バーディ

テーマ:


 アラン・パーカー監督が贈る青春映画。

 鳥に憧れ、鳥のように空を飛ぶことを願うバーディ(マシュー・モディーン)は、ベトナム戦争の最前線で精神を蝕まれてしまい、精神病院にいた。バーディは空を見上げ、鳥になることを夢見ていた。そこに親友のアル(ニコラス・ケイジ)もまたベトナム戦争で重症を負い、訪ねてきた。ある意味で、バーディを見捨てて戦場に行ってしまったアルには、罪悪感がある。アルはバーディの心を取り戻せるか…。
 アルは賢明にバーディに話しかける。バーディは意味を理解していないように上の空だ。必死なアル。そしてバーディは…。
 是非2度、3度と観て欲しい。初回は苦しい。切なく、胸がつぶされそうに思える。ラストまでの衝撃は、堪らないものがある。
 だが、2度目は全く違う印象を受ける。笑えるのだ。3度目もまた違う受け取り方をしてしまう。何度観ても新鮮な不思議な映画だ。 是非!

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

バーディ

AD

スチーム・ボーイ

テーマ:
 これに9年もかけたのね。。。私としては、漫画家の大友克洋さんが好きなので、そっちに力を入れて欲しいのだが、アニメ制作にはまってしまったのね。
 漫画の連載の時も落とさずに連載が続くか話題になったものだが、アニメも、遅い…。大友さ~ん! 

 一言で言うと、漫画らしいアニメであった。
 たとえば実写で撮ってから絵コンテに書き起こすといった手法をもちいていたDisneyや、映画的視点を持ち、それを越えたカメラアングルで描く宮崎アニメとは、一線をかくす。あくまでも、アニメ的なアニメだった。丁寧に作り上げた職人技のようでもあった。日本アニメ、ここにあり。
 が、しかし…。
 AKIRAほどのインパクトはなかった。それは、18世紀のイギリスが舞台だからだろうか。個人的な好みだろう。
 メカ好きや、男の子にとっては、たまらないのかも。
 くすんだ風景や、書き込んだメカニック、迫力です。是非、大きなスクリーンで観て欲しい。
 あ~、やっと観た。スッキリ。

 でも、物足りない。消化不良である。おおともさ~ん…

 

バンダイビジュアル
スチームボーイ スターターキット
バンダイビジュアル
スチームボーイ 通常版


AD

スパイダーマン2

テーマ:
 なぜか気になるスパイダーマン。子供の頃から好きだった。スマートなヒーローではなく、情けないほど悩むヒーローで変わっていた。日本では、平井和正さん原作で池上遼一さん画で漫画化になっていた。それも悩むヒーローでした。
 密かにグッズを集めていました。で、一作目も映画館に行って観ました。"o(-_-;*) ウゥム…。自分でも、行くか迷うのだが、引かれてしまう。この気持ちはなんだ。
 スパイダーマン、今回も悩んでますね~。苦悩の人です。相変わらず。ついに正体がばれました。だが、そこからまたお話が始まるようで、3作目の予告のような終わり方をしていましたな。まあ、アメリカでは評判が良いので問題なく次作がさっさと作られる事でしょう。あのガールフレンド役の彼女、どっしても美人に思えないのは、私だけ?
 楽しいとか面白いって事を抜いて、習慣で観てしまったような気がしています。

 観た感想。。。「観た」。。
 。。。千円だから、いいか~。

 

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
スパイダーマンTM 2


AD

21グラム

テーマ:
 はっきり言って不満の残る映画だった。ある事故をきっかけに3組の男女の人生が絡み合って行く話だが。時間軸がバラバラになって構成されている。複雑な構成が良いと言うが、わけがわからん。疲れるだけ。
 古くから有る手法で、こういう構成でもスマートに作ってある映画も多いのだが。途中でうんざりしてしまった。もっとスパッと作れと言いたい。出演者が良いだけに、惜しい気がした。
 死んだら21グラム軽くなる。それは魂の重さ。ってテーマも今更って気がする。
 期待が大きかっただけに気が抜けたのだろうか。凄く体調の良いときにじっくり観るべき映画だろう。でも…。私には面白いとは、思えないのだった。もっとどうにか仕様がありそうな気がして…。

 昔のドラマ『刑事コジャック』で、このように現在と過去が混在している回があった。あの時は画面の切り替わりが見事だった。再放送で大人になってから観た時は舌を巻いた。スゴイと思った。今の映画って、昔のドラマ並?

 

東北新社
21グラム (初回出荷限定価格)


 ピーター・ウィアー監督は『ザ・ラスト・ウェーブ』の頃から注目している好きな監督。大ヒットした映画も多いけれど、一風変わったこだわりのある作品を作り続けている。

 この映画は、日本では一部で酷評されている。そういう人は原作や歴史物に興味がないのではないかと思う。映画の楽しみ方そのものも、違うのだろう。
 私は充分楽しめた。ピター・ウィアーらしい光の使い方で、絵画のように映像を美しく見せている。迫力のある戦闘シーン。男たちの格好良さ、荒れる大海原、ガラパゴスの大自然、素晴らしい映像だった。昔の気品ある凛々しい軍人たちの姿もすごい。少年であっても、軍人。片腕を切り落とされ、更に雄々しく戦うのだ。あの時代のすさまじい戦いを見事に再現してみせている。感動した。
 大胆であり、繊細な処もある、監督らしい映画だった。

 最後なんだか、泣けましたぞ。



ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
マスター・アンド・コマンダー
タイトル: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 特別版
 シリーズとしてではなく、単体でも面白かった。
 主人公達がティーン・エイジャーになって成長し、演技力が増したのも力強いのだが、今回はドラマの展開が早かった。新たな登場人物も魅力的だった。
 原作のように人物紹介と物語の説明に重きがあった前作までと雰囲気が違う。楽しいだけのファミリードラマではなく、ハリーのダークな部分も出ていて人間味が増している。見応えがあった。
 それにしても、ハーマイオニーは、カッコイイ。あの年頃の女の子は男子より、大人びてくるのだが、しっかり者で強い。そして、美人だ~。今回はファッションでも自己主張していたね。
 ロンは相変わらずだ。とぼけていて、それでいて重要な所を握っていて。良い友達だ。
 監督が替わってどうなるかと思っていたけど、なかなかでした。
 原作はますます、重く厚くなって行く。次作はどうなるんだろう? 映画化をするとき、ある程度のエピソードは省略されるのは仕方のないことだ。監督や脚本次第。
 映画が原作と全く同じイメージになることはない。そこを原作をなぞって近づけるか、別の物として魅力を作り出す事が出来るか。そこは監督の腕次第。原作を越えたイメージを、この作品は生み出す事に成功したようだ。
 私はやっと、ハリー・ポッターの魅力を知ることが出来た。

ラスト・サムライ

テーマ:
 噂通りでした。これは監督のものでもトム・クルーズのものでもなく、渡辺謙さんの映画でした。よっく観れば富士山でかすぎ、あれれ?と思う所もあるが、許そう。ハリウッド映画で、初めて日本を正しく描いた映画であると。精神そして動作の美しさ、伝統を再現したものと言えよう。感動…。
 渡辺謙さん、真田広之さんの協力も甚大だったろうが、それを聞き入れる度量が監督たち、アメリカサイドにあった故の完成度だろう。今、アメリカではじんわりと日本ブームだとか。その時にこの映画はピッタリ。謙さん、アカデミー助演男優賞、残念でした。でも、世界の人々の心に深く残る演技でした。
 殺陣も戦闘シーンも迫力ある。もう一度観たい。じっくりと。DVDが出たら絶対に買う、と映画館で観た日に決めました。内容に付いてはあえて書きませんが、あなたが少しでも映画が好きなら、観るべし。日本っていいなとジーンとします。そして日本人が作れなかった事を悔しくも思うでしょう。ですが、何より素直に感動します。

 映画館で久々に泣いたけど、DVDを購入し、家で思う存分泣きながら観た…。

 


ワーナー・ホーム・ビデオ
ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉

タイトル: デイ・アフター・トゥモロー 通常版
 科学的にありえねー、嘘ばっかと言う記事を事前に読んでしまったので覚悟して観ました。ある人は、ポールシフトでも起きたらあり得ない話ではないと言うけど。
 パニック映画として、なんだか物足りなかったですね。やはりあり得ないからでしょうか。嘘だらけーと思えるので。しかし、地球温暖化は確実に起こっているし、東京の温度もすでに亜熱帯と同じだと言う。あれほどのスピードではないにしても、近い未来、あり得ないとは言えないだろう。
 それを、「温暖化は幻だ」と言い張っている国が作るとは、面白いものだ。
 地球はどんどん壊れて行っている。もう、止められないが、お馬鹿な大国が頑張れば、どうにかなるかも、なんだよね。
 ま、そこそこの映画でした。コマーシャルほど、面白くはなかった。テレビで観ても良いかも。。って感じました。

 久々に超ド級のB級映画を観た。ペキンパーとジョン・ウーをセルジオ・レオーネで仕上げたような、撃つは死ぬはのドンパチで、悪玉とヒーローは撃たれてもなかなか死なない不死身で、出てくる人物みんながくせ者で、裏切りがあって誰が味方かコロコロかわりの、娯楽映画だった。
 凄い。久しぶりにこういう映画を観たぞ。ぶっ飛んで死ぬシーンでも、全面に陽気なマリアッチが流れている。古きマカロニウエスタンの流れだわさ。たまりませんわ、って映画だった。こういうジャンルも今あってもいいじゃないか~。

 主人公はもちろん「エル・マリアッチ」のアントニオ・バンデランスなのだけど、非道なエージェント役のジョニー・デップが、喰ってしまいましたね。ジョニーがやると、ただ者ではなくなるね。結局ジョニーが主人公? で終わったね。
 しばらくマリアッチが耳から離れない。またメキシコに行きたいな~。全然スペイン語が聞き取れなかったが…(汗)
ミッキー・ロークが出ているが、すっかり変わった顔である。わっかるかな?
 
 さすが、ロドリゲス。とにかく面白かった。大満足出来ました。

 でもさ…、ああいうシーンでジョニーくん、痛くないのか。いいの、それで。それも不死身?ひえ~。



ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード
 ホラー映画の、今では古典と言われている『ゾンビ』のリメイクなのだそうだ。現代風にスピードを増したゾンビが襲ってくるが、なんだかね…。こういうシーンは他の映画でも多く観た気がする。新しくない。リメイクの意味があったのだろうか。一言。。ビデオで観た方が良いよ。
 新しく革命的だった『ゾンビ』の何を受け継いだのか。一時代を築いた作品のリメイクを、作る意味があったのだろうか。
 ゆっくり起きあがる不気味さの方が、怖い。アクティブなゾンビは別物だった。違う。。。マイケル・ジャクソンのスリラーを踊っていたゾンビの方に親近感を覚えるのであった。スピードがあるゾンビは、多くのエイリアンに寄生された人間と同じ感じだった。あれは、ゾンビではない。見終わった後、力が抜けた。観るのではなかった、と。
 しかし、感動も憤慨も、観なくてはわからないしね。
 あ~あ。