信州最速プロジェクト

10000m29分台プラス月間走行500km、この条件にあらずんば、市民ランナーにあらず。


テーマ:
長野マラソンを走ってきた。

結果は2時間55分57秒。
もはや、順位も分からないくらいだ。

今回、せっかくふるさと招待選手ということで呼んでいただいたのに、なんとも不甲斐ない結果で、もうごめんなさいとしか言いようがない。

もう少しなんとかなって欲しかったのだが。


原因は12月に痛めていた左足だった。

治療をして少しずつ走れるようになってきたので、30kmまで行ければあとは我慢して乗り切りたいと思っていたが、そうはいかなかった。



レース前半は3分20秒~25秒くらいで無難に走っていた。

しかも3kmまではラバン・ムタイ選手の後ろで走りの観察をしていた。


ちょっと速かったので離脱して、しばらくは1人でのんびり走っていった。

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これは8kmくらいだろうか。
このときは、まだまだ平気だった。


足の違和感はあったが、走りに影響が出るほどではなかった。


とりわけ16km付近のエムウェーブまではなんとか走っていたのだが、このあとがいけなかった。

左足の痛みがひどくなり、地面をつくことがうまくできなくなってきた。

庇いながら走っていたためか、ペースが3分20秒から3分50秒まで一気に落ちた。


二進も三進もいかなくなって、20km地点の手前でついに路肩に止まってしまった。

シューズを脱いで足をマッサージ、3分くらいして少し楽になったのでJOGを始めた。

もうペース云々ではなく、走れればいいやという感じだった。

たくさんの選手に抜かれ、そしてそのペースに追いつけないもどかしさ。

24kmくらいでまた止まってしまった。

マッサージしてなんとかなるだろうか。
たぶん、ならないだろう。


こうなったら、強引にほぐすしかない。
とりあえず裸足になって、シューズを持ってアスファルトを走ることにした。

裸足で走ることで足底を刺激して、ほぐす作戦だった。


これが、なかなかいい感じだったのだが・・・、沿道の方々の驚きが半端なかった。

惨めなランナーに思われている感じでしかなかったので、走りながら「足底をほぐしてるんです。」と説明をしたが、だんだん面倒くさくなってきたので、26kmでまたシューズを履いて走ることにした。


シューズを履いていたら、そこにいた女性の方々が私のことを知っている人で、「無理しないで棄権した方がいいよ」と心配をしてくれた。

本当にありがたいことだと思いながらも、もう少しだけ走ってみようと思った。

その反面、もうここで棄権だなぁと思っていた。
収容車を探しつつ、ゆっくり走っていたのだが、そこにゲストランナーのエリック・ワイナイナ選手が現れた。

ワイナイナ選手は昨年のニューカレドニアで一緒だったことや、今回の長野マラソンの開会式でも席が隣だったこともあり、わりと親しい仲だった。

自慢ではないが、須坂市の湯っ蔵んど(温泉)で一緒になったこともある。

(※「自慢ではないが~」から始まりくだりの約9割はやはり自慢である。)


ペースが同じくらいだったので、一緒に走ることになった。

脚が痛くて、棄権しようと思っていたことを伝えると、

「走れるならゴールに行こう。マラソンは完走できればいいんだよ。」

と、言ってくれた。

幸いにも、裸足で走ったことによって、足底がほぐれたのか、JOGはできるくらいになっていた。


ここから自分のモチベーションがゴールすることに変わった。


突風は吹くし雨は降るし散々なコンディションだったけど、へっちゃらだった。

なぜなら、ゴールに向かうと決めたからだ。



30kmを過ぎると、小林季生選手(諏訪市陸協)が私の前に現れた。

「コンディションは悪くてタイムは狙えないし、駅伝も控えているので30kmで棄権しようと思います。」

彼はそう言った。

もしかしたら、それが彼にとって最善の選択だったかもしれない。


しかし、私は彼を道連れにすることにした。

「JOGしてゴールまで行こう。」

彼は素直でイケメンなので、私の提案に賛同した。


実は私がこう言ったのには、2つの理由があった。


1つ目はうまくいかないからといって、投げ出して欲しくなかったからだ。

マラソンはうまくいかなかったとしても途中で棄権しようと思えばできるだろう。

でも、人生はそうじゃない。
世の中うまくいかないことばかりだ。
理不尽なこともあるし、思い通りにいかないこともある。

でも投げ出したら、きっと同じことの繰り返しだ。

いつまでたってもうまくいかないだろう。
彼はこれからの選手なので、それを伝えたかったのだ。


2つ目の理由は、今度の市町村対抗駅伝では彼は私の敵チームだからだ。



さて、3人で走っていると不思議と心地よいリズムで走ることができた。

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ナンバーカード「22」と「222」の奇跡のコラボ。



タイミング次第では、棄権していたかもしれなかったが、エリック選手のおかげで私はゴールすることができた。


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これはゴール後に一緒に撮った写真だ。
今日のリザルトは決して良かったとは言えないが、エリック選手と一緒に走った16kmは一生忘れることはないだろう。


そして、この後シャワーを浴びに行こうとエリック選手に誘われ、オリンピックスタジアム内で2人で迷子になって、彷徨ったのは内緒にしておきたい。



最後に、長野マラソンは今回で8回目だった。
毎回同じようなコースを走るのに、それぞれ全く違った記憶として残っている。

毎年想いもコンディションも違うからだが、次に長野マラソンを走らせてもらえるチャンスがあるならば、次はもっと前の方で強い走りをしたいと思う。

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