書き出してみると割と書けるね…ってことで、むかご餅ですー。
今日の食事日記:朝:ご飯・きゅうりの糠漬け・ちくわの磯辺揚げ、昼:とろろ蕎麦・にしんの煮つけ、晩:ご飯・みそ汁・餃子・メンチカツ・トマト
過去の記事を読み返すと9割は艦これなんですが、これからは他のことも書こうかーと思います。特に手を付けたいのは、日々いろいろと観てる映画とかアニメとかについてですよねー。
現在のところあんまり地上波は見ず、スカパーとかレンタルとかが主流なんですが。まぁとにかく観たものをごった煮的に書いていこう、と思うっす。
今日は先日スカパーで録画しておいた『男たちの大和/YAMATO』についてですな。『艦これ』やる前だったら見向きもしなかった気も^^;
ちなみに上に挙げた画像は著作権フリーのものなんですがー、有難いことにこの映画の撮影現場を撮ったものとのこと(広島県尾道にロケセットが作られたそうですがー、そこがしばらく一般公開されてたみたいですねぇ)。使わない手はないですなw
この映画には原作があって、元々はけっこう前(1983年)に出版された模様。映画になるのに先立って「決定版」が文庫で出たりしたようですな。
以前、阿川弘之の『軍艦長門の生涯』は読んだけど、この辺はまだ未読。ま、とりあえず映画で味わえばいいかー、ってことで視聴開始。
あらすじというか構成としては、大和乗員だった元兵曹が戦後になって引き取った養女(鈴木京香)が、大和沈没から60年の節目に沈没地点に行きたいってことで、同じく大和乗員だった老漁師とともに船出する現代編と、大和沈没までの数年(数か月?)を描く過去編が並行する…って感じ。
戦後60年なんで、鈴木京香が演じる養女さんも60近くないとおかしいと思うんだけど、とてもそうは見えないねぇ。まぁそれは重箱の隅ってもんですかね。
基本、大和が沈没するまでの話なんで、明るくはないですわ。それは織り込み済みなんですがー、「もうちょっとこう…」という点が幾つかあったりしましたな。
1つは、主砲の砲撃シーン。主人公(誰が主人公かいまいち分かんないけど、たぶん現代では老漁師になってて若い頃は松山ケンイチが演じている少年兵)たちは機銃の担当なんで、機銃の射撃シーンには力が入ってる一方(妖精さんたちもこんな大変な思いして対空射撃してんのかよ…)、主砲は何だかちょっとショボい気が。まー、そもそも上層部じゃなくて下士官や兵を描くという意図があったそうなんで、仕方ないのかもと思いつつ、主砲が凄くなきゃ大和を題材にした意味もないのではーと思ったりも。
もう1つは、上にも関連するけど、「男たちの」といいつつも、下っ端の人々にウェイトが行き過ぎじゃないかね、ってことですな。いや、上層部を描いた映画はいっぱいあるんでしょうけど、なんつーか、上から下までフラットに描いた映画なんだろーなー、と思っていたんでちょっと意外な感じがしましたわ。
あともう1つ。過去の話が基本でその間に現代編が入る感じなんですがー、その現代編の最後の方で、老漁師にとあるアクシデントが生じる…んですが。このアクシデントがね、ぶっちゃけ要らなかったんじゃないかと。
なんか、唐突な感じになっちゃってる気がするんですよねぇ。途中でご飯食べたりしながら観てたんで、ひょっとしたら序盤に伏線があったのかもしれませんけど。にしても、あそこまでやらんでも、普通に過去に囚われてた老漁師の半生を挿入するくらいでも良かったんじゃないかねーと思います。。
なんか先に下げることばっか先に書いちゃいましたが、件の機銃の訓練や射撃のシーンはなかなかいい感じでしたー。精神主義な懲罰とか、上陸した時の解放感とか、その辺も現実味があったと思ふ。大和は格好いいけど、乗組員になりたいかっつーと、やっぱり嫌ですな。
あとは、準主役みたいな役どころを反町隆史と中村獅童がやってるんですが、この2人の戦友感もよかったb。特に中村獅童が演じる内田守二等兵曹は、凄味があってしかも優しさもあってグッドですわ。実在の方がモデルなんだそーで。
あとは、音楽が久石譲、主題歌が長渕剛ってところもミスマッチなようで割と良かった気が。ジブリ映画の音楽で知られてる久石譲が、こういう鉄と火薬と男臭い作品やるのは珍しいんじゃないですかね。なんとなくヒューマンドラマっぽいのが多い印象(この映画もヒューマンドラマと言って言えなくもないけど)。
それにしても、大和も辛い最期だったもんですな。艦娘の大和は、あんまりそういう様子を表に出したりしないけど、桜を見ながら涙を流したりする(今年の春ボイス)のは、やっぱりその時期に沈んだからなんだろうね。。
「そろそろお休みにならないと」と言ってくれる大和さんを見て、同じ思いはさせんよと密かに誓う、むかご餅なのでしたー。
あれ、けっきょく艦これ記事になった気が…と思いつつ、今夜はここまでで。またいずれノシ