エンジンルーム内に置き忘れた雑巾(ぞうきん)や軍手などの可燃物に火がついて起きる自動車火災が頻発していることが国土交通省の統計から分かった。長期間使わなかったトラックでは、枯れ枝で作られた鳥の巣が原因で、走行中に発火したケースもあった。気づかないうちに意外な“火元”が作られている可能性があり、国交省はドライバーに注意を呼びかけている。(海老沢類)

 国交省では昨年から、メーカーが報告した車の不具合による事故や火災の情報をホームページ上で公表しはじめた。それによると、昨年12月までの報告件数は事故が154件、火災が984件。このうち、雑巾や鳥の巣などエンジンルーム内に持ち込まれた可燃物が原因とみられる火災は昨年9月までの10カ月間だけで72件あった。

 発火した可燃物は、雑巾や軍手などの布類が56件(78%)と最も多く、リスや鳥などが巣をつくるために持ち込んだ小枝などが8件(11%)、枯れ草7件(10%)などが続いた。

 雑巾や軍手は点検や整備が終わった際に置き忘れるケースが多いほか、次の使用に備えてわざと置きっぱなしにしているドライバーもいるという。

 鳥などの巣が原因とみられる火災は、長期間使用していなかったトラックに多く報告されている。「エンジンルームの配管は樹木の枝に似ていることに加え、冬でも暖かく外敵も少ない」(国交省自動車交通局)こともあり、車両の下のすき間から動物が小枝などを持ち込んで営巣することがあるという。

 国交省の実験では、こうした可燃物は、エンジンオイルなどが付着すると300~350度で発火する。

 自動車交通局の担当者は「運転前にはエンジンルーム内に置き忘れた物や小枝などがないことを確認してほしい」と呼びかけている。

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