱数番号(RDD)方式により電話で実施。有権者がいる1426世帯から954件の回答を得た。回答率は66.9%。

産経新聞は共同通信の調査を掲載。
野田内閣支持62% 共同通信世論調査

う=ん、ここは有効回答数が分からん!

最後に、ニコニコ動画
ネット世論調査「内閣支持率調査 2011/8/31」結果

支持:13.9%
不支持:32.5%
どちらともいえない:53.7%


※ネット世論調査では"総合"および"男女"は、20代~40代の回答が集計対象。また、回答ユーザーの年代・男女別の人数と、日本の年代・男女別の人数を比較し、日本の人口分布に合うように、各年代の回答に重み付けを行っています。http://www.nicovideo.jp/enquete/help/opinion

ネット投票で年齢や男女別が信頼できるかどうかというのも
あるけど、今の段階で、支持かどうかと言われても困る、というのが
正直なところだと思う。

だって、まだ、何もやってないし

自分たちが投票したわけでもないし…。

何を信用するかは、人それぞれだろうが、これまで
散々、メディアの世論調査にかきまわされてきた政治。

メディアが「国民」がとか「有権者」とかいう元が
これか、というのが正直なところだ。

有効回答数は1,000人前後、対象は固定電話を持っている
有権者、それに電話する時間帯もどうなっているのか?
(日経は9時から21時としているけど)

これが果たして、世論調査と言えるのだろうか?

新聞は折角電話で話しているのだから、年代ぐらい分けられないのだろうか?
そうしたら、決まった時間帯にいる固定電話を持っている有権者の
年代が分かるだろうに。

まだ、何もやっていない状況で支持率6割以上なんて数字は
期待値でしかないでしょ。全メディアがこぞってやる必要があるのか?
もっと他にやることあるだろ。

世論調査は、信頼できる第三者機関(そんなものがあればだが)が、
固定電話対象という古い方式ではなく、ネットも駆使して
せめて一回の母数を数万人程度にして、毎回同じ質問で、
3ヶ月ごとに定期的にするとか、腰据えてやるべきだと思う。

緊急なんていいからさ。一体、何のために必要なのか?
あとで、ど~んと落とすため?
それとも新総理を元気づけるため?

まったく国民のためでも何でもない。

メディアの支持率(何度もいうが各社有効回答1,000人前後)で
毎回、ガチャガチャするのは、もう、いい加減にしてほしい。
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映画の35mmフィルムが滅亡の危機にある。

あと5年ぐらいで、なくなるだろうと言われているのは、
米国のメジャー(映画会社)が、DCP(デジタル・シネマ・
パッケージ)という規格で、配信を進めているからだ。

アメリカ大陸は広い。だから全米一斉公開なんかに
なってしまうと、何十本もフィルムをつくって
搬送しなければならない。

それを1つのDCPファイルをサーバーに置くことで
遠くの映画館にダウンロードしてもらったり、
配信できるようになるってのが、DCPのキモだ。

統一規格にすれば、世界中どこでも上映できる。

まるで夢のようなお話…。

なのか?本当に?

そして、映画館にそのシステムを導入するために
配給も金を出して、普及させようというのが、
VPF(バーチャル・プリント・フィー)なるもので、
DCPシステムを入れている映画館で上映するなら、
配給もVPFを管理している会社と契約して
負担金を支払おう、ということ。

まずは大手のチェーン映画館が大手電気メーカーと
契約して、すすめている。

全国同時公開するなら、フィルムに比べてコストが
グンと下がる。特に3Dとなれば、それはもう、
比べ物にならないだろう。

すべての映画の規格を統一して、どの映画館にでも
かかるようにすることは、逆に考えると、製作や
配給サイドの自由がなくなるということだ。

私は前作「ルイーサ」までフィルム上映してきたが、
それは、監督がフィルムにこだわって作った映画だったからで、
本当は、コスト高に泣いていた。

まず、ニュー・プリントを作る。

「ルイーサ」では、「ちょっとしか回してないフィルムあるから
安くしとくよ」と言われて、輸入したら、つなぎ目に雨が
ザーザー降っていて、泣きながらニュープリントを注文した。
とほほ。(安物買いの銭失い、とは、このことだわ)

そして、アルゼンチンから日本までの輸送費。
通関費、レーザー字幕費(フィルムに字幕を入れる)を
考えると、もうそれだけで目がまわるほど出費がかさむ。

テレビ用にHDCAMを作るのも、ニュープリントと言われても
埃ついているから、とフィルム・クリーニングをするのも高価!

今回の「グッド・ハーブ」は、監督が、デジタルで
どこまでフィルムの質感が出せるか勝負した作品なので
ブルーレイにした。本来ならHDCAMで出したいけど、
劇場に再生機がないので、涙をのんでブルーレイ。

それでも質感が十分に伝わる映画だと、メキシコで
観た時に思った。

資金不足のラテンアメリカの独立系映画は、
大半がデジタルで撮影されるのだが、各国の映画祭の中で、
他の賞に混じって Premio para la primera copia
という賞があって、デジタルから1本目の35mmフィルムに
キネコする費用がもらえる。

フィルムにすることで、初めて映画になった、という感覚。
フィルムはデジタルより断然、解像度が高いし、
光と影の奥行きが違うから。コンテンツではなく、映画。
それを感じさせてくれるのが35mm。

そういうことを言うと、「君は古いねえ。世界はもう
フィルムじゃないよ」と言われるけど、
私は、あの質感がとても愛おしいのだ。

だから、世界がどうであれ、映写機を撤去するということ、
統一規格でしか上映させない、ということは、
ひとつの文化をつぶすことだ、と認識すべきだと思う。

「ハリー・ポッター」を観たい人々にとっては、
できるだけ早く観たい、と思うのも分かる。
3Dなら余計にそうだ。ひとつのファイルで、
全国の映画館がいけるなら、これまでフィルムが
まわってくるのを待っていた人々にも、早く届く。

でも、せめて単館作品をかける映画館には
選択肢を残しておいてほしい、と思う。

映写機を撤去すれば、映写技師もいらなくなる、
ムヴィオラでフィルムを回しながら、音を聞いて
字幕のスポッティングをする技術者も、フィルムに字幕を
焼き付ける技術も不要になる。
人と技術がなくなれば、文化も継承されない。

ラテンアメリカでも3D映画は作られているし、
デジタル上映もされているが、それは大手の話。
これから独立系がどのように動くのか、こちらとしては、
そこを注視するしかない。

現在の米国規格だとPALを採用しているアルゼンチンなどは、
フィルムからデジタルにしなければならなくなる。
それって、どうよ、って感じなので、まだまだ、
先は長いと思うけど、どの方向にいくのか、
色々、話をしてみたい。

それからでも遅くないと思うから。

欧米主導の波にのらねば、というよりも
これから先、映画がどうなっていくのか、
ということを、じっくり見つめたい。

どちらにせよ、自由とひとつの文化を手放す、
という自覚が必要だと思うから…。


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21日からメキシコのグアダラハラ映画祭に行っていたのだが、
日本のことが気になって、なんだか、落ち着かなかった。

「地震酔い」がやっと止まったのだけど、日本に
戻って来たら、福島第一原発は、状況が悪化しているのに、
どんどん報道が麻痺している気がする。

基準の1億倍とか連発されると、思考停止に陥りそうになる。
そこに「影響はない」が繰り返される。
はたまた、タレントを起用して、一段と気持ち悪くなった
AC公共広告機構のCMが流れて来る。

おいおい、日本人は皆、子供なのか。
「使っていない電化製品のコンセントは抜きましょう」だと?
そんなこと言うのなら、自分たちのCM放送をやめなさい!
テレビ局はどれだけ電気を喰っているのだ!
NHKと日替わり民放でどうよ。

テレビ、新聞メディアと電力会社に広告代理店の皆様
ACジャパンの理事たち

どこまで人をバカにしているのか、と思ったら、
石原都知事候補の「花見自粛」宣言。
あの方、作家なのに「自粛」を人に言うなんて変だと
思わないのだろか。「自粛」は、自分がするものだす。
人に言うのは「命令」ざんす。
立候補を自粛してほしかったわねっ。

いかん、いかん、また血圧が上がって来た。

ま、今回の計画停電だって
「原発なかったら停電だぞ!」という脅しだ。

今回の電力不足は、地震で火力発電所も
とまっている所があるから。

2003年4月15日から2週間、福島第一、第二、
柏崎刈羽、全17機を点検のために止めた。
TEPCOプレスリリース

2003年3月の日経記事
東電の原発停止で予備率ゼロ、首都圏襲う電力「3月危機説」


結果、停電はなかった。
TEPCO最大電力の推移

あれから8年、オール電化やォシュレットが
驚異的に増えていたとしても、大企業が夏でも寒い
オフィスをやめるだけで、相当な節電が可能だと思う。

火力発電を復活させたらCO2が増えるというけれど
世界に放射能をまき散らすよりはマシだ。

放射能汚染されている1万トンの水を海に流し始めたが
こんなことを続けていると世界は黙っちゃいない。

冷却のほうは、どうなっているのだろうか。
あの爆発したときから、再臨界が起こったら、こんなもんじゃ
すまねえぜ、と恐怖していたのだが、もしかしたら、
すでに部分的に起こってるかもな、と危惧している。

もちろん政府も東電もメディアも否定するだろうが、
もう、何を言われても信じられない。

ここはメキシコの友人たちが言うように、
自分で自分の身を守るしかないのであるが、
すでに1ヶ月がたとうとしている中、
ひとつでも不安要素を減らそうと思うのなら、
危険な場所にある原発を、今すぐ止めるべきだろう。

インドネシアやタイでも地震が起こっているし、
今回のは長期的に余震なり、別の地震が来る
可能性も否めない。

そんな時に危険な浜岡原発を稼働させたままにしていることが、
不思議で仕方ない。せめて一時停止すべきだろう。
(まあ、これは、都知事選で原発推進派の老害、石原に入れようと
している人たちが多いことと同じぐらいの不思議さなのだが)

そんな中、静岡出身でメキシコ在住の友人がスペイン語で
原発反対のサイトを立ち上げた。

No a la energia nuclear
+música+cultura+vida


彼女はご存知この女性。
「名代☆日々是メキシコ」

もう、日本だけの問題ではないのだ!
メキシコやチリ、フランスやドイツの映画人たちと
話しながら、今、できることといえば、せめてスペイン語圏で
原発に反対している人々とつながって、この動きを
止めないことだ、思った。

上関の原発反対のことをスペイン語で、
FACEBOOKに書いた直後だったこともあって、
映画よりもまず、原発の話にいったグアダラハラ
だったけれど、
「日本は原爆を経験しているのに、なぜ、そんなに
原発を作ってしまったのだ?」と問われたら、
今まで、いくら自民党や民主党に投票していなくとも
自分にも責任があると言わざるを得ないことに
気づいたのだ。国民のひとりとして。

これから人口は減るのだし、もういらないじゃないか、
原発は。

だが、おそらく、幸運にも今回の危機が
落ち着いたなら、また、元に戻ろうとするだろう。

だから、今から、そのプラットフォームを作ろうというところ。
これは私が苦手とする組織じゃなくて、個人のゆるやかな連帯。

そして、もちろん日本での動きにも声をあげる。

なぜかどちらも、都知事選投票日なのだが、
4月10日(日)に2カ所でデモ。

浜岡原発すぐ止めて! 4・10東京—市民集会&デモ


4.10原発やめろデモ!!


デモにも行くし、花見もする!
今、買うべき東北の日本酒リスト

















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久々のブログ更新が、こんな形になるとは思わなかったが、
3月11日の地震以来、感じたことを書いておこうと思う。

被災地の皆様と救助にあたっている人々、自衛隊、消防、
警察や機動隊、病院の医師や看護士の人々の奮闘を見るにつけ、
自分の無力さをヒシヒシと感じて、へなへなと腰がくだけそうに
なる。

私は特にダメダメ人間なので、仕事が手に着かない。
余震のたびに心臓ドキドキなので、背中はバリバリだし
船酔い状態がデフォルトになっている。

独り暮らしのエキスパートだと思っていたけど、
同じような友人たちと、
「どこかで合宿したいね」と言うほど、
夜、独りでいると心細い。

独り暮らしの高齢者のことを思うと、どんなに
不安だろうか、と思う。

だから、何度も津波の映像を流し、被災者に対して
「どんなお気持ちですか?」と
聞き続けるテレビには、怒りさえ覚える。

はたまた、ツイッターやらネットではデマ情報も
流れ、海外メディアは「てえへんだ~!危ない!」を
連発している。

都心や被災地じゃない場所での買い占めも
ガソリンや燃料のように、後で高く売ろうとする
ふとどきな輩以外は、不安からくるものだと思う。

これまで豊富にあった品物がなくなることへの
不安に加えて、扇動的なマスコミの報じ方にも
問題があると思う。

コンビニやスーパーでの品薄は、在庫を最小限に
抑える流通の仕方も(まるでトヨタのカンバン方式みたいに)
関係しているだろうに、空っぽの棚ばかり
映すんだから。

もちろん、トイレットペーパー(なぜに、オイルショックの
時代から、これなのか分からないけど)やら、
電池やら、パンに米を我先に大量に買い込む人々は、
まずは物を充填することで、安心感を覚えたいのかもしれない。
だが、それで本当の安心感が得られないことは、
もう薄々分かっているのではないか、と思う。

それは何故か、を自分なりに考えてみた。

1)津波の映像によるパニック
地震の後で何度も繰り返し観てしまった、あの映像。
津波と言えば、いつも警報があっても、なんだ、
大したことなかったじゃん、というのが、これまでの
感覚だった。なのに、今回は「大津波警報」である。
そして、あの映像。
こんなことが起こるのか!どれだけ恐ろしかっただろう、と
思うだけで、実際に地震の揺れを感じなくとも
ストレスがたまると思う。

でも、観ずにはおれない。どうなってしまうのか。
余震は次々起こるし、震源も複数あらわれる。
おそらく日本中の人々が、テレビに釘付けに
なっていたと思う。

私も帰宅できなくなってうちに泊まった友人と共に
あの映像を観てしまった。テレビをつけていると
何度も何度も出て来るのに、「緊急地震速報」を
知るために、3日間は珍しくテレビをつけっぱなしに
していたから。

2)原子力発電所の爆発と放射能への不安
地震の翌日、12日、被災地の姿と共に目に飛び込んで
きたのが、福島第一原発の1号機の爆発。
海外はいち早く反応したけど、日本は、
何だかウダウダで、一体、何が起こっているのか
分からなかった。

その後、色々な学者やら専門家と呼ばれる人々が
テレビに出ては、「大丈夫」を言い続けたが、
観ている方にとっては「何が大丈夫なのか」
全くもって分からなかった。

私たちはこの1週間で「シーベルト」という単位を
覚え、1,000マイクロシーベルト=1ミリシーベルトだと
学習したが、最初は、伝わって来るニュースに、
マイクロとミリの混同も見られ錯綜していた。

そして、未だに毎時と年間の換算もせずに
直ちに健康に被害はない」と
テレビの人々は言い続ける。

放射能の恐ろしさは、すでに原爆で経験済みだろう、
と思うと、不信感よりも恐怖が先に立つ。

この「大丈夫だ」と言った専門家の顔を、シカと
覚えておこうとと思った。

そして今日、19日、もう今や何を言っても
信用できない原子力安全・保安院は、ついに
事故のレベルを5に引き上げた


放水は、まだ続いている。
そこで働く人々、何とか食い止めようとしている人々がいる。
高温の所に海水を入れたら、水蒸気が発生して
塩が残るのは、小学生でも分かるのだが、
それで閉まってしまったバルブを手であけている
人々がいる。

この綱渡り状態の中で、パニックになるな、というほうが
ムリかもしれない。

3)東海沖地震への不安
今回の揺れは、長年、東京に住んでいる私でも
経験したことがないほどの不気味さだった。

グラっと来た時に、渋谷のカラスが異様な声を
あげて飛び立った。私は「ついに来たか」と
覚悟したほどだ。

ずっと言われ続けているけれども、日常生活の中で
忘れていた最悪のシナリオ「東海大地震」

そして、余震だ、と言われるのに震源地が茨城、千葉、
静岡と近づいてくることによる不安。

「これ、本当に余震なのか?」という疑問が、
不安をつのらせる。で、その疑問は解消されない。

テレビでいくら「東海沖とは関係ない」と専門家に
言われても、もう不信感バシバシなのだ。

余震といわれる、静岡東部で震度6強の
地震があった15日夜、「浜岡原発を止めるなら今だ!」と
ツイッターに書いた。今なら理由がつくだろう、と。
(原発について思うことは、次に詳しく書く)

でも、止まらなかった。ますます不安はつのる。

4)上記3項目の不安のもと

これはもう、政府の対応やら東電の、おそらく
現場をしらない上層部の記者会見やら
マスコミへの不信以外のなにものでもない。

特に原発に関しては、不安を煽るから、と
いう態度こそが不安を増幅している。
だから何か情報を探そうとする。

米国が80キロ圏外への脱出を言えば、
外資系の社員は帰国し、東京から脱出する在日大使館や
チャーター便を用意して帰国させる国も出ていることから、
「おいおい、この反応の違いはなんじゃ?」と
余計に不安になるのだ。

私も、不安を解消するために、スペイン語や英語で
書かれた記事を読み、日本語で出された報告書を読み、
誰が信頼できるのかを探そうとしたが、所詮は
素人なのだ、ということが分かった程度だった。

それでも、「もし、こうなったら、こうしよう」という
自分なりの基準を持ったことで、不安は少し
和らいだような気がする。
実際に、行動に移せるかどうかは別にして。


5)不安と共に何ができるか

これは、今回だけではなく阪神・淡路大震災の
時にも思ったことだった。

「阪神・淡路大震災から16年目」

そして、その時、確信したのは、
自分にできることを、することだ。

阪神・淡路大震災の時には、被災地に
両親がいたから、実家で仕事は山ほどあった。
自分がしっかりせねば、と思ったから、
泣くこともできなかった。

でも、今回は東京で、これからの長丁場に
耐えうる体力と精神力を回復するために、
まずは、ちゃんと怖がって、泣いて、
それからでも遅くない、と思っている。

自分の気持ちが伝えられるところに
無理のない寄付をして、節電をして
家にあるものを食べるか、近所の
閑古鳥がないている、つぶれてほしくない店で
外食する。

元々、ウォシュレットもないし、テレビも
見ないし、エアコンもほとんどつけないので、
節電といっても、たかが、しれているが、
停電や断水やトイレットペーパーがないことが
当たり前のメキシコやケニアに住んでいた経験が
ここで役立っている。
もちろん、キューバもしかり。

そして、元気でいること。
自分が医者にかかっていては仕方がない。

だから、弱っちい自分を叱らない。
とっても優しくする。

一人でいることが怖かったら、友達と一緒にいる。

「ああ、怖かったねえ。今もドキドキだね」と
言い合うだけでも、気分が違う。

不安を認めて、直視したあとで、
溢れる情報に溺れずに再び立ち上がる。

こういう時に、人に対して、
「○○すべき」とか「○○すべきじゃない」
と説教たれる人々が多くなるのが不思議だけど、
それに傷ついたり惑わされるのは、時間の無駄だ。

疲労すれば、寛容ではいられなくなる。
衝撃をうまく受け止められなければ、後々、
精神や肉体に影響がでるだろう。

まずは、自分自身ができることをして、
日々を大切に生きていく。
それが、私にとっての第一歩だから。

そして、この文章を書けたことで、
遅まきながらも、やっと仕事ができそうな
気がしている。と、思ったら余震だぜい!


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今みると19時間前、つまり昨日ですな、ツイッターで
私はこうつぶやいた。

「流出ビデオ、テレビ各局とも同じ部分の映像をこれでもか、と
流し続けているのが気持ち悪い。
YouTubeに一度アップされたら削除されても使い放題かよ。
TV局の映像なら著作権違反だと言うくせに。
流出映像使いながら、日本の危機管理体制なんて、
よく言うよなあ。」

テレビのニュースやワイドショーなどで、繰り返し
流されるYoutubeからと但し書きがついた映像に
辟易したと同時に、Youtubeを否定してきたテレビ局が
そこに「流出した映像」を、編集して使う、それが
当たり前になってしまうことに怒りと危険性を感じたから、
挑発的なつぶやきをしたのだが、

「著作権違反だと言うくせに」
という部分だけ切り取られて、

「著作権法第10条第2項により、
事実伝達にすぎない雑報や時事の報道は著作物でなく、
著作権法の保護下にありません。
問題のビデオも、公務の報告ですので同様。
著作権法違反で告発してないでしょ。」
と教えて下さる方もいて、
これにまた、問題はそこではなくて、と言うには、
140字では足りないので、上記のつぶやきの真意を
書いておこうと思った。

長くなるけどご容赦を。

まず、最初に、政府が、あの映像をなぜ公開しなかったのか
疑問なのは私も同じ。本来なら、船長を拘束した時点で
公開していれば、そして、中国と対等に渡り合うことが
できていれば、「流出」させなくても良かったのだから。

だが、現政権はその方法をとらずに、那覇地検の判断として
責任逃れをした。

「なんちゅう政府や!」と思う。

地検も海上保安庁も、さぞ、くやしかっただろうし、
私自身も、この隔靴掻痒な感じにイライラがつのった。

でも、だからといって、守秘義務違反を正義とする論調、
「国民の知る権利」を果たすためにやった
月光仮面だ(by 佐々淳行)というような論調に
同調することは、今後、私たち自身の首をしめることに
なるのだ、ということを考えるべきだと思ったのだ。

考えるべきなのに、大手メディア、特にテレビが
やったことは、「流出」ビデオを編集し、衝突部分だけを
各局がこれでもか、これでもか、と流すことだった。

Youtubeからは、すでに削除されていた映像である。
いつもは、自主規制だとか著作権だとかにうるさい
テレビ局が、今回は、Youtubeからという、すでに
Youtubeには存在しない映像を編集して、嬉々として
流したところに、気持ち悪さがあるのだ。

これが本物を入手して流すのなら、テレビ局側にも
それなりの覚悟があったはずだ。
きっと真摯な記者たちは、今回のことに落胆している
だろう。自分たちに持って来てくれれば、それこそ、
情報源を守り通したのに、と。

だが、Youtubeという従来のメディア以外のところに
アップされたことで、タガがはずれたかのように、
各局が同じ映像を流しだした。

この気持ち悪さは、テレビ局が「国民の知る権利」と
言いながら、何の覚悟もなく、公務員の「守秘義務違反」を
是としている立場に他ならない。それも横並びである。

いくら否とするコメンテーターを入れたって、
流した段階で賛同している意識がないのが、
恐ろしいのだ。映像を流すことで「是非」の議論に
なっていないことに気づいていない。

本当に考えようと思う局があれば、なぜ、この映像を
Youtubeにアップしたのか、メディアの役割って何なのかを
問うべきだ。テレビ局でも新聞でもなく、Youtubeに
アップするということは、どういうことなのか。

この件によって、それこそ本来の「国民の知る権利」が
脅かされることを指摘すべきではないのか。
内部告発なら、メディアにしてくれ!
自分たちは情報源を守り通す、Youtubeに上げることで、
政府が規制を強めるのに気づかないのか!と
訴えることも、ない。

すでに、今回の事件で「秘密保護法」や
国家公務員の守秘義務違反への罰則強化を
官房長官が出している。

以前に自民党が出していた「秘密保護法」が
反対していた民主党によって甦る可能性が出て来たのだ。
これでまた、メディアは、自らが一翼を担ったことにも気づかずに
政府への批判を強めるだろう。

まったくもって軸がない。

私は現政権を支持してはいないし、一票の価値が
とても低いところの住民なので、腹立たしさも
人一倍あるのだが、それでも、現在のルールで
選ばれた政権は、任期を全うすべきだと思っている。

これまで何度も首相が代わるという体たらくで
あったとしても、それを選んだのは私たち
有権者なのだ、という自覚を常に持ちたい。

政府は有権者の映し絵のようなものだ。
有権者以上に政府が良くなる訳がないのだ。
つまり、私たちがそれだけのものなのだ。

これは、ラテンアメリカの映画人たちとの
話の中で、気づかされた。

昨年のキューバ映画祭で出会ったウルグアイの
プロデューサーが涙を浮かべながら
「やっと実現したよ!」と言う。
元ゲリラが大統領になったのだが、それは、
有権者が待ち望んだ結果であり、早速、100ドルの
コンピュータを作って、子供たちに無料配布
することが決まった、と言う。
子供の教育と福祉、そこに重点を置く政府に
ならないと国自体が危うくなる、と皆が思った
結果だと。

どんな国になってほしいか一人一人がビジョンを持つこと。
ラテンアメリカで政治の地殻変動が起きているのは、
まさしく有権者が気づいた結果なのだ。

だから私は失望はするけれども絶望はしない。

現政権が任期を全うすることで、もう我慢できん!と
次への布石ができるかもしれないから。

そして、メディアの論調に流されず、
何が是で何が否か、はたまた、自分はどんな
国に住みたいのか、を具体的に描き続けていきたいから。

そう思っている自分にとって、
現政権を批判するために、冷静に分析するという
従来の役割を捨てて、民主主義の根本的なルールを
無視する(一個人や組織が暴走する)ことを良しとする
現在のメディアのあり方に疑問を呈したかったのだ。

歴史は繰り返す、ということを思い出したから。

作家の星野智幸氏のブログには、私が感じた怖れが
分かりやすく書かれているので、こちらも、ぜひ、ご参考に。
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Twitterだけで告知しておりましたが、毎週、月曜日(今日だすなあ)
20:30から「映画、言いたい放題」というUSTREAMを開始いたしました。

今のところ、助っ人なっちゃんと毎回、映画関係のゲストを
呼んで、飲みながら、タラタラとやっておりますが、
今夜は「ラテンアメリカ映画ってなに?」というタイトルで
お送りする予定です。

MAC一台でやっているので、お見苦しい点も多々あるかと
おもいますが、まあ、カテゴリーはラジオですから。
(映画のカテゴリーがないのだ!)

毎回、暑くてスッピンになってしまうので、余り人に見せるもんやないかも。

「映画、言いたい放題」http://ustre.am/lR70
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