東京都目黒区下目黒のマンションで昨年12月、浴槽内で死亡していた住人の女性歯科医=当時(31)=の首に絞められたような跡があることが17日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課と目黒署は事件に巻き込まれた疑いが強いと判断、捜査員を増員し本格捜査に乗り出した。絞めたような跡は薄く、のどの骨も折れていないため絞殺でない可能性はあるが、浴槽の水を飲んでいなかったことや、死亡直前まで使用していた携帯電話が見つからないなど、不審点が複数あることから事件性が高いと判断した。

 捜査関係者によると、死亡した女性は矯正歯科が専門で、都内の大学病院に勤務していた。12月23日午前10時ごろ、女性が病院に出勤してこなかったことを不審に思った知人男性が自宅マンションを訪れ、浴槽内に頭まで水につかった女性の遺体を発見した。玄関は無施錠だった。

 女性は前日の22日夜、JR恵比寿駅付近の飲食店で開かれた忘年会に参加、6時間以上酒を飲んでいた。23日未明、自宅近くの商店街でタクシーを降り、歩いて帰宅。商店街付近の防犯カメラには、携帯電話を使用しながら歩く女性の姿が写っていた。

 捜査1課は女性の部屋や付近の下水道を捜索するなどしたが、携帯電話は発見されていない。携帯電話の電波は自宅周辺で途絶えていたという。

 女性には致命傷となるような目立った外傷はなく、死因は特定されていない。だが、風呂の水を飲んでいないことから、浴槽の水に顔を沈める前に死亡したとみられる。

 首にはひっかいたような傷があり、ロフトにあったベッドには失禁した跡があった。

 捜査1課は、布団付近で何者かに襲われた可能性もあるとみて、女性の携帯電話の通話履歴を調べたり、知人らから事情を聴くなどして捜査を進めている。

 現場は東急目黒線不動前駅から北西約300メートルにある住宅街。女性は過去に優秀研修医として表彰されたこともあった。勤務先だった大学病院は「警察に任せているので、詳しくは答えられない」としている。

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