旧司法試験から予備試験、司法試験へ

『花瓶に水をあげましょう 心のずっと奥の方』~THE BLUE HEARTS「情熱の薔薇」

参考(受験記録)
社会人からの旧司法試験、独学スタート
H20年7月~ほぼ中断、数年のブランクを経て予備試験へ
予備論文1回目(H24)、不合格→「3倍速」でインプットやり直し
予備論文2回目(H25)、合格→口述不合格
予備論文3回目(H26)、合格→口述合格
司法試験1回目(H27)、合格


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1.ブログの更新について
第70期司法修習に行くことになりましたので,ブログの更新は,中断することにします。
仮に再開するとすれば,来年の12月以降となります。

閉じてしまうことも考えましたが,予備試験の口述失敗体験は,それなりに参考になり得ると思いますので,置いておこうと思います。


2.社会人受験生の方へ
もしかすると,口述に落ちてしまった社会人の方がいらっしゃるかもしれません。
口述落ちは本当にしんどいです。私も,心臓がぽろっと床に落っこちるような感覚でした。
しかし,二度落ちはまずありませんし,一度論文に受かれば,また受かりやすいです。
私やよしきさんが,実例です。

もっとも,口述を失敗せず突破した予備合格社会人の中にも,司法試験の方は一回では合格できなかった人が、想像以上に多いです。社会人予備経由の司法試験合格者の集まりがあり,意外に感じましたが,公表資料のとおりの実態があるようです。特に30歳代半ば以降,合格率が下がります。

かつては,平成23年度の予備1位合格者の方も司法試験は一度不合格になっておられます。
ほんのちょっとしたコツのようなものが,意外と点数に響くようです。

社会人受験生の方は,特にこの点注意して、準備する必要があるようです。


3.修習後について
修習は,もう少し先をイメージしていたのですが,実家の親の状態など,諸事情を総合考慮して,このタイミングで退職しました。

本当は,弁護士業務それ自体ではなくて,リーガルサービスでの起業の方に興味があるのですが,無職無収入となり,甘いことを言っていられなくなったので,まずは法律家として,即独で飯が食っていけるように,精進したいと思います。


4.とりあえずの終わりに
去年合格した際にも書きましたが,様々な方のブログに励まされたり,参考情報に接することができました。

多くの方に感謝しつつ,修習に行ってまいります。

それでは,また。

2016年11月29日 最終更新
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下位合格でした。

公法系 上位20%くらい
民事系 上位15%くらい
刑事系 真ん中くらい
経済法 予想より悪い20点台!思いっきり下位!足切り危なかった。

予備の受験生の方、選択科目の選び方には、注意しましょう。
経済法はとても試験向けだと思いますが、思わぬ基本部分で、がっつりやられないように(今回経験)。
予備資格受験生でこれから決める方には、労働法をおすすめします(予備口述落ちた年に、LEC矢島講師のweb講座を半分やってみての感想)。

なお、総合では論文順位よりも150位上がっています(1600位くらいまで揺り戻し)。
論文下位合格レベルの場合、択一高得点には、それなりの『復元力』がある、ということだと思います。
択一は、なめてはいけません。かといって、時間を割くことはできませんが。
民法中心に、効率よく、正解に直結する知識を完璧にしましょう。


成績通知も来たので、ブログ仕舞いにとりかかります。

社会人受験生の方、心の中で、応援しています。
多くの若手受験生が知っていて普通に書ける規範を書いて、問題文の事実を引用・少し評価らしきことを書いて当てはめる。
その作業を淡々とやれば、受かるようです。

穴を無くすこと、本番では問題文と設問をよく読むこと、誘導に素直に乗ること、記述は無理しないこと。


私自身は、ずいぶん長く、だらだらと、季節労働的に、中途半端に勉強してきました。
そのくせ、旧司法試験に合格できなかったモヤモヤ感と、なかなか決別できなかった。
予備経由で司法試験に合格できて、下位合格であるにせよ、よかった。

この間、web上の方々の記事に、勇気づけられることがたくさんありました。
ですので、社交辞令ではなく、いろいろな方に、感謝しています。

ありがとうございました。


そして、ALL DONE.


受験勉強は全て終わったので、このブログは、ようやくおしまいです。

修習に行く人たちの横顔が眩しいですが、自分は自分。
あまり変わり映えしなくても、あせらず、いつか。


それでは、また。

さようなら。
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初めて予備論文を受験したのが、平成24年で、190点ほどで落ちました。順位は真ん中くらい。
合格点が230点だったと思います。相当差があるわけですが、当時、自分としては、「予備は、ちゃんと勉強すれば、絶対に受かる」と確信しました。知識で落ちたのが、明確だったからです。

平成24年の予備論文に向けて使ったメイン教材は、平成20年で実質撤退した旧司法試験当時のもので、主として辰巳の合格者講義でした。論文式六法というシリーズです。
内容も古くなっていたのと、なにより、網羅的な、漏れのないインプットが重要だと思ったので、教材を一新しようと考えました。平成24年10月ごろです。

しかし、今から基礎講座、入門講座をとって回すのも、時間もお金もかかるし、どうしようと思っていたところに出会ったのが、当時のLEC、工藤講師の「3倍速インプット講座」でした。
キャンペーン価格で10万円程度と、値段も手ごろ、時間も7科目で100時間程度と、自分の勉強環境(時間制約)にもあっていました。

旧司法試験のころは、7月の論文受験後は、再現を済ませたあと翌年3月ごろまでノー勉強でしたが、この年は年末~年明けも3倍速を視聴し、勉強をつづけました。

時間的には、しれていますけれど、勉強を年間継続して行うのは、初めてでした。

ぐっと、力が定着した実感がありました。

けっきょく、時間不足で民法は積み残しになりましたが、その他の科目は、択一準備をする前までには終わりました。
択一後はひたすら3倍速を繰り返し、論証集を読み込み、一定程度暗記もし、あわせてスタン100で旧司法試験過去問(商法行政法を除く)をやり、論文の森の商法行政法の参考答案を回すという勉強をしました。
5月の択一後、7月の論文までは、朝早く起きるなどして、かなり無理して勉強した記憶があります。
すると、平成25年度の予備論文試験では、232点で、通過することができました。

なので、合格に役立ったベスト教材は、工藤講師の3倍速ということになります。

ただし、平成25年度は口述で落っこちてしまいました。
普通に考えて、予備論文2回連続合格は難しいだろうと思い、かなり相当、元気が出ませんでしたが、合格はしたいと思ったので、勉強はつづけることにしました。
そして、確実に合格したいと思い、新たに、工藤講師の論文インプット完成講座を視聴することにしました。
これも、非常に役立ったと思いますが、3倍速は2度ほどwebで視聴し、テキストは何度も繰り返したのに比べ、こちらのほうはタイムアップで、視聴は一周のみ。ただし、テキストは3~4回は繰り返しました。

あと、LECに再現を出して半額券をもらったので、矢島講師の択一用の講座も取りました(5万円ほど)が、これも聞きっぱなしになってしまいました(テキストの繰り返しも無し)。
ただし、基本事項で誤解している箇所がたくさん見つかり、その点では有益でした。矢島講師の説明は非常にわかりやすいので、初学者向きだと思います(入門講座をとっている人には不要かもしれません)。

平成26年の予備試験前は、前年のような気合がどうしても入らず、直前の勉強時間もがくっと減りましたが、3倍速の繰り返しはやり切りました。インプット完成講座の参考答案も、通読したと思います。
その結果、本番ではいまいちな手ごたえでしたが、やはり232点で、再び通過することができました。
口述にも、なんとか合格することができました。

なので、合格に役立った教材として、3倍速以外に演習教材を挙げるとすると、工藤講師の論文インプット完成講座ということになります。

平成27年の司法試験に向けて、新司法試験の過去問をやる必要がありました。

が、本格的に着手できたのは、今年(2015)の2月になってからでした。

当初、LEC工藤講師の過去問講座をやろうとしましたが、高度すぎというべきか、一度問題を解いている人じゃないと、ついていけない感じでした。

そこで、伊藤塾の伊関講師の過去問解説講座を視聴することとしました。
こちらは、かみ砕いた説明で、非常にわかりやすく、かつ、とにかく早く7年分を回すことができました。

なので、合格に役立った過去問分析の教材としては、伊藤塾の過去問講座ということになります。
あと、スタン100です。旧司法試験は、新司法試験合格の最良の教材の一つだと思っています。

なお、伊関講師の講座は、3倍速でのインプットも並行していたため、視聴は一回だけ。
もう一周したかったところで、本試験になりました。
実は予備合格すると思っていなかったので、夜間土曜中心のローに通学しはじめたのですが、授業の予習が思った以上に大変で、平成27年度司法試験にむけて、受験勉強の時間確保は、非常に困難でした。
本試験の前の日の夜にも授業があり、10時に終わって、試験会場近くのホテルに行くというありさまでした。
それでも、3倍速テキストと付属の論証集を繰り返し、伊藤塾の過去問講座をやることで、何とかなったというところです。3倍速以外のインプット系教材に手を出したり、あれこれ演習書に手を出したりすれば、何もかもが中途半端になって、うまくいかなかったと思います。

以上のとおり、司法試験合格に直接役立ったと思っている教材は、次の通りです。
・工藤講師の3倍速インプット→今はアガルートの100
・工藤講師の論文インプット完成→アガルートで同様の講座あり
・伊藤塾伊関講師の過去問講座
・旧司法試験の過去問(商法・行政法を除く)、論文の森(商法・行政法)

予備が始まってからは、新たに通読した教科書はリークエ会社法のみ。
ロー向けの学者演習本の類は、一切使ってません(ケースブック刑法は授業でやった)。
予備校の答練は、旧司法試験、予備試験、司法試験を通じて一度も受けていません(今思うと、受けたほうが絶対によい。悪い癖を修正する等は人に読んでもらわないと無理)。

ということで、私の場合、司法試験に直接役立った教材は、予備校の網羅的なインプット教材と過去問分析教材、それに、旧司法試験の過去問ということになります。

旧司法試験をやっているころは、論証を覚える作業は、やったことがありませんでした。

この作業をやったH25の予備直前には、なんとなく、受かるような実感がありました(実際に受かったが口述落ち)。どんな問題が出ても、そこそこ書ける気がしたからです。
予備試験・司法試験に合格するには、本番で、一定量の記憶を維持しておく必要があります。
そのためには、反復回数が重要であり、そうなると、必然的に、教材は絞り込まなくてはなりません。私の場合は、時間的制約のため、必然的に3倍速中心になったのですが、それが結果的に良かったのだと思います。

私は予備校の入門講座を受講しなかったため、非常に回り道をし、最終的に3倍速で救われたのですが、おそらく、予備校の入門講座をしっかりやれば、予備試験・司法試験への対処として、知識的には十分だと思います。
なので、おそらく、入門講座の予備校テキストを持っているなら、これに書き込みをするなどして、自分のテキストを作りこんでいくのがいいと思います。

もちろん、予備校テキストでなくても、基本書を使った入門講座であれば、その基本書でいいと思います。
個人的には、科目によっては、薄めの基本書をベースにする方がよい場合もあるように思っています。
とにかく、自分にとっての「ベース教材」を繰り返すことで、記憶の定着を図る。そのうえで、基本的な演習教材の繰り返しで、答案の基本型を脳内に定着させる。
あわせて、新司法試験の過去問を分析し、本試験の答案イメージを自分なりに作り上げ、旧司法試験の確認も行う。

以上は、旧司法試験で、基本知識にあちこち漏れがありながらも、一応総合A落ちの経験のある一人の受験生の私見です(つまり旧司法試験の択一合格レベルの知識はあった)。

勉強の仕方は、人それぞれだと思います。環境や勉強期間によっても異なるので、誰にでも当てはまる勉強方法や教材は、ありません。


例えば、3倍速テキストは、全くの初学者では講義についていけないレベルだったと思います。本当に初めての人は、入門的な講座をとるべきでしょう(塾やLEC、辰巳の入門講座や、アガルートの300)。

逆に、そこそこ勉強経験と知識はあるが、まとまった知識になっていない人には、ものすごく強力なツールになります(現アガルートの100は、カラーでさらに勉強しやすくなっているようです)。

このように、人によって使うべき教材は異なりますが、普遍的なアドバイスとしては、時間が限られた社会人は特に、教材の絞り込みに留意して、無理と無駄のない勉強をすることが、とても重要だと思っています。

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